アアクセンチュアと特許庁



ITの力で、人件費を削減して無駄を省こう!
という主張を、時の総理大臣であった小泉総理は言っていた。

そこで行ったのが、各省庁の無駄をまず調べること。

民間のコンサルタントなどを使って調べたところ
ほとんど無駄だらけ!!!
中には浪費率60%と言われる省庁もあったくらいだ。

ほとんの省庁がそんな状態の中、無駄が1ケタのところはないのか
と探したところ見つかったのが
特許庁の「特許事務システム」が5%だった。

そこで、このシステムを維持強化し
このシステムを使っている特許庁が、他の省庁の無駄を省くことを考えだそうということになった。
まぁ無駄を省くなんてあたりまえだけど
他の省庁が浪費率60%だから、ものずごく期待が集められた。

そして、特許庁はアメリカなどですでに導入されていた
SIやアウトソーシングの際に、ベンダーと顧客の間に入り、顧客の立場で調整する「PMO(プロジェクト管理オフィス)」という仲介サービス事業を利用しようということになった。
※SI:顧客の業務内容を分析し、問題に合わせた情報システムの企画、構築、運用などを一括して行なうこと。
※アウトソージング:企業が自社の業務や機能の一部または全部を、専門業者あるいは子会社などの外部に委託すること。

要するに、特許庁はシステムを新しく無駄のないものを作りたい。
だけど、「ソフト開発、ハード調達、運用管理」などを一括で管理できないし
いままでも結局ごちゃごちゃだったから、それで無駄がでちゃってた。
だから、今回はその管理運用も外部委託=アウトソージングしてしまおうってことね。

それをやってくれる会社を募集したところ、NTTデータとアクセンチュアが応札した
っていうのが
アクセンチュアと特許庁の関わりなんです。
最終更新:2010年09月10日 01:17