滅世龍鬼 ヴォルバラドゼオス・シューラモルド |
クリーチャー:火・水・自然・光・闇文明 KGM (13) |
ディスペクター/デモニオ/ワールド・ドラゴン 2000000 |
■ウルトラEXライフ(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。) |
■マッハファイター ■ブロッカー |
■ワールドブレイカー |
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の下から2枚を見る。そうしたら、その中の進化でないクリーチャーを全て出し、残りを墓地に置く。 |
■自分のクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、クリーチャーを1体破壊する。 |
■自分のシールドゾーンの「EXライフ」のシールドが離れた時、このクリーチャーをアンタップする。 |
制作者:atsusi(制作協力:citrus)
解説
どこかに存在する歴史、「もう一つの王来MAX」に登場する、
正真正銘、最後の
ディスペクターです。
パラレル・マスターズのフレーバーテキストに登場した、
「一王二命三眼槍に身体を貫かれた二体のVolzeos-Balamord」をイメージしたクリーチャーになっております。
能力面では、唯一の固有能力「ウルトラ
EXライフ」を持ち、
《Volzeos-Balamord》とはほぼ真逆の、展開と盤面干渉に特化した能力を持っています。
攻撃時効果は元の《一王二命三眼槍》よろしく、自分の山札の下2枚から非進化クリーチャーを踏み倒せます。
非進化クリーチャーであれば制限なく踏み倒せるほか、
ディスペクターを出せれば
防御を厚くできるほか、後述のアンタップ戦術にも貢献できます。
さらにトップではなく下から踏み倒すので、《地龍神の魔陣》や《勝太&カツキング》などで行われる、
好きな順序で山札の下に戻す行為が重要な意味を持つのもポイントです。
一方でトリガーする効果はないわけではなく、
クリーチャーの登場時と、
EXライフのシールドが離れた時の二種類を持ちます。
前者は自分のクリーチャーの登場時に1枚ドローと1体除去を付与する能力で、自身の攻撃時に合わせるだけでも
2枚ドローと2体除去というリソース、盤面ともにアドバンテージを稼ぐことが可能です。
また、この能力は自分のクリーチャーも対象にできるため、
EXライフのついた自分の
ディスペクターを破壊すれば、
後述する後者の能力を生かした使い方も可能です。
後者は
EXライフシールドが離れた時に自分がアンタップする効果で、
ブロックしてタップした後でも
EXライフのシールドがブレイクされれば再度ブロックできるほか、
攻撃中に除去をもらってもアンタップして攻撃、さらなる展開につなげられる、
まさに攻防一体の能力といえるでしょう。
前述した自身の効果で
EXライフのシールドが離れたとしてもアンタップするので、
相手のクリーチャーがいなくなっても展開のフォローが利くので
意外と柔軟性の高い効果といえるかもしれません。
単純なスペックとしても、
ブロッカーで
ドラゴンなので踏み倒し手段が豊富であること、
2000000という法外なパワーとワールドブレイカー、
3枚のシールド追加と除去耐性を持っていることで
戦線の維持やワンショットに一役買ってくれる可能性が高そうです。
もちろん、弱点がないわけではなく、
まずは5色カードであるためキングセルと違ってマナを捻出できず、
とっさの受け札にもできないことが挙げられます。
次に、能力がすべて強制効果なので、山札がなくなるスピードが速く、
EXライフの処理や追加のドロー、
或いは相手の
ブロッカーや受け札に手間取った場合はLOで敗北、という事態が起こりえます。
加えて、
ブロッカーと
マッハファイターを持っていながら
バトルに勝った時にアクションを起こすことができないため、
ブロックされること前提で盤面の物量で押し切られる、という負け筋もあります。
ジャストダイバーを持たないことからも除去を当てやすく、
複数回連続して選べばブロックされる前にシールドを削ることは可能です。
以上のことから、圧倒的な展開力でアドバンテージを生み出せる一方で、
自らはシールド以外の制圧力を持たず、不用意にターンを返すと反撃される可能性があるため、
良くも悪くもフィニッシャーにふさわしいクリーチャーといえるでしょう。
ご質問、ご意見などがありましたらコメントしていただけると幸いです。
フレーバーテキスト
関連カード
- 背景ストーリー内で対戦するクリーチャー。単純なパワーでは勝っているが除去効果と耐性の両方を持ち、
バトルに必ず勝ってくるので天敵ともいえる相手。
評価
コメント
最終更新:2024年04月12日 07:36