エリュシオン

名前:エリュシオン・シュヴァリエ・イース
性別:女
属性:マナ適性なし
出身:他国
装飾:家紋の入った髪留め

《外見》
武器:銃(拳銃)。剣の方が得意ではあるが、もっぱら銃で戦う。
髪:銀色の長髪をポニーテールにしている
眼:エメラルドのような緑色
身長:女性にしては高い

《性格》
真面目で凛とした女性。父から教わった「騎士の教え」を大切にしている。
仕事熱心で、人が嫌がる仕事なども進んで引き受けることが多い。色恋沙汰にはとんと疎い。

《経歴》
元は他国出身で、王に仕える「騎士」の家に生まれた娘。(エリュシオンの母国では「騎士」の称号は特別な意味を持つ)
現役の騎士である父と治癒師の母、国に仕える兵士である兄に見守られながら何不自由なく育ってきた。
しかし、ある日とある出来事がきっかけで帝国と戦争になり、生まれ故郷は敗北。父は帝国軍により討ち取られ、エリュシオンたちも帝国により処刑されそうになったが、母が機転を利かせてエリュシオンのみを国から逃がす。
その後帝国の貧民層に流れ着き、出身を隠して貧民層での労働を続けていたところガウェインと知り合い、その縁で不良グループの一員となる。
王国軍との戦闘の際、敵の罠にかかり身動きの取れないまま魔法の直撃を受け死亡。
リスティスより1歳年上。

《台詞》
一人称:私
二人称:貴方、~殿
普段は「シュヴァリエ」は略して名乗る。
目上の人には敬語。

「私はエリュシオン・イース。よろしく頼む」
「花をもらったぞ。綺麗だな」
「“シュヴァリエ”の名に懸けて…皆は、私が守る!」

+ 死に様
仲間達と向かった戦場で、エリュシオンは一人銃を手に最前線へと赴いていた。
負傷した仲間達を治療する時間を稼ぐため、自らの身を囮として攻撃の目を向けさせたのだ。
同じく囮の役を買って出たガウェインは無事だろうか、負傷した仲間達はどうだ。
何にせよ、今の自分にできることは少ない。少しでも長く時間を稼がなくては。

―そう考えた、一瞬が命取りだった。

突如、駆けていた足が動かなくなる。
驚いて足元を見ると、両足に絡まる無数の蔦。

「しまった……罠か!」

力一杯足を蹴り上げようとするが、蔦の力は凄まじくほとんど動かない。
埒が明かないと剣を抜き蔦を切ろうとした瞬間。

ぱり、と空気が肌を撫でる。

顔を上げたエリュシオンが見たのは、目も眩むような閃光。

戦場の一角に、大きな雷が落ちた。

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最終更新:2014年12月26日 20:15