依頼者:
カルメロ(Carmelo)
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バストゥーク港・酒場
依頼内容:
別れた恋人への思いを断ち切ろうと思う。
恋人のために書いた曲の楽譜を
ボスディン氷河の南にある、
「鏡の池」に沈めてきて欲しい。
Carmelo : 鳥の届けた手紙……か。
実はそれは、僕の書いた物だ。
鳥たちにずっと送ってもらっている。
Carmelo : 僕には大切な人がいた。
グスタベルグの川辺で出会った同じ冒険者……。
そう、まるでセイレーンのように美しい人だった。
Carmelo : 共に協力して、北の地を
目指す旅に出ようと約束していた。
旅立つ時はイフリートの空に消える
飛空艇に乗って行こうと……。
Carmelo : そのために資金が必要だった
僕は、2人の出会ったきっかけだった
セイレーンの涙まで金に換えた。
Carmelo : 結局だいじなものを忘れた
僕らはすれ違い、別れてしまった。
彼女の消息はその後聞いていない。
Carmelo : 手紙が彼女に届くなどとは
思っていないが、何か償いのような気がして、
ずっと出しつづけていたんだ……。
彼女が1人で北へ行くこともあるかと……。
Carmelo : もう女々しいことは
やめようと思う。募る北の地への想いを
つづった曲も書いたが、これももう捨てよう。
Carmelo : 彼女と行くはずだった、
ボスディン氷河の南東にある「鏡の池」に
雪がやんだ日に沈めてきてもらえないだろうか。
Carmelo : そのときだけ凍った池に
紙でさえゆっくりと沈んでいくという。
その池に将来を誓った証の書を沈めようと
考えていたんだ……。
だいじなもの:カルメロの楽譜を手にいれた!
カルメロの楽譜
狂想曲
「氷河に果てる恋」
愛しのダリアに捧ぐ カルメロ
(Mirror Pondを調べる)
Dariah : あなた、そこで何を……?
Dariah : え? カルメロに頼まれて
ここに……? あの人はまだ……。
Dariah : そう、私がカルメロの元を
去った女……。理由? そうね、
彼の時計の針が崩れ落ちそうだったから……。
Dariah : 彼は私のためと思って何でも
してくれた。生活のためと思って
2人の記念だったものまでお金に換えた。
Dariah : そのことに怒った訳じゃないの。
このままじゃ、彼が私のためにすべてを
捨てるような気がして……。
Dariah : きっとこのままでは、
彼は前を向くことをやめてしまう。
彼の時間が、止まってしまう。
Dariah : 私たちは時計の短い針と
長い針のようなもの。歩くスピードが
違っても、またいつかめぐりあえる。
Dariah : でも彼はその場に
立ち止まってずっと一緒にいようとした。
無理な話よ。時計の針にはね。
Dariah : そう、動かぬ時計の針は、
いつか崩れ落ちるわ。
Dariah : 彼に伝えて。同じ世界の上を
歩く限り、いつか会えるかもしれない。
だから時計の針を止めないで……と。
(Mirror Pondを調べる)
池は鏡のように輝いている……。
Carmelo : 行ってきてくれたか。
……えっ!? 彼女に会った?
それで彼女は……
Carmelo : 確かに彼女のためなら
すべてを失ってもかまわないとさえ思った。
その気持ちが、僕の時間を止めていたと……。
Carmelo : 進まぬ時計の針はいつか
崩れ落ちる……。その通りかもしれないな。
Carmelo : ありがとう。少し目がさめたよ。
彼女と笑ってまた会えるよう、時計のネジを
巻くとしよう。これはお礼だ。受け取ってくれ。
ラミアの竪琴を手にいれた!
ラミアの竪琴
Lv44~ 吟
■関連項目
バストゥーク港
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最終更新:2013年03月14日 21:20