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第7話「たったひとつの冴えたやりかた」 ミドル1


【GM】:さて。これからいよいよミドルシーンです。
【GM】:今まで提示した追加ルール1~5と、後に追加されるルール6は「ミドルシーンのみ有効」です。
【GM】:ではいきますよー。

●ミドルシーン1「青い戦慄」

マスターシーンです。PCは登場不可。

 無造作に“そいつ”‥‥グリフォンに跨った鎧姿の怪物が放った一撃で、ディーンは壁に叩きつけられた。
少年はそのまま動かなくなる。

【フレリア】:「たはは‥‥ こりゃ、ちょっとヤバいかもね」 にやり。小脇に少女メアを抱えつつ。
【メア】:「おねえちゃん、うしろ!」

 背後に迫ったゾンビの群れが、フレリアへと襲いかかってくる。

【フレリア】:「あらよっ☆」 ひらり。軽快なステップで攻撃を回避! がんがらがっしゃーん!
【一般市民】:「うわぁー、店がぁーっ!?」 突っ込んできたゾンビの群れに建物が破壊されてしまう。
【レナス】:「ええぃ、チョコマカと!」 グリフォンに同乗した状態で。
【レナス】:「たかが人間の小娘2人にナニを手間取っとるかっ、一斉にかかれ!」

「ほいさっ」「うはー!?」がしゃーんっ!
「そりゃ」「キャー助けてー!?」ずしゃーんっ!
「ていっ」「こっち来るなー!!」ばしゃーん!
「よいしょっ」「かぁーちゃーんっ!」がんがらがっしゃーんっ!

 阿鼻叫喚の大騒ぎを引き連れながら、フレリアは「街の広場」(エリア10)まで逃げていく。
やがて、ゾンビの群れはそれほど足が速くないため、完全においてきぼりとなった。

 フレリア&メアの姿が完全に見えなくなった(シーン退場)

【レナス】:「‥‥‥‥」
【レナス】:「はて。わたしは何をしていたのか」

 だが、レナスの手元のアイテム【逆認識レーダー】が警告音を発する。

【レナス】:「おおぅ!」 にやり。「そうか。ターゲットと接触したのだなっ!」
【レナス】:「ふはははは。うまく逃げたつもりだろうが、そうはいかんっ!」
【レナス】:「解説してしんぜよう! この天才レナス様が造り上げた【逆認識レーダー】とはっ!」
【レナス】:「近隣エリアに“認識できない”モノがあるかどうかを自動的に探知してくれる、優れモノなのだーっ!」
【レナス】:「隠密状態だろうと、認識阻害の呪いだろうと‥‥ この天才レナス様を欺くことなどできん!」
【レナス】:「‥‥みておれ小癪なアーロンめ」
【レナス】:「この任務を達成できるのは、この偉大なる天才レナス様以外に居ない、ということを思い知らせてやる!」
【レナス】:「なにしろ、この【逆認識レーダー】は、この素晴らしき天才レナス様以外には扱えん天才限定仕様だからなっ!」
【レナス】:「さぁ行くぞ! どんな奴かは、全くさっぱりこれっぽっちも思い出せんが、あっちに居るはずだ!」

 グリフォンに同乗するレナスの指示を受け、魔族ムルムルは空を駆けていく。
 その場に残されたゾンビの群れは統制を失い、そのまま周囲に破壊を振りまき続けている‥‥
だが、そこにレイド島自警団が到着した。

【クリスティナ】:「まずは市民の避難を優先して!」 てきぱきと自警団の皆に指示を出す。
【クリスティナ】:「トライアンフに連絡を! ザニア様に状況をお伝えして!」
【クリスティナ】:「怪物の群れには迂闊に手を出さないで。‥‥足止めできれば、それでいいわ」
【クリスティナ】:「連中、あんまり頭よくないみたいだし」 苦笑しつつ。

【クリスティナ】:「‥‥あれはっ!?」 周囲の抑止を聞かず、現場に飛び込んでいく。「ディーンっ!?」

 気絶したままのディーンを抱き起こしたクリスティナ。
 だが、その背後にゾンビの群れが! 乙女に迫る爪!爪!爪!

【クリスティナ】:「!」 とっさにディーンを護るように抱え込む。

 キン、とカタナを収める音が響く。
 するとゾンビの群れは、一掃された。

【カリス】:「ふぅ。‥‥6レベル以下の雑魚モブだったか」 にっこり。「遅くなって済まない」
【クリスティナ】:「カリスさん!」
【カリス】:「エキストラは判定できないからな。<トルネードブラスト>が自動成功で助かったよ」
【カリス】:「元凶の魔族ムルムルは‥‥ ここには居ないか。かなり厄介な相手だな」
【カリス】:「ディーンの治療のこともある。まずは神殿へ向かおう。そこで体制を立て直す」
【カリス】:「魔族討伐は、ザニア様たちにお任せして、俺達は被害拡大を防ぐことに専念しよう」
【クリスティナ】:「はい!」 カリスの手を借りて立ち上がりつつ。「そうね。みんななら、きっと‥‥!」

 皆で見上げた空は透き通っていた。
 どこか遠くで、パレードの音楽が響いている。収穫祭は続いているのだ。

シーン終了です。



最終更新:2008年12月17日 19:41
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