「今日は待ちに待った文化祭ですわね」
誰も居ない方向に言葉をかける金髪の美女
「いったい誰に向かって喋ってるのお母さん」
それに突っ込むのは同じく金髪の美少年
お母さんと言うからには二人は親子なのだろうか?
確かに良く似ているが・・・それにしては母親の方が若すぎるような気がしてならない
「そんな細かいことはどうでもいいですわギズモちゃん
それよりも猫メイド喫茶ですわ!
リリアーナさんの所がやっているらしいんだけれど・・・・」
どうやら金髪の美女、もといフリージアは何か盛大に勘違いしているようだ
「お母さん・・・・猫耳メイド喫茶のメイドさんは猫じゃないよ」
冷静に突っ込むギズモ、それにしても人間語が上手くなったものである
以前はカタカナしか喋れなかったとは到底思えない流暢さだ
「こうしてはいられませんわ!
急がないと席が埋まっちゃうかもしれませんわ!
だって猫メイド喫茶なんですもの!!」
そんなギズモをガン無視して外に飛び出すフリージア
そういえばフリージアは氷魔法学科である
氷魔法学科の出し物はいったい何なのであろうか?
フリージアは手伝わないでいいのだろうか?
「お~ほっほっほ!こんなこともあろうかと!こんなこともあろうかと!
雪の精霊ユキダルマンにフリージングドールスーツを着せて影武者に仕立て上げていますわ!!」
いったい誰に説明しているのかは激しく謎であるがどうやら偽者を作って誤魔化しているらしい
多分すぐにばれると思うのだが・・・・
「ちょっと!お母さん!青い腕章忘れてるよ!!」
腕章を持ってフリージアの後を追いかけるギズモ
どうやらフリージアも案内係のようである
激しく不安である
(10分後・・・)
「・・・ええとおかしいですわねえ?猫メイド喫茶はここのはずですのに」
フリージアは何故か薬草学科とは正反対の方向にいた
実は方向音痴なのか?いや違う!これはリバース後遺症である!!
リバースの左右逆の世界に長く居たため方向感覚がおかしくなっているのだ
「よく見ると・・・・地図が逆でしたわ」
まさにお馬鹿である
その頃、賢いギズモちゃんはちゃんと猫耳メイド喫茶に辿り着いていた
「なんでお母さんが居ないの?」
だがしかしかかし居るはずのフリージアが居ない
「なんで?」
まさにギズモ涙目である
最終更新:2008年11月10日 13:08