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「ヤキソバを売っていながら芥子マヨネーズが無いとはどういうことぉん!
これだけの麺と、ソース、そして青海苔など揃っていながら芥子マヨネーズが用意されていないだなんて!
画龍点成・・・いいえ、これはもはやヤキソバへの冒涜じゃなくて!?」
アルナワーズの
ヴァンエレンを引っ張る力は細見とは思えないほどのパワーだったようで、
ヴァンエレンの腹部がアツアツの鉄板に今にもつきそうになっている。もちろん触れたらただではすまない!
「その辺にしておくが良かろう。
時にお主、『か弱き乙女』のわりには随分と力持ちではないか。
さてはドーピングでもしておるのか?」
「その通りだ!みっともないぞアルナワーズ!!」
屋台のまわりに響き渡る声、その主は……誰もが認める我らがエリート『マオ・ミゼット』である!!
しかもなんとどういうことか珍しく学校指定のブレザーにスカートという格好。
そして腕には「生徒会」という文字の入った輝く腕章をつけている。
「フフン、そう、もうお察しの通り今回僕は学園祭の秩序を守る生徒会委員の役割を任せられてね。」
そう、この僕マオ・ミゼットは今回お前やド三流
リリアーナのようなどうしようもないトラブルメーカーに対処するために
わざわざ生徒会に志願してやったんだ!!お前たちから露呈した情報で僕はあれからいろんな奴に色々と恥ずかしめを受けたんだ。
へタレ吸血鬼と付き合っているだのなんだの……本当に我慢ならなかった。そのおかげ成績も落ちるし!
フッ……フッフッフッフ、まあいい、もう過ぎてしまったことだ。今から戻せといっても戻せない。
だから僕は自分なりに憂さ晴らしをさせてもらうだけだ!!
さてと、説明もできたところで僕は屋台や周りの状況を見る。
どうやらさっきの来客の言葉からも分かるようにアルナワーズが悪いのはすでに見えている。
なにはともあれせっかく巡ってきたチャンスだ。逃しはしない!
「さてアルナワーズ。学園祭中に喧嘩はご法度、それも勝手な言いがかりで一方的に店主に攻撃するなど言語道断」
クックック……しかしまさかいきなりアルナワーズが釣れるとは思っていなかったな。
この調子でいけばあのリリアーナも、いやそれどころか月刊フィジルだとか下らんものを発行している
ユリとかいう女にも難癖つけて奴らの学園祭を台無しにしてやれるかもしれない。
「というわけでアルナワーズ、悪いがお前にはペナルティが下されなければならない。
秩序を乱す奴にはそれなりの罰をというやつだ、いいかな?」
さあて、どんなペナルティにしようか?こってり2時間ぐらい生徒会室でしぼるのもいいな。
少なくとも時間を無駄にしてやれるしテンションも下げれる。いやいっそ「危険人物」として今日一日僕がお目付け役で張り付くか?
こいつに張り付いていればリリアーナも釣りやすくなるだろうし……フッフッフ……あーもう!復讐って楽しいなぁ!
最終更新:2008年11月01日 09:05