大いなる遺産

Chasing Quotas
依頼者:
 スロリアン(Ceraulian)
  / サンドリア港・倉庫A
依頼内容:
 ブルゲール商会の仕事を
 手伝ってほしい。
 商会にとってノルマ達成は鉄の掟なのだ……。


サンドリア港 / 倉庫A


Arminibit : そういやおまえ、今回のノルマは
達成したのか?

Ceraulian : い、いや、実はまだなんだ。
もうすぐリーダーが来るってのに
このままじゃこっぴどく叱られちまう。
どうすりゃいいんだ……。

Arminibit : おまえもここんとこ、いろいろあって
忙しかったからな。だが、こればかりはどうして
やることもできん……。

Brugaire : よう、しっかりと稼いでるか、お前たち。
金を産まねぇやつはここにいなくても
いいんだからな?

Arminibit : ほら、この通りだ。

Brugaire : ヘッ、ギリギリセーフだな。
まぁ、いいだろう。次からもしっかりやれよ。
Brugaire : どうだい、もちろんノルマは
達成したんだろうな?

Ceraulian : い、いえ、それがその……。

Brugaire : ン? どうした、まさか達成して
ないんじゃないだろうな? お前、確か赤ん坊が
生まれたんだっけ……。ミルク代も大変だろう。

Ceraulian : へ、へい。

Brugaire : じゃあ、どうすりゃいいか
分かってるな?

Ceraulian : ノルマを達成すること、です……!

Brugaire : 分かっていればいい。
もう少し待ってやろう。次に来た時に
こんな状態だったら、かみさんと赤ん坊を
路頭に迷わすことになるぞ!


Ceraulian : まいったなぁ……。

Arminibit : おまえどうすんだ、あてはあるのかよ?

Ceraulian : いや、ないさ。
金の髪飾りなんてそうそう手に入るもんじゃないし。
このままじゃ一家が路頭に迷っちまう。
Ceraulian : あんた、もしよかったら
金の髪飾りを持ってきてくれないか?
お礼は何もできないから、無理はいえないけど……。

選択肢:どうしようか?

>>今はやめておく
+ ...
Ceraulian : そうだよなぁ、今時無報酬で
仕事を受ける冒険者なんていないよなぁ。



Ceraulian : あんた、もしよかったら
金の髪飾りを持ってきてくれないか?
お礼は何もできないから、無理はいえないけど……。

>>やろう

Ceraulian : ホントかい?
ま、あまり期待しないで待ってるぜ。なにせ今時
無報酬で仕事を受ける冒険者なんていないからな。



Ceraulian : 金の髪飾り
あまり期待しないで待ってるぜ。なにせ今時
無報酬で仕事を受ける冒険者なんていないからな。

Arminibit : ブルゲール商会において、
ノルマは鉄の掟だからな。これが守れなくて
抜けていったやつは今まで何人もいる。商売ってのは
厳しいのさ。



(Ceraulianに金の髪飾りをトレード)
金の髪飾り
HP-12 MP+30
Lv50~ All Jobs

Ceraulian : これをくれるのかい?
なんて冒険者だ! あんたみたいな人が
この世にいるなんて。リーダーにあんたの
爪の垢でも煎じて飲んでもらいたいよ!

Brugaire : なんだい、何を飲ませてくれるんだ?

Ceraulian : リ、リーダー!
い、いえ、その、赤ん坊が飲んでるミルクが
結構おいしいもんですから、今度ぜひリーダーにも、
と思って!

Brugaire : ……そいつは遠慮しとく。
そんなことよりも、ノルマのほうはどうだ?

Ceraulian : そ、それはこの通り……。

Brugaire : ふむ、まぁいいだろう。
次からは期日を守れよ。

Ceraulian : ハ、ハイ!


Portaure : リーダー!

Brugaire : なんだ、また密輸がバレちまったか?

Portaure : たった今、リーダーのお父上が
息をひきとった、とのことです。
さっそく葬儀の手配など……。

Brugaire : そうか……。

Ceraulian : リーダー、気を落とさずに……。

Brugaire : ハッ、誰が気を落とすって?
何言ってやがる。オレから見れば親父は
つまんねぇ男さ。いつも親父みたいにだけは
なるまい、って思ってた。
Brugaire : 日が昇ってから暮れるまで仕事場にいてよ、
だからまともにしゃべったこともねぇ。
それなのに、金は全然なくてよ。オレは小さい頃から
配達で金を稼ぐ毎日だった。
Brugaire : もう何年も顔を合わせてなかったが、
世間体もあるから葬式ぐらいは出してやらねぇとな。

Arminibit : リーダーは家族のことは話したことが
なかったな……。というか親父さんがいたこと自体が
意外な気がするぐらいだ。

Ceraulian : オレの赤ん坊も、オレが死んだら
悲しむだろうなぁ……。くそ、ちょっと泣けてきた。
もっとがんばらないと、な。



Ceraulian : オレの赤ん坊も、オレが死んだら
悲しむだろうなぁ……。くそ、ちょっと泣けてきた。
もっとがんばらないと、な。

Arminibit : リーダーは家族のことは話したことが
なかったな……。というか親父さんがいたこと自体が
意外な気がするぐらいだ。


北サンドリア / 鍛冶ギルド付近


Miaux : この間はどうもありがとうございました。
おかげさまでとても立派になって戻って
きましたけど……。ランシュリョームさんが
お亡くなりになるなんて。
Miaux : 私が無理を言ってしまったからかも、
って思うとちょっとつらいです。お葬式にも
参列させていただきましたが、とても安らかな
お顔でした。それがせめてもの救いです……。


サンドリア港 / 倉庫A


Ceraulian : リーダー、親父さんのことで
気落ちしてなけりゃいいんだが……。

Arminibit : この度はご愁傷様でした。

Brugaire : いてて、くそォ……。

Arminibit : どうしたんです、リーダー?

Brugaire : 葬式の後、親父の形見をもらったんだが、
不覚にもそいつを盗まれちまった。
後ろからやられてな。通りがかりの娘が
介抱してくれて、ようやく意識が戻った。

Ceraulian : 体の方は大丈夫です?
しかも、そんな大切なものを……!

Brugaire : いや、中身は古めかしい
ブレーだったからオレにとっちゃ何の価値もねぇ。
Brugaire : だがな、商会のお得意さんが
そいつを高額で買い取ってもいい、って言ってんだ。
金づるをみすみす見逃しちまうわけにはいかねぇ。
Brugaire : こいつは商会の人間じゃ手が負えねぇ、
あんたみたいな冒険者の力が必要だ。
報酬は売値の2割だ。ぜひ取り返してくれねぇか?
よろしく頼むぜ!

Ceraulian : いつもながらリーダーは強引だ。
相手の都合なんて聞いちゃいないや……。
ま、相手が悪いと思ってやるしかないな、この仕事は。



Ceraulian : きっとリーダーを襲ったやつは
ずっと後をつけてたんだろうな。目撃者でも
いればいいんだが。

Arminibit : リーダーは家族のことは話したことが
なかったな……。というか親父さんがいたこと自体が
意外な気がするぐらいだ。


北サンドリア / 鍛冶ギルド付近


Miaux : ランシュリョームさんのお葬式、
私も出席させていただきました。修理のお礼も
兼ねて……。

Miaux : ところで……。
その時に、なんだか怪しげな女性がいたんです。
Miaux : 気になったので
後をつけてみたんですが……。
Miaux : 途中で見失ってしまいました。
Miaux : その後もしばらく捜してたんですが、
喪主だった方が倒れていたんで、あわてて
介抱しました。


Miaux : 幸いにもすぐに気がついたんで
安心しましたが、その側にこれが落ちていたんです。
Miaux : 片方のピアスなんですが、
もしかしたらなんか関係があるのかと思って。
Miaux : 私の思い過ごしだといいんですが、
ちょっと気になったもので。これ、私が
持っていてもしょうがないですし、あなたに
預けておきますね。

だいじなもの:片方のピアスを手にいれた!
片方のピアス

ミュー(Miaux)が拾った、女性のものと思われる
ピアス。いい品のように思われるが、
片方だと値打ちはないだろう



Miaux : 怪しげな女性と片方のピアス……。
私の思い過ごしだといいんですが。


サンドリア港 / 倉庫A


Ceraulian : なに、リーダーを介抱してくれた女性が
その片方のピアスを拾ったって? フーン、
事件に関係あるのかないのか……。
Ceraulian : もっとも、そんなハンパな品じゃ
何の価値もないがな。なかなかよさそうなものだから
彫金ギルドでもう片方を作ってもらえば価値が出る
かもしれない。……なんて、職業病だなこりゃ。

Arminibit : リーダーは家族のことは話したことが
なかったな……。というか親父さんがいたこと自体が
意外な気がするぐらいだ。


バストゥーク商業区 / 彫金ギルド



>>通常時
+ ...
Ardea : ここは彫金ギルドです。
御用のない方は作業の邪魔になりますので、
お引き取りください。

Ardea : ピアスを見てほしい?
では……。
Ardea : あら、これは不思議なこともあるもの。
このピアスは先日来たお客様が持ち込んだものと
一緒なものです。なんでも片方なくして
しまったから同じものを作ってほしいって。
Ardea : 確かお客様の名前はエスカ(Esca)さんと
いったでしょうか。うちでは同じものを作るのは
無理でしたから、それを彼女に届けてあげると
喜ぶと思いますよ。



Ardea : そのピアスを持ってきたお客様の名前は
エスカ(Esca)さんといったでしょうか。
彼女に届けてあげると喜ぶと思いますよ。


西ロンフォール


>>通常時
+ ...
Esca : 何か用?
忙しいんだから、邪魔しないでよね。

Esca : アンタ、何か用?
え、このピアスに見覚えはないかって?
Esca : ……! どうしてアンタがこれを
持ってるのさ?
そうか、あの時に落としちまったのか。
あちゃー、ドジったな!
Esca : ばれちまったらしょうがないねぇ、
ブルゲールからブツを奪ったのはアタシさ。
盗賊といえども女、いつも華麗に仕事をしたいのさ。
ところでアンタ、あれが何か分かってんのかい?


選択肢:分かっているか?

>>知っている
    Esca : そう、あれは
    ラスト・ドラグーンが使ってたといわれる
    幻のブレーなのさ。

>>知らない
    Esca : あきれたねぇ。知らないのに
    追ってたのかい? あれはね、
    ラスト・ドラグーンが使ってたといわれる
    幻のブレーなのさ。

Esca : いろんなヤツがそれを
欲しがってるんだけど、アタシの依頼主も
その1人ってわけ。
Esca : え、依頼主の名前?
不思議なことにアタシも知らないのさ。
アタシはある場所にそれを埋めておくように
言われただけさ、代金と引き換えにね。
Esca : もうお金はもらっちゃったから
場所は教えてもいいよ。でもブルゲールにはアタシが
やったってことは内緒だよ。アイツに睨まれたら
仕事がやりにくくてしょうがない。
Esca : その場所はね、エルディーム古墳
抜けた先にある孤島だよ。もっとも、
モンスターを見張りに立たせてあるから、
ちょっとやそっとじゃ取れやしないと思うけどね。
Esca : さ、そのピアスを返して。
それはアタシの勝負ピアスなんだから。



Esca : ブツが埋めてある場所は、エルディーム古墳を
抜けた先にある孤島だよ。もっとも、
モンスターを見張りに立たせてあるから、
ちょっとやそっとじゃ取れやしないと思うけどね。


バタリア丘陵


(???を調べる)

嫌な気配がした!


[Your Name]は、Sturmtigerを倒した。

(???を調べる)

だいじなもの:ランシュリョームの形見を手にいれた!
ランシュリョームの形見

ブルゲール(Brugaire)の父、
ランシュリョーム(Ranchuriome)の形見の品
古い木箱の中に、なにやら重いものが入っている。



(???を調べる)

土を掘った跡がある。


サンドリア港 / 倉庫A


Ceraulian : お、取り返したのか?
さすがだな。さっそくリーダーに知らせないと!

Brugaire : おぉ、確かにこれだ。
ありがとよ!
Brugaire : 親父はある客からこいつのリペアを
頼まれたんだが、修理が終わってもその客は
現れず、仕方なくずっと預かってたそうだ。
Brugaire : 欲しがる客は多かったそうだが、
いろいろ理由をつけて誰にも売ろうと
しなかったらしい。
Brugaire : どうしてどいつもこいつも
こんなものを欲しがるかねぇ? ま、オレにとっちゃ
関係のねぇ話だ。とっとと売っちまって
せいせいしたいところだぜ!


Rahal : ブルゲール、お前が騎士団に
納入した武器だが、どうも粗悪品が多いようだ。
ちゃんと中身を調べて納入したのだろうな?

Brugaire : あ、あぁ。もちろんじゃねぇか。
なんだい、不満があるのかい。だったら
返品してもらってもいいんだぜ? ま、あんな大量に
武器を仕入れられるのはうち以外ないだろうけどな。

Rahal : ……人の足元を見るのか。まったくお前は
自分の仕事に誇りというものがないのか……?
お父上とはまるで違うな。

Brugaire : あんた、親父を知ってるのかい?

Rahal : あの方が鍛えた甲冑により、
何人の騎士が命を助けられたか分からぬ。
誠に惜しい方を亡くした。お悔やみを申し上げる。

Brugaire : ……そうかい。

Rahal : お父上に免じて、この件は大目に
見てやろう。だが、天晶堂も最近はサンドリア進出を
考えているという噂も聞くぞ。
……では、失礼。

Brugaire : お高くとまりやがって。
まるで親父みてぇなこと言いやがるぜ。
Brugaire : ……フン、誇りか。
Brugaire : そろそろフェリペ氏が来る頃だな。


Felippe : ブルゲール、例の品は手に入ったそうだな。

Brugaire : あ、あぁ……。

Felippe : ではさっそく売ってもらおうか。
それが手に入れば、わしのコレクションにも箔がつく。
Felippe : どうした、なにか問題でもあったのか?
心配するな、またわしがもみ消してやる。

Brugaire : ……なぁ、フェリペさん。すまねぇが
この取り引き、なかったことにしてくれねぇかなぁ?

Felippe : ……? 値段が不満なら言ってくれ。

Brugaire : そんなんじゃねぇ。
オレん中での問題なんだ、これは。
違約金は払わせてもらう。
だから、すまねぇけど勘弁してくれ。

Felippe : 今ごろになって何を言う?
もう仲間たちには自慢してしまったんだぞ。
わしに恥をかかせるつもりか!?

Brugaire : 確かにオレたちのルールを
破ってるのは重々承知の上だ。でも、こいつだけは
ダメなんだ。分かってくれ、フェリペさん。

Felippe : フン、なんだお前から話を
持ってきたというのに。まったくバカに
しとる……! 今度泣きついてきても知らんぞ!

Ceraulian : どうして、リーダー?

Brugaire : オ、オレがこの話を断ったのは
別に親父のことがあったからじゃねぇぞ。
こんなもんはな、持ってるだけで親父のことを
思い出してイライラしてくるんだ!
Brugaire : こいつはあんたにやるよ。
そもそも取り返したのはあんただしな。

ドラケンブレーを手にいれた!
ドラケンブレー
Rare Ex
防27 HP+15 耐土+10
エンシェントサークル効果アップ
飛竜:HP+10%
Lv52~ 竜

Arminibit : 親父さんの形見を……。
リーダー、いいんですか?

Brugaire : オレがいいっていうんだから、いいんだ!
それに、オレはもっと大切なもんをもらってた
みてぇだからな……。
Brugaire : 昔、親父はオレにこう言ったことがあるぜ。
「道具ってのは使われてこそ生きるんだ、
 職人ってのはそれを誇りに仕事をしている」ってね。
Brugaire : オレは何のために仕事をしてるのかなんて
考えたこともなかったな……。

Ceraulian : リーダー、どこへ?

Brugaire : なに、ちょいと親父に挨拶しにいくのさ。
「あんたの生き方も悪くなかったみてぇだな」
……ってよ。



Ceraulian : リーダー、ホントは
やさしい人なんだよな。ちょっとだけ、
不器用なのさ。オレはそんなところが好きで
ここにいるんだろうな。

Arminibit : ヘッ、故郷のお袋に、なんか
うまいもんでも送ってやるかな。勘当同然で出てきた
もんだから、顔を出しにくくてよ。


北サンドリア / 鍛冶ギルド付近


Miaux : え、あの片方のピアスが役に立った
ですって? あぁ、それはとてもうれしいです。
私、あなたやランシュリョームさんのように
誰かのために何かしなくちゃって躍起になってて。
Miaux : がらにもなく探偵のまねなんか
しちゃったんですけどね……。これからは私なりに
できることを一所懸命やろうと思います。


職人は眠らない << 大いなる遺産 >> 信じあう者たち

■関連項目 アーティファクト関連クエスト , サンドリア港
Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.


























最終更新:2013年07月28日 22:56
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|