「生徒と欲望と???」
【朝】
衝撃の一日が明けて。
いつものように朝食を作って、昼食を作って。
それから、身支度を整えるとカザリが顔を出した。
カザリ「何をやってるのさ」
京太郎「学校に行こうと思ってな」
カザリは何と言うか、金髪で、今風の青年の姿になっていた。
流石にグリードのまま、マンションに連れて行くのは難しかった為だ。
顔を合わせるなり、渡した毛布を突っ返して来た。
夜までパソコンをやると言っていたので、寒くなるかと思って渡したが、不要だったらしい。
そこらへん、やはりグリードは強靭なのだろうか。
カザリ「学校……ああ、なるほどね」
カザリ「僕たちが目覚めたのもあの学校の近くだったし、悪くはないかもね」
京太郎「どういう事だ……?」
カザリ「昨日、ちょっと調べたよ」
カザリ「君たち人間の学生――つまり思春期の人間ってのは、色々な夢とか進路とかで悩んでいるんだろう?」
カザリ「だったら、ヤミーのえさについても丁度いいかもね」
京太郎「そんなもんか?」
カザリ「まあね。メズールたちは警戒するかもしれないけど……イマジンは別じゃないの? 君の存在を知らないんだし」
なるほど、言われてみれば確かにそうかもしれない。
欲望か……。
人数の多い学校ではあるし、なんだか施設も多い。
関係者の住居なども含めれば、ちょっとした――ある種の学園都市だろう。
多いという事はつまり、まぎれやすいという事だ。
グリードがそこに付け込む事も、イマジンがそれを利用する事も考えられる。
京太郎「じゃあ、これを渡しとくぜ」
カザリ「なにこれ……?」
京太郎「……携帯、電話と」
京太郎「あと、学校の制服。お前も紛れといた方がいいんじゃないか? いざってときの為に」
カザリ「ふーん」
京太郎「携帯は……俺の番号が入ってるはずだから。短縮で押してくれればいい」
カザリ「分かったよ。できればスマートフォンとか、そういうのがいいんだけどね」
そう言って、カザリは焦げ跡の残る携帯電話をポケットにしまった。
【昼】
鳴海「おっ、じゃあ今日はここまでな」
京太郎「……やっぱ、体育は疲れるなぁ」
流石に筋骨隆々の加藤先生の授業では疲れる。
この辺り、なんか鍛えなおした方がいいのだろうか。
昨日、それを痛感した。
戦うに当たっては、やはり何かの技術が必要だろう。
|
+
|
判定 |
直後、コンマ判定
1~50:見知った人間と会話
51~80:誰かと出会う
81~99:何かイベントの……
ゾロ目:遭遇イベント
307 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/04(月) 23:54:03.17 ID:XISYPqlIO
遭遇なら雑魚怪人に襲われている灼ちゃんと遭遇
313 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/04(月) 23:56:21.24 ID:pfuDnUCbo [3/3]
307の判定:17
- カザリ
- 神代小蒔
- 石戸霞
- 滝見春
- 狩宿巴
- 薄墨初美
誰と出会う?
↓3
314 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/04(月) 23:56:29.13 ID:JMlxvwqyo [49/49]
つーかおやっさん!
315 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/04(月) 23:56:54.42 ID:mjgdMq0l0 [12/12]
カザリ
316 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/04(月) 23:56:58.00 ID:ZIPBplDAO [24/24]
カザリ
319 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/04(月) 23:59:14.13 ID:hbK+Wiobo [12/12]
┌(┌^o^)┐ホモォ... かつてここまで男の好感度を上げようと頑張るスレがあっただろうか?いやない(断言)
|
屋上に出てみる。
基本的に校舎の屋上は、解放されている。
京太郎「おっ、ここにいたのか」
カザリ「……オーズか。どうしたの?」
京太郎「オーズじゃなくて、京太郎だっての」
柵に飛び乗っているカザリの足元まで近寄る。
自殺防止用の柵とその先のフェンスの二段重ねの屋上。
それは窮屈さを感じさせるが、それでもやはり風が気持ちいい。
京太郎「それで、どうだ?」
カザリ「……ん? ああ、なかなか欲望に満ちてるし、ヤミーの親になりそうなのに困りそうにないね」
京太郎「……いや、それもそうだけどさ」
京太郎「人間の生活とか、学生の生活ってどうなんだ?」
カザリ「……」
カザリ「800年前に比べて随分進歩したと思うけど、やっぱり人間は人間だね」
そう呟いて、柵から飛び降りてきた。
足音を立てないあたり、今は人間の姿をしていても、やはり猫科の生物なのだと思わせる。
伸びを一つして、京太郎に背を向けた。
京太郎「それって、どういう」
カザリ「つまり……昔も今も欲望だらけ、ってところさ。進歩なくね」
京太郎「そんなもんか」
カザリ「そんなもんだよ」
|
+
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選択肢 |
さて……
1:800年前の事を聞いてみる
2:今の時代でやりたいことを聞いてみる
3:何か必要なものはないか聞いてみる
4:その他(会話や行動なども一緒に)
↓3
322 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:06:58.41 ID:uODUoNW10 [1/18]
2
323 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:07:02.85 ID:pPsm9NdZ0 [1/19]
3
324 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:07:03.18 ID:SZC/ts69o
1
|
京太郎「そういえばさ……」
カザリ「何?」
京太郎「800年前、お前はどんな事やってたんだ?」
軽い気持ちで問いかけたのに。
カザリから返ってきた笑みは、何とも複雑なものだった。
怒り、寂しさ、悔しさ、悲しさ――そんなものが綯い交ぜになった表情。
だが、一瞬でそれは消えてしまう。
見間違いだったのだろうか。
カザリ「そうだね……ま、他のグリードと同じことをやってたね」
京太郎「っていうと……」
カザリ「人間にセルメダルを入れて、ヤミーを作ってたよ」
カザリ「で、そのメダルを“王”に献上してた。確か……七:三の割合だったかな?」
京太郎「人間の命令で……?」
カザリ「ん……どこもそんなものじゃないの? それが支配だよね?」
カザリ「支配するものは奪う。それは現代も変わらないだろう?」
カザリ「王ってのは、まさに欲望の頂点だ」
カザリ「それに……欲望っていうのは何かを欲したり、叶えたかったりっていう気持ち」
カザリ「何かを欲するって事は、一方で何かを奪うって事。欲しい気持ちが強いものが奪い、弱いものが奪われる」
カザリ「だから、欲望の頂点は――それだけ欲する事を願うヤツってのは、多くを奪えるんだって」
京太郎「……!」
カザリ「待ってよ。僕が言った訳じゃない。王がそう言ってたんだって。“欲望は素晴らしい!”ってね」
京太郎「……」
カザリ「……ま、そんな意味じゃ。あの時より、今はマシかな」
カザリ「不自由だけど、一応は、自由だしさ」
そう言って背を向けて風を楽しもうとするカザリの背中は。
恐ろしいグリードとは思えないほどに、ちっぽけだった。
【カザリから800年前の事を聞きました】
【放課後】
直衛「……それじゃあ、今日はこれまで」
新城先生の歴史の授業は、色々な諧謔が混ざっていてそれなりに飽きさせない授業だ。
それだというのに、内容はあまり頭に入ってこなかった。
カザリやウヴァたちを作りだし、オーズの力を手に入れた王。
欲望を肯定し、そして強大な支配を布いた王。
彼の願いは今でこそ問題であるが、当時としては正当なものなのだろう。
そして、多かれ少なかれ、現代でも似たようなことは起きている。
受け入れがたいが、批難するほどでもない。多くの人はそう感じるだろう。
だけれども――だ。
やはり、なにか引っかかるのは事実だ。
もっとも、考えたところでどうにもならないかもしれないが。
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+
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選択肢 |
1:普通に帰宅する (コンマ判定へ)
2:誰かに連絡を取る (特訓・相談など)
↓3
327 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:24:14.44 ID:t/xFXpK3o [1/31]
1
328 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:25:08.93 ID:uODUoNW10 [2/18]
2
329 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:25:16.00 ID:7SHMQSSIO [1/12]
今度こそ雑魚怪人に襲われている灼ちゃんと遭遇
だめなら1
330 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 00:27:54.25 ID:GG72SNW1o [3/14]
329の選択:1
↓3 判定。一緒に名前もお書きください。出会う場合そのキャラクターと出会います
1~20:何事もない
21~80:誰かに出会う
81~99:イベント発生
ゾロ目:特殊イベント
331 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:27:55.18 ID:pPsm9NdZ0 [2/19]
329
そんなにアラチャーを襲わせたいのか?wwwwwwww
332 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:28:41.19 ID:SZC/ts69o [2/27]
あわあわ
333 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:28:54.31 ID:VWdBHLcAO [1/22]
カザリ
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京太郎「……なあ」
カザリ「どうしたの?」
いつも通りの帰り道。
誰かと出会う事もない。誰かと帰る事もない。
それが今までと違うのは、こうして一緒に歩く奴がいるという事だろうか。
京太郎「そう言えば今朝、スマートフォンが欲しいとか言ってたよな」
カザリ「欲しいって言った覚えはないけどね……それがどうかしたの?」
京太郎「折角だし、買いに行くか」
京太郎「そんな携帯電話だと、不便だろ?」
カザリ「……ま、焦げてるしね。まだ使ってなかったから何とも言えないけど」
通話。メールの閲覧。携帯用ウェブサイトの閲覧。
それぐらいしかできない携帯電話だ。何しろ、古いのだから。
カザリは現代に来たばかりだ。
それなら色々と情報収集する道具が必要だろう。
インターネットに繋げる方が、おそらくは捗るはずだ。
京太郎「だからさ、スマホ買いに行こうぜ」
カザリ「……」
カザリ「君がそれでいいっていうなら、いいけどさ」
【カザリとスマートフォンを購入しました】
【イベントの発生率が上昇します】
|
+
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ステータス表 |
【須賀京太郎の交友関係】
①カザリ (←協力関係)
「ふーん……。何でも実況チャンネル? ツイッ○ー? フェイス○ック?」(→さしあたっての協力関係)
②神代小蒔 (←一応の協力関係)
「連絡、来ませんね」(→協力関係)
③ウヴァ (←敵)
「オーズゥゥゥ……!」(→許さない・怒り)
④その他
・石戸霞 (←なんかお母さんっぽい)
・滝見春 (←黒糖の人)
・狩宿巴 (←眼鏡の人)
・薄墨初美 (←痴女?)
・モモタロス (←うるさそうだな……)
・ウラタロス (←話が上手そうだな……)
・キンタロス (←『泣けるで』……?)
・リュウタロス (←子供みたいだな)
|
【朝】
気合を入れては見たものの。
昨日の今日では、やはりまだグリードも活動していないようだ。
それとも水面下で何か動き出しているのか。
或いは、けん制し合っているのか……。
カザリ「オーズ、今日も学校の行くのかい?」
京太郎「お前はどうする?」
カザリ「僕は僕で、ちょっと色々調べる事があるからね」
カザリ「まあ、何かあったら連絡してよ」
京太郎「おう、分かった」
カザリと別れて、学校に向かう。
昨日はスマートフォンを買ったからか、終始何かを弄り回す音が聞こえていた。
ちなみのこのスマートフォンも、スマートブレイン製だ。
改めて思うが……うちの学校は凄まじい。
鴻上ファウンデーション。スマートブレインなど、そうそうたる企業が出資者として名を連ねており。
校舎から外れた学園の敷地内には、人類基盤史研究所とかよくわからない施設や。
或いは、博物館――ミュージアム――といったものまである。
未確認の襲撃によって破壊された都市区画の整理事業として行われたため、そこまで敷地があったのだろう。
【昼】
アドルフ「……今日はここまで」
オーラルコミュニケーションと言うか。
なんだが要するに外国人の発音に触れてみましょうという類の英語の授業。
担当のラインハルト先生は何とも無愛想というか味気ない人だ。
その分真面目で、生徒の為になるように教えているというのは確かである。
そのあたり、真面目な人間には受けがいい。
どう言う訳かあまり英語などが好きでなさそうな類の生徒にも人気だ。
ただ、京太郎としてはこの手の授業は苦手である。
否応なく、誰かと組まなければならないのだから。
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+
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判定 |
直後、コンマ判定
1~50:見知った人間と会話
51~80:誰かと出会う
81~99:何かイベントの……
ゾロ目:遭遇イベント
361 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:52:11.61 ID:7SHMQSSIO [5/12]
今度こそ雑魚怪人に襲われている灼ちゃんと遭遇
362 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 00:53:53.23 ID:GG72SNW1o [11/14]
361の判定:61
よって、誰かと出会う。
誰と出会った?
龍門渕・鶴賀・風越・姫松・宮守・永水・阿知賀・白糸台・千里山・新道寺・その他(荒川憩、小走やえ、プロ勢等)
↓3
363 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:54:17.11 ID:t/xFXpK3o [6/31]
出すのはいいとしてなんでわざわざ襲わせるんだよ・・・
364 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:54:31.47 ID:uODUoNW10 [6/18]
淡
365 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 00:54:43.21 ID:VWdBHLcAO [3/22]
やえ
|
考え事をしながら歩いていたら。曲がり角で、人と衝突してしまった。
咄嗟に受け止めに入ろうとするも、手が空を切った。
この辺り、オーズの時とは違ってままならない。
やえ「ちょっと、どこ見て――」
やえ「いや、すまない。不注意だった」
こちらの学年章を確認した途端に。
ハッと声を潜ませ、それから頭を下げる先輩。
どうやら、三年生らしい。
進学か就職か。
それで大変な時期に、この学園への転入を強いられた。
勿論断った人間もいるだろうが、そうでない人間の方が多いだろう。
一般受験数は少なく、代わりに、学校や学生の指定が多かった。
これだけの規模の高校なのだ。その進学や就職に対する選択肢としてはあまりに強すぎるカード。
だから、断る人間の方が少ない。
京太郎とて、半ばそうであった。
京太郎「いえ、こちらこそ……って、え」
やえ「あ……」
彼女が手に持っていた焼きそばパンは。
無残に潰れ果てていた。
これは……ああ、困ったな。
京太郎「すみません……弁償します」
それから、必要ないと突っぱねようとする彼女に頭を下げ続けて。
何とか、学食で手打ちという事になった。
購買は込むのだ。
|
+
|
判定 |
373 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 01:03:59.90 ID:GG72SNW1o [13/14]
直後判定
1~70:特に異常はない
71~99:あれは……なんかの入れ墨か?
374 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:04:34.94 ID:uODUoNW10 [7/18]
ほい
|
+
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反応 |
376 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:04:58.51 ID:pPsm9NdZ0 [8/19]
先頭フラグが?
あえて00を狙ってみる
377 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:05:06.04 ID:t/xFXpK3o [7/31]
ほ
378 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:05:22.16 ID:VWdBHLcAO [4/22]
薔薇のタトゥーとか?
379 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:06:21.78 ID:QzfaUNFuo [2/8]
メモリの生体コネクタと予想
380 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 01:06:46.65 ID:GG72SNW1o [14/14]
ハッピーバースデー! 新たな王者の誕生だ!
381 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:07:04.90 ID:pPsm9NdZ0 [9/19]
378
ルート的にドーパントじゃね?
382 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:08:06.87 ID:SZC/ts69o [8/27]
はやく来てくれ哩姫ー!王者が間に合わなくなっても知らんぞー!
383 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:09:07.16 ID:fnq190xe0
オルフェノクの刻印とか?
384 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:09:25.69 ID:t/xFXpK3o [8/31]
メモリブレイクは他のライダーでも可能だよね
社長ー!早くガジェットとベンダーの提供してくれー!セル枚数とかあってもいいからジャリバー欲しいー!
|
|
この先輩の名前は。
小走やえ。そういうらしい。
なんというか、実に年上然としている先輩である。
京太郎「……麻雀部、なんですか」
やえ「ああ。昔の学校でもやっていてね。それから、こっちでも」
やえ「須賀君は、やらないのか?」
麻雀。
やはり、なんだかんだあったとは言っても、人気競技なのだ。
それはこの学園でも同じだろう。
京太郎「……いえ、俺は弱いんで」
やえ「そうか、残念だな」
京太郎「残念?」
やえ「焼きそばパンの恨みを、麻雀で晴らしてやろうかと思った」
京太郎「止めてくださいよ、本当弱いんですから」
ハハハと笑う小走先輩。
それから、食べながら色々な事を話し続けた。
この学園には、様々な学校の麻雀部が集められているらしい。
そして皆、基本的に元の高校での麻雀部と同じコミュニティを形成する。
そうでないものは、総合的な麻雀部に。
そして問題がここから。
いくらマンモス校と言っても、この地区の出場枠は1つ。
それ故に、レギュラーメンバーとして大会に出られるのはただの5人。
このレギュラーの座を争って。
各高校であった麻雀部のコミュニティを集めたメンバーとした集団たちと、
元の学校のメンバーを揃えられず、この学校での――いわばあぶれもの――を集めたスマートブレイン学園麻雀部。
その中で、学内の大会を行って出場する5人を決定するらしい。
京太郎(……色々、大変なんだな)
説明する小走先輩は自信を持っているようだったが、その顔には、どこか苦労の色が絶えなかった。
そして、なんだか不釣り合いな……。
四角形の入れ墨のようなものが袖口から覗いているのが、やけに気になった。
【放課後】
清麿「よし、それじゃあ今日はここまでだ。ちゃんと復習しろよ」
数学の高嶺先生は何と言うか、凄い。
教えるのも分かりやすく、かといって生真面目かと言えばそうでもない。
どんな質問――例えば範囲外のものどころか他教科のものでも――をしても応えてくれる為、
生徒からはアンサートーカーと呼ばれている。
さて……と。
今日は、カザリは別行動だったな。
|
+
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選択肢 |
1:普通に帰宅する
(そのレスでコンマ判定へ)
1~15:何事もない 16~75:誰かに出会う 76~99:イベント発生 ゾロ目:特殊イベント
※出会う人間も一緒にお書きください
2:誰かに連絡を取る (特訓・相談など)
↓3
※1ならば 「1:カザリ」
※2ならば 「2:神代小蒔」のようにお書きください
※2については、連絡先を交換した相手のみとなります
389 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:24:34.61 ID:QzfaUNFuo [3/8]
2 小蒔
390 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:25:04.23 ID:SZC/ts69o [10/27]
清麿wwwwww
2:神代小蒔
391 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:25:11.74 ID:7SHMQSSIO [8/12]
1灼ちゃん!!!!!
|
たとえば人が困っているときに。
手を差し伸べられる人間はどれだけいるだろうかという話になるが。
この話を聞くたびに、須賀京太郎は思う。
そんなの、場合によるじゃないかと。
困っているのにも程度がある。
それはたとえばジュースが飲みたいんだけどボタンに手が届かないのか。
それとも、トイレで紙がないのかとか。
或いは、それとも不治の病で内臓に疾患があるのだとか。
それぐらい、大から小まで色々と程度と言うものがある。
そして、その助ける側にだって事情がある。
たとえば何もやる事がないのだとか。
或いは、どうしてもやらなきゃならないのだとか。
もう死にそうなのだとか。
そんなのは、場合によりけりだ。
だから、一概には言えないんじゃないか――そう思う。
そして、この場合の須賀京太郎は。
まあ、助ける側であった。
灼「ありがと……」
京太郎「いえいえ、これぐらいは構いませんって」
教師から提出したノートの再配布を頼まれたのか。
職員室の前で、ノートの束を地面に置いて、さてどうしたものかと考え込んでいる女性がいて。
自分に緊急の用事がない場合。
まあ、助けるのが普通であろう。
|
+
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判定 |
399 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 01:36:36.91 ID:btc6Yihro [5/6]
直後判定
1~70:特に異常はない
71~99:その様子が……
400 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:37:17.71 ID:PR7tZpnL0
そい!
|
+
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反応 |
405 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 01:38:45.82 ID:btc6Yihro [6/6]
ハッピーバースデー! 新しい灼の誕生だ!
どうしてこう、事件性のあるものにばっかり絡むんでしょうかねぇ……
406 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:38:56.13 ID:pPsm9NdZ0 [11/19]
あらら、さて、どうなる?
407 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:38:59.22 ID:t/xFXpK3o [13/31]
おや?灼の様子が……
408 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:39:15.97 ID:SZC/ts69o [11/27]
順調に被害者が増えて草不可避
409 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:39:51.71 ID:7SHMQSSIO [10/12]
まだあきらめない!!!
410 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:39:56.87 ID:yiCtp5sfo [2/11]
カザリはどっちに入るのかな(混乱)
|
|
元々口数が少ない。そういう人間はいるだろう。
昔はそうではなかったが、最近の京太郎はどちらかと言えばそちらに寄っている。
必要があるなら話しかけるし、場の空気を壊さない為に盛り上げに行くことや付き合う事もある。
だけれども逆にいうなら、必要がないなら他人には話しかけない。
特に意味もなく、人の輪に入るのを好んでいないのだ。
人が嫌いと言う訳ではないが……。
京太郎(……だから、分かるんだよな)
故に。
そうやって、他人の目から映る自分の姿を常に探って、位置を調整してる京太郎は。
他人からの興味や関心を見抜くのは、自然と得意となっていた。
だから分かる。
この、隣に居る女性は――京太郎と同じような類の人間であると。
必要がなければ会話はしない。それとも、そんな必要がある場面には立ち寄らない。
京太郎は幸せな出来事を避けに行くが。
彼女は、あらゆる出来事を拒絶しにかかっている。そんな感じである。
京太郎(……ま、あんなことがあったんだ)
京太郎(それにこの学園、元々そういう人間が集められているところもあるし……な)
だから。
京太郎も無理に話しかけようとはせず。
最低限の単語だけで、彼女のクラス――2年生だった――までノートを届けた。
こちらの目にそう映っているという事は。
向こうにこちらは、どう見られているのだろうか。
まあ、そんな事考えてもしょうがないが……。
【夜】
カザリ「やあ、お帰り」
京太郎「おう」
カザリ「何か異常はあったかい?」
京太郎「んー、どうだろうな」
京太郎「まあ、二人の女性と偶然知り合ったってところだけど」
カザリ「へえ」
カザリ「でも、嬉しそうにみえないけど」
京太郎「いやな……」
京太郎「なんつーか、そういうことに興味はなくもないんだけどさ」
京太郎「それどころじゃないって言うか……」
カザリ「言うか?」
京太郎(……)
京太郎「……いや、なんでもない」
京太郎「なんていうか、ちょっとスタイルが好みじゃなかったってだけだよ」
京太郎「ちょっとこう、色々小さかったんだ」
カザリ「ふーん」
カザリ「君の欲望でヤミーを作ったら、痴漢魔になるかもね」
京太郎「おい……! やめろよ、マジで!」
カザリ「まさか。やらないよ、そんなこと」
カザリ「君とは協力関係にあるんだしね」
京太郎「頼むぜ。勘弁してくれよ」
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+
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判定 |
417 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 01:53:10.81 ID:jSMph0PKo [3/21]
直後、カザリさん情報収集判定
1~40:収穫? ないよ
41~70:そう言えば、聞いた話によると……
71~99:そう言えば、聞いた話によるとさ……
ゾロ目:???
418 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 01:53:59.90 ID:t/xFXpK3o [16/31]
ほい
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カザリ「そう言えば、聞いた話によると……」
と、唐突にカザリが切り出してきた。
今日一日、色々情報を聞きこんだり、ネットで調べまわったりしたらしい。
カザリ「この街には……『仮面ライダー』って都市伝説があるらしい」
京太郎「『仮面ライダー』……? それって、この間の電王の事じゃないのか?」
カザリ「いや、それがどうにも違うみたいなんだよね」
カザリ「どちらかと言うなら、電王はそれに倣って名乗りを上げたって考える方が自然だ」
カザリ「仮面ライダーの目撃情報は、こんな感じだ」
・バイクに乗っている
・仮面をつけている
・その姿は左右がバラバラの二色だったり、赤単色だったり、はたまた髑髏の仮面であったりする
・そして、化け物と戦っている
京太郎「……なるほど」
京太郎「あの電王、髑髏でもなきゃ二色でもない。単色でもないよな」
京太郎「電王にも、オーズにも一致しない」
カザリ「そうなんだよね。ただの噂なのかもしれない……って、僕もそう思ってた」
京太郎「って事は、まだ何かあるのか?」
カザリ「ああ……もう一つ、気になる噂を聞いたんだ」
カザリ「ドーパントって言う噂を」
カザリの言うところでは――。
とある闇の秘密結社が、人間を怪物に変えるものを販売しているそうだ。
それを体に打ち込む事で、思いのままの怪物に変化する。
薬を使ったドーピングに擬えて、それを“ドーパント”と呼び合わらすらしい。
京太郎「……この、ドーパントが?」
カザリ「ああ、その噂の仮面ライダーってのと戦っているのはこっちじゃないのかなって」
カザリ「僕たちグリードが甦った時期と、怪物の噂の時期が一致しない。仮面ライダーの時期も」
カザリ「かといってイマジンかって言うと、そうじゃない」
カザリ「詳しくは知らないけど、人間を怪物に変える類じゃないんでしょ? イマジンってのは」
カザリ「だから、これは別口なんじゃないかって」
京太郎「……なるほどな」
京太郎「……でも、これ、ただの噂なんじゃないか?」
京太郎「未確認生命体だなんてことがあったんだから、怪物ぐらいは誰が考えてもおかしくない」
カザリ「でも、それなら仮面ライダーってのは?」
カザリ「僕が色々調べた結果だと――君たち人間の好む都市伝説というのは、基本的に解決法が書かれていない」
カザリ「或いは、その対抗策なんかもね」
カザリ「だって、誰かに教訓や恐怖を味わわせる。そのための作り話なんだからさ」
と呟いて、カザリは端末を弄る。
洒落にならない怖い――こいつ、こんなの読んでるのか……。
カザリ「だから、わざわざこういう噂があるってのは考えにくいんだよね」
京太郎「……実際は怪物の被害がない。だから、誰かがこじつけたって線は?」
カザリ「君は、首なしライダーに殺された人がいないからって、首なしライダー狩りの話なんて作る?」
カザリ「作っても、間違いなくそんなのは受けないと思うけど」
京太郎「……でも、未確認っていうのがいたからな」
京太郎「そういう意味だと、怪物を倒す話が望まれてるって空気はあるかもしれない」
カザリ「ああ、それは確かにそうだね」
京太郎「ああ――」
カザリ「だけど――」
京太郎「俺たちは、オーズや電王って存在を知っている」
カザリ「だからこの、ドーパントや仮面ライダーも嘘だとは思いにくい」
京太郎「ありがとうな。そっちの可能性、探ってみるわ」
カザリ「僕ももうちょっと調べてみるよ」
カザリ(イマジンに加えて……こんなのまでいたら、ますます困る)
カザリ(これじゃあ、“欲望”の奪い合いだ)
カザリ(ある意味、都合がいいけどさ)
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+
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ステータス表 |
【須賀京太郎の交友関係】
①カザリ (←協力関係)
「ドーパントねぇ……」(→さしあたっての協力関係)
②神代小蒔 (←一応の協力関係)
「連絡……いやきっと、向こうにも事情が……」(→協力関係)
③ウヴァ (←敵)
「オーズゥゥゥ……!」(→許さない・怒り)
④その他
・石戸霞 (←なんかお母さんっぽい)
・滝見春 (←黒糖の人)
・狩宿巴 (←眼鏡の人)
・薄墨初美 (←痴女?)
・モモタロス (←うるさそうだな……)
・ウラタロス (←話が上手そうだな……)
・キンタロス (←『泣けるで』……?)
・リュウタロス (←子供みたいだな)
・小走やえ (←なんだか大変そうだなぁ)
・鷺森灼 (←なにがしかの事情がありそうだ)
【カザリから800年前の話を聞きました】
【カザリとスマートフォンを購入しました】
【この学園での麻雀部の事情についての情報を得ました】
【小走やえに生体コネクタを発見しましたが、京太郎は生体コネクタについての知識がありません】
【カザリから、仮面ライダーとドーパントの噂について聞きました Level.2】
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【朝】
カザリ「じゃあ、今日も僕はドーパントについて探ってみるよ」
京太郎「無理すんなよ」
京太郎「そのドーパントか、イマジンか、グリードかヤミーにぶつかったらワンコールしろ」
京太郎「直ぐにそっちに行く」
カザリ「ワンコールじゃ、僕の場所は分からないでしょ?」
京太郎「そう思ってな。ちゃんと、GPS機能を内蔵してある奴にしたんだ」
カザリ「GPS?」
京太郎「ああ。要するに、お前の携帯の場所が分かるって事」
京太郎「だから、連絡したらすぐにそっちに行く」
カザリ「学校はどうするの?」
京太郎「サボる。腹痛でもなんでも理由なんかいい。腕とか指とか、切ってもいいしな」
カザリ「ふーん……」
カザリ「ま、僕に無理なんて言葉は無縁だけどね」
京太郎「はは、まあ確かにそうだよな」
京太郎「でも、『好奇心猫を殺す』って言葉もあるし……」
カザリ「その言葉は好きなじゃないな」
カザリ「それにその言葉、正しくは『慎重さは猫の利点を殺す』って言葉の変形なんだよ」
カザリ「『Curiosity killed the cat』は、正しくは『Care will kill a cat』だったんだ」
京太郎「マジかよ……」
カザリ「ちょっと調べたら、すぐに出たよ」
カザリ「ま、どっちにしてもその言葉は嫌いだね」
カザリ「僕は猫なんかとは別さ――グリードなんだから」
カザリ「ま、それじゃあね」
京太郎「ああ」
【昼】
承太郎「……」
無口な空条先生が、教科書をパタンと閉じる。
彼の担当は生物や化学など。もとはと言えば、大学で海洋学の研究をしていたらしい。
それがどうしてこんな場所に居るのかは分からない。
が、高身長と整った顔。女子からの人気は、それなりに高い。
ただ、なんというか沈黙が怖い。
一対一では話したくはない。静かにこちらの内面を見透かしそうで。
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+
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判定 |
直後、コンマ判定
1~50:見知った人間と会話
51~80:誰かと出会う
81~99:何かイベントの……
ゾロ目:遭遇イベント
438 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 02:33:50.83 ID:uODUoNW10 [12/18]
だ
439 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 02:33:53.43 ID:pPsm9NdZ0 [14/19]
へーい
440 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 02:33:53.71 ID:VWdBHLcAO [7/22]
ヒトデ
441 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 02:36:35.95 ID:yiCtp5sfo [3/11]
ああ、クロチャーいないからこんなコンマ高いのか
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あれは……小走先輩だろうか。
何故、後者の裏に。
それに、酷い汗だ。額に大粒の汗を浮かべて。
そして、何かを我慢するように、肩で息をしている。
京太郎「先輩、どうしたんですか!」
やえ「……ッ」
やえ「あ、ああ……君か」
顔は青ざめていて。
そして手は震えている。唇まで、紫色になっている。
これは尋常ではないと――京太郎の感が告げていた。
やえ「ちょっとした、立ちくらみだから……」
京太郎「いえ、送りますよ! 保健室まで」
慣れない環境への変化に。
麻雀部同士での対抗戦。
更に、そこに受験や就職。
そんなものが相俟ったのならば、体の一つぐらい壊してはおかしくない。
彼女はしきりに大丈夫だと口にするものの、どう見ても大丈夫そうには思えない。
やえ「少し、我慢すれば……このまま休めば、大丈夫だから」
京太郎「だったら、保健室で休んでも一緒ですよ」
京太郎「歩けないんなら、肩を貸すか、おぶっていきます」
京太郎「だから……」
やえ「……ッ」
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+
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判定 |
444 :1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 02:47:21.20 ID:jSMph0PKo
直後、小走やえ判定
1~20:「離してくれっ!」
21~50:「ぅ……」
51~99:「分かった……」
ゾロ目:「邪魔、するな……!」
445 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 02:48:19.07 ID:VWdBHLcAO
ニワカ
446 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 02:48:25.30 ID:yiCtp5sfo
……おまかせあれー
447 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 02:53:31.03 ID:SZC/ts69o
ぞろ目が一番ヤバそうだけど、これガイアメモリの侵食具合なんだろうな……
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やえ「……ッ」
やえ「離して、くれ……っ!」
そして彼女に、差し出した手を強く振り払われた。
手が、ジーンと痺れる。
病人のような彼女に、どうしてこんな力が出せるのか。
そのままの勢いで、須賀京太郎はバランスを崩し、背中を壁に打ち付けた。
やえ「……ぁ」
やえ「これは、違っ……!」
やえ「ごめん、なさい……」
そして。
頭部を揺らされたダメージに京太郎が立ち上がるよりも先に。
彼女はふらついたまま、その場を逃げ出してしまった。
余計なおせっかいを、似合わない事をしてしまった。
それで結果的に彼女を傷つけてしまっては、世話がない。
だけど……
京太郎(なんだ、あれ……)
京太郎(《QUEENBEE》……?)
彼女のポケットから覗いた、
十センチほどの、USBメモリのようなものが妙に頭に焼きついて離れなかった。
【小走やえがガイアメモリを所持していることを知りましたが、須賀京太郎にガイアメモリに関する知識はありません】
【放課後】
巌「……という訳で、ここの構文は――っと」
巌「それじゃあ、今日はここまで」
英会話はアドルフ・ラインハルト先生。
一方の英語は、高槻巌先生が受け持っている。
何とも帽子が似合う壮年の男性で、かつてはサラリーマンとして様々な国を移動していたらしい。
それが故か、時々職員室でアドルフ先生とドイツ語を交わし合っていたりする。
何とも静かながら、凄味を感じさせる教師の一人だ。
サイレント・ウルフというあだ名が、何ともそれっぽい。
さて……と。
今日は、カザリは別行動だったな。
それにしても……あの、小走先輩の様子。
何とも、気になるものだ。
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+
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選択肢 |
1:普通に帰宅する
(そのレスでコンマ判定へ)
1~15:何事もない 16~74:誰かに出会う 75~99:イベント発生 ゾロ目:特殊イベント
※出会う人間も一緒にお書きください
2:誰かに連絡を取る (特訓・相談など)
↓3
※1ならば 「1:カザリ」
※2ならば 「2:神代小蒔」のようにお書きください
※2については、連絡先を交換した相手のみとなります
450 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 03:01:39.55 ID:uODUoNW10
2 小蒔
451 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 03:02:53.65 ID:yiCtp5sfo
2カザリ
452 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 03:02:54.61 ID:VWdBHLcAO
1カザリ
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カザリ「やあ」
京太郎「……カザリか」
カザリ「どうしたの? 顔色が悪いけど」
京太郎「……」
京太郎「そういえば、朝のあれ」
京太郎「『Care will kill a cat』って、『病は気から』って意味らしいぜ」
京太郎「さっきの授業で、そうならった」
カザリ「ふーん」
カザリ「あーあ、もう少し騙してられると思ったんだけど」
京太郎「おかげで赤っ恥かいたよ、この野郎」
上の空だったためか。
高槻先生にその部分を当てられて、カザリから伝え聞いたのをそのまま言った。
そうすると直訳だねと先生に苦笑された、という訳だ。
その後の雑学――『好奇心猫を殺す』の部分で、一応は褒められたのでトントンだが。
それでもなんだが、ちょっと恨めしい。
カザリ「それでさ――」
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+
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判定 |
458 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 03:09:17.59 ID:jSMph0PKo
直後、カザリさん情報収集判定
1~30:収穫? なかったよ
31~70:そう言えば、ドーパントの件なんだけど
71~99:ガイアメモリっていうらしいね
ゾロ目:???
459 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 03:10:50.60 ID:NItC6/2/o
ガイア来い
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カザリ「そういえば、ドーパントの件なんだけどさ」
京太郎「何かわかったのか?」
カザリ「やっぱりあれ、かなり本当みたいだね」
カザリ「どうやって入手してるのかは知らないけど、本当にそんなドーピング作用のあるものがあるらしい」
カザリ「そして……そのドーパント」
カザリ「身体のどこかに、四角い入れ墨……みたいな痣ができるらしいよ」
カザリ「注射の跡なのかは知らないけどね」
カザリ「ただ、麻薬みたいなもので――中毒性があるそうだけど」
京太郎「……」
カザリ「……?」
カザリ「オーズ、どうかした?」
京太郎(ドーパントと呼ばれる怪物に変身する――)
いや、まさかと考える。
彼女は疲れている様子ではあったが。
同時に、鷹揚に、京太郎へと笑いかけていた。
そんな彼女が、人を襲い、仮面ライダーという相手に倒される怪物とは思えない。
京太郎(四角い入れ墨――)
だが、しかしと思う。
彼女の袖口に、まさにカザリが言っているような入れ墨のようなものがあったのは確かだ。
まさか、ただの偶然だろう。
そう思う心はある。
だけれども、あまりにも一致しすぎている。
そして、まだ知人ともいえない短い付き合い。ただ一食を共にしただけだけれども。
彼女がタトゥーを入れるとか、そんな風な人間には思えない。
京太郎(麻薬のように中毒性がある――)
だけれども、それでもと思い出される。
先ほどの、昼休みの彼女の様子。
あれは――あの時は風邪か貧血か何かかと思った。
だが、考えるなら――あれは一種の麻薬中毒。その禁断症状に耐える人間に似てはいないだろうか。
故に、体格の違う京太郎をも弾き飛ばした。
それだけのパワーがあるのだ。病気にかかっている人間が、タイミングがあったとしてもそんな力を出せるとは思えない。
ということは、つまり――。
京太郎(……)
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+
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選択肢 |
1:このまま、小走先輩を探す
2:小蒔たちにも一報を入れる。
3:だが、まだこれだけじゃ断定できないんじゃ……。
↓3
467 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 03:24:52.81 ID:uODUoNW10
2
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京太郎「……カザリ」
カザリ「どうしたのさ、急に黙っちゃって」
京太郎「俺、そのドーパントってのに……心当たりがあるかもしれない」
感嘆の声を上げるカザリを置いて、目を閉じる。
『まさか』と思う気持ちが未だに強い。
だが、そんな『まさか』を否定して、『まさか』に縋って、『まさか』に希って――。
その果てに、何か取り返しのつかない事が起きてしまったらどうなるのか。
『まさか』が『まさか』のまま終わればいい。
あれは杞憂だったと、そう割り切れればそれでいい。
一番よくないのは――『まさか』と己の瞼を落として、現実から目を背ける事だ。
京太郎(最悪を避ける――それが必要だ)
京太郎(違ったら、ごめんなさい。お騒がせしましたって頭を下げたらいい)
京太郎(一番駄目なのは――このまま、目を閉じて何も聞かない事だ)
京太郎(何も見ないフリを決め込んで……)
京太郎(そのまま――自分の手の届かないところで、何かが始まって終わってしまう事は避けなくちゃならない)
果たして、小走先輩は本当にドーパントなのか。
ドーパントだとしたら、どう戦うべきなのか。
ドーパントを倒せるのか。
人間のままなら、そのまま殺してはしまわないか。
考えれば、いくらでも問題なんて思い浮かぶ。
だけれども、このまま考えていても始まらない。
考えながら、最低限の手は打つ。それが一番いい。
京太郎「カザリ!」
カザリ「さっきから一人で考え込んで……なにかな?」
京太郎「とりあえず、神代さんに連絡を取るぞ」
京太郎「彼女の方にも、伝えておく。ドーパントって奴がいる事を」
カザリ「それはいいけどさ……」
カザリ「で、実際に心当たりがドーパントだったとして……どうするの、その後」
京太郎「……決まってるだろ」
京太郎「止めるんだよ――――ドーパントを」
「生徒と欲望とドーパント」
A-Part 終了
最終更新:2014年03月08日 19:27