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op6: 副会長

フィジル学園三階、そこにはフィジルの平和を守る生徒委員達の総本山。
我らが【生徒会室】がこのフロアには設けられている。
日夜多忙な生活を送り続ける彼ら生徒会役員たち。
除いてみるとそこには対応に追われる生徒会役員達が必至に動いている。
しかし、今日の生徒会本部はいつにもまして忙しい。

「中庭にて乱闘騒ぎ多発しています!」
副『近くにいるものを向かわせろ!!喧嘩両成敗だぁ!!』
「一回の出し物の飲食店などにお金を払わず姿を消す客も確認されています」
副『なにっ!?魔法を使って姿をくらましているのか・・・探知系を周囲に配置するんだぁっ!!』
「博物館で展示品がいくつか破損したようです」
「ええいっ!!人が足りん!!白百合騎士団にも応援を要請しろぉっ!!」

それもそのはず今日は文化祭。羽目を外しすぎたり悪乗りが過ぎるため、
様々な問題が生徒会に送られてくるのだ!!
そのため生徒会はいつだってフィジルの最前線であり、
いつだって人手不足なのだ!!

「大変です副会長!!」
副『なに!?どうした!!何があったんだっ!!』
「二階メイド喫茶で謎の生物の襲撃を受けているとの報告です」
副『よし!!近くにいる生徒会役員を向かわせるんだ!テレパシーを送れええ!!』
「「「了解!!」」」

そして生徒会役員に的確に命令をし副会長と呼ばれるこの人物
名前を【バン・クロード】!!伝統あるフィジル学園の生徒会の副会長である!!
今日も彼はフィジル生徒の熱き魂のために戦うのだ!!

「くっそー!なんでこんな時に生徒会長はどこかにいってしまうんだ!」
副『この馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!』
「ぎょぼああああああああ!!」
響く怒号、轟く拳・・・・・・弱音を吐いた役員を殴り飛ばす副会長

「ぐふっ・・・な、なにを!?」
副『生徒会長がなぜ遊びに行ったか・・・それが分からないのかっ!!
いいか!?生徒会長はいざ自分がいなくなっても、
生徒会を我々だけで機能させられるかどうか試しているんだ!!』
「はっ!?じゃ、じゃあ生徒会長は・・・!?」
副『そうだ!!その生徒会長の真意を分かってやれなくてどうする!!
そんなんじゃあ生徒会役員の名が泣くぞぉ!!』

熱きメッセージに目を覚ましたのか殴り飛ばされた役員が副会長の手を握りしめる
「副会長!!俺・・・俺ぇ!!」
副『ふっ・・・分かればいいんだ。
俺達生徒会会員が一人一人死力を尽くせばこんな困難など乗り切れる!!
これを機会に生徒会長に俺達の力を見せつけてやろうではないか!!
よぉしお前たちいっちょ気合い入れていれるぞぉぉ!!』
団員が全員立ち上がり副会長の元に集まる。
無駄が一切ない動きで生徒会員達は副会長と円陣を組んだ
副『フィジル生徒会、行くぞぉっ!!』

「「「オーッ!」」」
副『声が小さいっ!』
「「「オォーッ!!」」」
副『まだぁまだぁ!!もっと大きくっ!!』
「「「オォー!!ったらオォー!!!」」」

副会長が来てから生徒会はいつだって熱血なのである!!


新着レス 2008/11/09(日) 22:19
96 名前: 副会長 ◆KF6oKebCxk [sage] 投稿日: 2008/11/09(日) 22:25:01 0
――ドガァァァァンッ!!――
爆発音が響き振動が建物を伝わる!!
円陣をすぐに解き持ち場に戻る生徒会員たち!
副『今度はなんだ!?建物内か!?』
「監視カメラの映像こっちに回します!!」
生徒会室中央にある幻灯機から映像が映し出される。
そこには三又の犬と戦闘を行っている騎士団が放つマ・センコーの凄まじさがありありと映っていた。
副『いけない!!これでは余計混乱を助長するだけだぁ!!現場にはだれがいる!?』
「現在クロウさんがメイド喫茶店を避難させています。それとマオさんが現在向かっているようです」
ぬぬぬっ!!と唸り椅子に座り込んで考えてしまう副会長。
すると映像に犬の死体が女子生徒の頭上に出現するのが映る。
それを見た副会長は冷や汗を流す。なぜかは分からないが嫌な予感がしたのだ。

副『くっ!だが俺はここから動くわけには……』
「行ってください!!」
「副会長!クロウさんを、未だ残っている人たちを助けてやってください!!」
副『お・・・お前たちっ!?しかし俺が居ないとだれも指令を出すやつが・・・』
「なに言ってるんですか!一人一人がベストを尽くすことを教えてくれたのは副会長でしょう!!
だから副会長も死力を尽くしてくださいよ!!副会長が椅子に座ったままだなんてのは似合わないですぜ!」
あちこちからかかる声に思わず涙を流す副会長。
今副会長の中の全米が感動し涙を流している!!

副『ったくお前ら・・・言うようになりやがって・・・お前たちの気持ち受け取ったぁ!!』
涙を腕で拭い副会長は生徒会室の扉を勢いよく開ける!
生徒会と書かれた帽子を深くかぶりなおしクラウチングスタートのポーズを取る。

副『加速っ!装置っ!!シュイーンッ!!!』
スタートを切った瞬間副会長は信じられないスピードで走りだす!
渡り廊下を突っ切り階段を一発で飛び降りる!
これぞ副会長の48の必殺技の一つ・・・・・・ウルトラ加速装置!
実際はただ身体強化を足だけに集中させているだけなのだが、
副会長曰く『加速装置には男の夢がある!』らしい。

そして本家本元の009さえ真っ青なスピードで現場にたどり着く。
副『生徒会の者ですっ!!皆さんここは危険ですので避難してくださいっ!!』
避難するよう呼びかけながら野次馬の人ごみをかき分けていく。
そこには副会長の同志であるクロウの姿が!
どうやらクロウもあの子犬の死体に何か感じたのか、
空間魔法で子犬周辺を抑え込んでいるようだ。
しかし、ひとつ問題があるのはあまりの膨張なため、
クロウの空間魔法が今にもパリンと割れそうなことである。

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最終更新:2008年11月10日 13:56
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