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【放課後】

京太郎「――もしもし、俺です! 須賀京太郎です!」


 2コール目で電話は繋がった。
 一秒たりとも時間が惜しい。そのまま、電話口の向こうの神代小蒔に呼びかける。


小蒔『――。あ、はいっ! 神代です!』

モモタロス『テメー、この金髪! 遅かったじゃねーか!!』


 神代小蒔が返事をしたと思ったその瞬間。
 直後に電話に割り込んできたのか、それとも彼女に憑依したのか――モモタロスが怒鳴り散らした。
 耳元で金属が弾けたような衝撃を受け、思わず顔を反らしてしまう。


モモタロス『おい! お前のせいでな、どれだけ小蒔の奴が心配してたか――』

小蒔『――ちょっ、ちょっと……モモさん!』

モモタロス『いいかぁ? よく聞けよ!』

モモタロス『小蒔はなぁ、お前がグリードとかイマジンにやられたんじゃないかって毎日心ぱ――』

小蒔『――モモさん! そこまでで! 私は、私は気にしてませんから!』

モモタロス『いつも7杯は喰う飯を5杯しか喰わねえし、いくら止めてもやめないお菓子だってなぁ――』

小蒔『――あ、あの、そういうのはそのあたりで……! キンさん! ウラさん!』

モモタロス『おい、コラ! なんとか言え――痛ェ! てめえ、この熊公! なにしやがんだ!』

ウラタロス『あー……悪いけど、ちょっと待ってて』


 電波の向こうは騒がしい。
 こちらとしては、何かあったら連絡すればいい。
 必要がないなら、そのままでいいかと思っていたが――どうにも向こうの認識は違ったらしい。


小蒔『……すみません、お騒がせして』

カザリ「本当だよね。こっちは急いでるのにさ」


  ぼそりと呟くカザリを手で制して、口元に手を当てて謝罪する。
  考えが及ばずに心配をかけたのは事実だ。モモタロスの言葉は正しい。


京太郎「いえ……元はと言えばこっちが悪いんですから」

小蒔『いえ、それでもこちらこそ……すみません』


 このままだと謝り合いになりそうなので、早急に話を打ち切って要点だけかいつまんで話す。

 ・イマジンやヤミー、グリードとも違うドーパントという存在がいる事
 ・ドーパントはなにがしかの薬物でのドーピングによって、人間を怪物に変える事
 ・麻薬的な中毒性が存在し、使用者には四角い入れ墨のような印が身体のどこかにある事
 ・そして、須賀京太郎はそのドーパントと思われる人間を知っている事
 ・候補者――小走やえの身体的特徴と彼女の近況


小蒔『三年生なら……霞ちゃんたちに心当たりがあるかもしれません』

京太郎「助かります」


 同級生の石戸霞、薄墨初美、狩宿巴。
 彼女たちなら、須賀京太郎よりは事情を知っている――かもしれない。
 とは言っても学園生は誰も今年になって集められたので、短い付き合いである事には変わりないだろうが。


小蒔『それで、これから……どうするのでしょうか』

京太郎「止めます。それが、人を襲う怪物である限り。俺は戦う」

京太郎「神代先輩は……」

小蒔『――もちろん、私も手伝います!』


 即答だった。
 事情を聞いただけで、モモタロスたちイマジンに協力して時の運航を守ろうとする。
 それぐらいの決意がある。決断ができる人間なのだと、改めてそう思った。


小蒔『それで、どうしますか?』

京太郎「それは――」


+ 選択
1:京太郎たちは先行。そのまま小蒔たちと手分けして探す (探索判定が2つになります)
2:小蒔たちの到着を待ってから、一緒に探す   (探索判定は1つ。ただし戦闘になった場合2人)
3:その他

↓3

498 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 18:32:18.04 ID:ljeYVIrIO [5/14]
1


京太郎「俺たちは先に行きます。だから、手分けして探しましょう」

小蒔『分かりました!』

京太郎「見つけたら連絡を。探した場所についても連絡を……それじゃあ、お願いします!」


 そう言って、電話を切る。
 あとは探す。彼女が何かをしてしまう前に、ドーパントが人を襲う前に止めなければならない。


カザリ「……で、そうは言ってもさ。当てはあるの?」

京太郎「いや……必ずそこに居るとは、言えないけど」


 可能性があるとしたらそれは絞られる。
 まずは、三年生の教室。まだ放課後のこの時間。残っている可能性はあるだろう。
 もしもあの様子を慮った誰かが部活に出るなと言って、学校に残っているならここだ。

 次に、校舎の裏。
 あの時、彼女を見かけた場所だ。人目につかないようにするなら、ここか、それとも屋上だ。

 それから、麻雀部。
 だがこれは――数が多い。
 彼女は晩成高校から、ただ一人こちらに入学したと……あのとき言っていた。
 だから、結果的に仲間と逸れてしまったようなものだと。

 彼女が麻雀部にいるなら、それはスマートブレイン学園総合麻雀部を指す。
 平常通りに部活に出ようとしているなら、ここだろう。

 それから――これは最悪の想像。
 彼女が、もし、ドーパントの力を悪用しようとしているなら。
 あのときは「大丈夫」だと言ったが、もしも「大丈夫」ではなかった場合狙われるのは……。
 彼女が大会に出場するために、以前のコミュニティを形成している麻雀部だ。

 これには――。

 龍門渕・鶴賀・風越・姫松・宮守・永水・阿知賀・白糸台・千里山・新道寺という派閥がある。


 それぞれ、部室は別だ。この学園の色々な場所に点在している。
 何とも豪勢な優遇ぶりだ。麻雀が人気競技である以上それも然りだが。

 さて、問題は。
 その数。正直な話、彼女がどこを狙うかは分からない。
 奈良から来ている――という同郷である事を気にするなら阿知賀であるし。
 前年度の優勝校である白糸台も怪しい。
 他は、京太郎の知識が乏しいため、知りようがないが。


 さて――彼女は、どこにいるんだ……?



+ 選択&判定
1:三年生の教室
2:校舎裏
3:スマートブレイン学園麻雀部
4:龍門渕
5:鶴賀
6:風越
7:姫松
8:宮守
9:阿知賀
10:白糸台
11:千里山
12:新道寺


↓3 京太郎の探索場所

↓5 小蒔の探索場所


※探索場所には可能性度というのがあります
※ただしそれはマスクドデータ。皆さんが考えるあり得そうな場所をお選びください
※また、可能性度如何にかかわらず、コンマ判定により「発見」となります
※そのレスで、コンマを判定します。判定基準は以下の通り

1~40:発見できず
41~70:更に判定など (見つからず・情報ゲット・発見などがある判定へ)
71~99:発見

ゾロ目:特殊イベント




504 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 18:53:38.14 ID:VWdBHLcAO [13/22]
わっかんねー
2

505 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 18:54:51.82 ID:VhHtzckJo [6/6]
12

506 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 18:55:03.91 ID:ljeYVIrIO [6/14]
2

507 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 18:55:16.95 ID:zJsVcSB9o [2/6]
8

508 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 18:55:51.57 ID:79qrz1Y7o
8




やえ「ぁ……ぁあ」


 思い起こされるのは、晩成高校での仲間たち。
 他県に比べてそれほどまでとは言えないまでも、被害をこうむった奈良県。
 そんな中、やえの元にだけ手紙が届いた。

 『スマートブレイン学園へとご招待します』……と。

 噂は聞いていた。ニュースにもなっていた。
 超巨大財閥や企業が出資し合って、未確認生命体の被害にあった地域の学生を集めて学園を作ると。
 一流の教師陣。最高の環境。
 卒業すれば、それは成功を約束されたも同然だと――そんな言葉をワイドショーで耳にしたのを覚えている。

 まあ、自分には関係ない話であるし。
 周りにだって、幸いながら然したる被害はなかった。
 精々が、インターハイで競う相手が一校増える。その程度の認識であったのだ。

 それが、まさか自分の元に届くなんて。
 思ってもみなかった。

 初めは訝しんだ。
 確かに自信はあった。勉強だって頑張ったし、麻雀は言わずもがな。
 奈良で個人戦でも行ったのであれば、頂点に立てる――そう自負している。

 だが、何故自分なのだろうか。部活の仲間は? 自分は大して被害を受けてもないのに?


 断ろうと思った。
 だけども、二つの要因が――やえをこの学校へと進学させることを決めた。

 一つは家庭の問題だ。
 未確認生命体の襲撃に際して、社会は不安から不況に陥っていた。
 確かに被害の復興などでの需要を見込めるが、それはまだ関係ない話だ。やえにも関係ない。
 そんな不況のおりを受けて、家計状況が悪化した。

 そして――スマートブレイン学園は。
 やえの修学費は愚か、家族の職や生活費用についても支援を行うと言った。
 故に、やえは頼まれた。
 このままでは家庭が続かないかもしれない――どうかこの話に従ってくれやしないか、と。


 二つ目。

 そう、家族が頼むのも分かっていた。十分に理解できた。それができないほど子供でもない。
 だけれども――。

 折角苦労をして、自らの路を勝ち取った。その場所を捨てなければいけない事への不満。
 そこで得た仲間を置いて。自分一人だけ、そんな場所に行っていいのかという遠慮。
 それらがやえの舌を鈍らせた。二つ返事とは行かなかった。

 それを後押ししてくれたのが、晩成の仲間だ。
 そんなチャンスは、捨てるべきではないと。
 敵味方に別れて闘う事になるけど――自分たちのことは気にしないでいいと。
 それより、次に会う時にはお互いを驚かせるぐらいに強くなろう――と。

 そう、背中を押してくれた。


 それからこの学園に来て――やえの自信は打ち砕かれた。完膚なきまでとは言わないが。

 あまりにも次元が違う打ち手がいる。
 常軌を逸した現象が起きる。条理を捻じ曲げた結果が起こる。
 ただの努力では及べない天性の才能と言うものがある。
 そして、あまりにも狭き門がある。
 そんな猛獣の巣窟に差し伸べられた五本の――五本だけの蜘蛛糸。まるで蠱毒だ。

 そう思うと、この学園の全てが。麻雀を諦めさせようとしている風に感じられた。
 集められた教師陣。将来の進学先。いずれする就職先。
 そのどれもが、やえを麻雀から引きはがそうとしている風に感じられてならない。
 他にも目を向けろ、と。
 お前は麻雀ばかりを見過ぎている、と。


やえ(何を馬鹿な事を――)


 その時はそう思った。
 たとえ強靭なる打ち手が存在しても。たとえ苛烈なる試練が存在しても。
 たとえ甘美なる脇道が存在しても。
 やえは――諦めたくなかった。自らが選んだ路を、友と交わした約束を。
 だから、歩み続ける事を決めた。それがいかに過酷で困難な道だとしても。


 初めはただ、解放されたかった。
 何からも解き放たれて、空でも飛びたい。そう願っただけだ。

 家族からも――麻雀からも。
 頭を悩ませる何かから、一時目を背けられればいい。そうしたらまた先に進めるから。
 ガイアメモリを利用して変身したやえは、ただ毎晩、空を飛ぶ事だけを行っていた。

 だけど――それがいつからか。
 内なる苛立ちを体現したような声を上げた。四六時中、耳元でささやき続けるのだ。


 《家族が憎くはないか?》――自分をあの場所から引きはがした家族が。

 《ライバルが疎ましくはないか?》――そいつらさえいなければ自分が大会に出場できる。

 《何もかもが恨めしくないか?》――何故、自分ばかりこんな状況に置かれているんだろう。


 だからほら、怒ろうじゃないか。

 そのまま支配しよう。力に任せて、すべてを蹂躙しよう。

 何もかもを、自分に従わせようじゃないか。それだけの力があるのだから――。


 だから、あとは求めればいい。

 そうすれば、力は与えられる。

 思うがままに、暴力を震えるのだ。全ての厭わしいものを破壊できるのだ。

 だから――そうだ、ほら。

 使ってしまおう。何もかもを壊してしまおう。お前は自由なんだ。


やえ(うるさい、うるさい、うるさい――)


 頭を振って、耳元の《囁き(ウィスパー)》を振り払おうと試みる。
 違う。これは違う。
 自分はそんな事を考えてはいない。自分は何も壊したくない。
 ただ、前に進む努力をしたいだけだ。誰かを踏みにじったり、蹴落としたりはしたくない。
 麻雀なら。正当なる実力での果し合いならそれを肯定できる。
 勝負であると、勝ちと負けが存在するのだと――だから結果も正当なるものであると納得できる。

 これは――違う。
 暴力に従って、相手を戦う前に踏み砕くなどと言うのは、勝負ではない。
 だから、断じて否定する。

 否定、する――。

 否定――――。

 否定――したい、のに。


やえ「あ……ぁ」


 手が自然とガイアメモリに伸びる。
 フラッシュバック。全能感と多幸感が、記憶から伝わってくる。

 人の身で為し得ない事をできる、その自由。
 人を超えた力を手に入れられる、その快楽。
 一度知ってしまったら――あまりにも手放し難い誘惑。

 もう、飲み込まれかけている。いや、完全に飲み込まれているのかもしれない。


「――、――!」


 そこにダレカが。ナニカがこの場に訪れる足音が聞こえて。その声が耳に入って。
 その時同時に、やえは地球の囁きに耳を傾けた。


 ――《QUEEN BEE》!



+ 判定
直後、小走やえ適合度(汚染度)判定


校舎裏に存在したため、判定値-20
ただし、汚染値が50を下回る事はない


514 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 19:34:38.72 ID:yiCtp5sfo [7/11]
ニワカ
+ ステータス
【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:25
HP:42/42
スタミナ:42/42
気力:40/40
ATK:40
DEF:35

(レンジ:至近距離~近距離)
  • 【女王蜂の記憶】:飛行を得る
  • 【毒針】:相手にダメージを与えた場合発動。毎ターン、相手は【こちらが与えたダメージの10分の1】+【相手のスタミナ消費値と同等】のダメージを受ける。
  • 【汚染値】:汚染値が50を超えている場合、その差分を技能にプラスする。超えていない場合、技能は通常のものを用いる
  • 【適合値】:適合値/5を技能に追加する



京太郎「小走先輩――!」

カザリ「直ぐに発見するなんて、さすがだね」


 校舎裏に、走り寄って。
 そこに蹲る彼女を発見した。

 もしやと最悪の想像がよぎったが――。

 彼女の強さならば。
 出会って間もないが、あの時、苦労はあると言いながら笑った彼女の強さを信じるのなら。
 彼女はこうして、人知れずに苦しみと戦っているに違いない。

 そう思っての選択だったが、どうやら、その通りだったらしい。
 すぐさま、説得に入ろうとするものの――。


やえ「ははは……あははははは」


 彼女は壊れた笑みを浮べて。
 それから、あのUSBメモリを叩いた。

 ――《QUEEN BEE》!

 メモリが、あの腕の――四角い紋章へと飲み込まれていく。
 これが、ドーパントの正体。
 人を変貌させる薬物の、人を破壊する怪物の――真実。


カザリ「へえ、それがドーパントなんだ。面白いね」

カザリ「で、どうするの?」


 声を躍らせるカザリに視線をやらずに、小走やえと正対する。
 このまま、説得が通じるならそれでいい。
 だけど、正気を失ってしまっていると。そう感じる

 それに――。


京太郎「止めるさ、俺が」


 あんな笑いを浮かべながら。
 彼女は本心で、泣いている気がした。

 こうなってしまった自分を見ないでくれと嘆き――。
 そして同時に、こんな自分を止めてくれと叫んだ――。


京太郎「――だから、メダルを渡してくれ」

カザリ「……はいはい」


京太郎「――変、身!」

 ――タカ! ――トラ! ――バッタ!

 ――タ・ト・バ! タトバ! タ・ト・バ!!





                        /: . : ィ!
                  , 、.≠フイ: :': : : :,.._j
              ,.ヘ_ /,、j》/:,..--、='´: :=、]
              {ヽ:\V レ: /: : : : ヽ='´二7
              |:,..'::`丶:::{: : : : : : : : }-':::::∧
              、!: : : : }: :\:: : : : : r' {::::-':::::!
              、:: : :ノ!:i!:': ゝー、≦、`ヽ:::::::::l
                、:/!j: :i!:: : :',::::`ヽヽ、/:::::::::i
               、|!:::}!: i!: : :j}、:/::ゝ':::::::::::7
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                i \ゝ'´::`丶、::::/::::::|リ
                  ヽ:::}: l:::レ':::::::::::::::`ヽ.      ,..ィ≦ ̄``丶、
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               ,x'/シク 〃ミヽ/`rァ、 \:::::::::/r'、、, 、::::::::::::::::::::::::::::::::::',
              /_彡'、小リr、≠:::ユ_/:::::、 ヽ::::| |\、  `丶、::::::::::::::::::::::::l
            ,ィク‐---フ7ー‐‐'、ゝ ヽイ! ー--ソ  ニ' !::::::\ゝ 、    丶、:::::::::i!
       ,.. ─==///L[_フ /r彳::ミ/7_/ュ》'  ゝニセ! |ニ i!:::::::l::::::::`::≧、丶、 ヽ,、!
      /::::::::::::///:// 》、ゝ-シミ |}〔::!、{::、、 丶、=シ7 !-':::、:::::、:::::::::::::::::::丶、ノ、/,'
    ,'::::::::::/´/l ヒ彡'、ゝ} 〕'/ゝ='::::7/::/// ==/ク  i::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::::::i! 、/
    |::::::, ' //::| ト/, ノ《::、ゝ='^ゝリ'へ_,、 r=、 // ./:::::::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::ゝ 、
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       i{:::、::::::::::::::::::/ {/ヽ、j::=、r===、__:::::}f'__j-、_:::::::::::j7´ `ヽ幵=、 《//:::::/ i|  、j
   _  |ゝ==--:::::::::}!/≠==、7/、7¨{=7へ===l、─‐|==='{{ l´ ノ ノ-==ァ' 《≠´  、 /  /》
   ヽ \/:::::=-:/ニ/::{j::::,イ{:::::j::}、イ==、ミ、ヽ_:ゝ[ユ7≪=i!  |_ゝ==彡'ノノ   ヽ     i!  // 》
    i! /t====,三7:::::l-=ゝ___ノ={: : :/:}ァ';/;;;;/}=}=ヒニj!====]_/_/´¨     、  __j! {/ /
    i!/ニニニニ}三i!::::::j|≫=--..≧==彡'八___ノ_/_:/ ̄:::::::::::::::::::::',        |≠ r─-、 }'
    /,、≠===i!三i!:::| |:レj====ゝ_=_ 、 、≪ ̄l〈  ',:::::::::::::::::::::::',       {_彡'<ミヽ丿!
.   / , ゝ── 、三、::! |::7=i! |::::::::::::::::::::::::::、、:::::::、、/ j!::::::::::::::::::::::j!    ,=、'-─-、/\}レノ
.  ,.'  ,      、三、|=Ⅳ:::i!、|::::::::::::::::::::::::::::ゝ'::::::::、∧!i:::::::::::::::::::::|    / /ノ::: ̄7ヽヽ |´
  ヽ ,       /ー=、-,:::::i!、i!::::::::::、::::::::::::::::::::::::::::::、∧i!::::::::::::::::::::i    lゝ=':/::::ノ:::::ヽ、j!
   //__   /   ̄ |:::::i!、|:::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::::::v /》:::::::::::::::::::l    し/l─v≠〉:::::レ'
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+ ステータス
【オーズ タトバコンボ】  須賀京太郎
技能:20
HP:45/45
スタミナ:43/43
気力:64/64
ATK:40
DEF:40
  • スタミナ消費半減。レンジ:至近距離
  • 欲望の王:戦闘ダメージゾロ目にて、グリードよりコアメダルを奪取
★王を統べる力:戦闘時【王を統べる力】を選択にて戦闘・撤退・追撃・奇襲判定+10。コンボ以外でのメダルを使用
           また、持つメダルによって、レンジも変更される。(至近~遠距離)
           ゴリラメダル所持によりレンジを超遠距離に、クジャクメダルにより遠距離に、クワガタ・シャチ・ウナギメダル所持によりレンジを中距離に変更
           カマキリメダルによりレンジを近距離に変更、タカ・トラメダルはコンマゾロ目での戦闘判定勝利にてメダルを奪取
           チーターメダル所持によって、高速を得る
★コンボチェンジ:使用宣言時、戦闘判定-10。判定勝利にて次ターンより発動。
           メダルが揃っているとき、以下のコンボを使用可能。コンボチェンジの度にスタミナを固有値10消費

《ガタキリバコンボ》
 ATK:45 DEF:45
  • 毎ターンの消費スタミナ+5。レンジ:至近~中距離
  • 昆虫の王:戦闘判定+25。相手撤退判定-10。敵の数的優位による補正を無効化


※現在の所持メダル タカ×1、クワガタ×1、カマキリ×1、バッタ×1、ライオン×1、トラ×1、チーター×1
※ただし、猫科系メダルは同時に1枚までしか使用不可能



              V  S



【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:37(25)
HP:42/42
スタミナ:42/42
気力:40/40
ATK:40
DEF:35

(レンジ:至近距離~近距離)
  • 【女王蜂の記憶】:飛行を得る
  • 【毒針】:相手にダメージを与えた場合発動。毎ターン、相手は【こちらが与えたダメージの10分の1】+【相手のスタミナ消費値と同等】のダメージを受ける。
  • 【汚染値】:汚染値が50を超えている場合、その差分を技能にプラスする。超えていない場合、技能は通常のものを用いる
  • 【適合値】:適合値/5を技能に追加する
+ 距離判定
直後、レンジ判定

1~3:至近距離
4~6、0:近距離
7~9:中距離

※近くで会話していたため、遠距離・超遠距離は適用せず

522 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 20:00:12.79 ID:ljeYVIrIO [9/14]
えい
+ 戦闘判定
勝利条件:クインビー・ドーパントのHPゼロまたはスタミナゼロ
敵に援軍は来ません
二手に分かれていたため、京太郎も基本的に援軍を見込めません


【オーズ タトバコンボ】  須賀京太郎          【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:20                            技能:37(25)
HP:45/45                          HP:42/42
スタミナ:43/43                VS     スタミナ:42/42
気力:64/64                         気力:40/40
ATK:40                            ATK:40
DEF:40                            DEF:35



現在【中距離】です
戦闘方針は【通常方針】です

↓3、須賀京太郎のコンマ&行動をお書きください


     20 + コンマ -5  VS  37 + GMコンマ



525 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 20:09:19.10 ID:VWdBHLcAO [15/22]
王を統べる力 クワガタ 沈着

526 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 20:10:16.37 ID:zJsVcSB9o [3/6]
加速下

527 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 20:10:19.77 ID:NItC6/2/o [7/10]
525

528 ◆JMwDi./kgnUr[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 20:15:50.43 ID:8qPGgIAno [10/10]
#通常方針のみ小走
小走やえ、通常方針

オーズ:20+50+10-5=75
クインビー:37+31=68
ダメージ:(1+9)+7/5+40-35=17

クインビー・ドーパントに17のダメージ!

オーズはスタミナを5消費! 気力を15消費!
クインビー・ドーパントはスタミナを3消費!



【オーズ ガタトラバ】  須賀京太郎           【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:20                            技能:37(25)
HP:45/45                          HP:25/42
スタミナ:38/43                VS     スタミナ:39/42
気力:49/64                         気力:40/40
ATK:40                            ATK:40
DEF:40                            DEF:35



現在【中距離】です
戦闘方針は【通常方針】です


カザリ「オーズ、これを使いなよ!」


 戦闘が始まるや否や。
 蜂を人型に直したようなクインビー・ドーパントが、羽ばたきを始めた。
 幾重ものストライプが入った禍々しい金色のボディが、不快な羽音と共に浮き上がる。

 その姿を確認した瞬間、カザリがメダルを投げた。
 クワガタメダル。ウヴァから奪い取った、昆虫コアの頭部。


京太郎「おう!」


 ――クワガタ! ――トラ! ――バッタ!


 オースキャナーに連動して、コアメダルが叫びを上げる。
 それからすぐさま、全方位の知覚が可能となったクワガタヘッドから――首を動かさず、電撃を発現。
 迸る緑の線が、クインビー・ドーパントの体を攻め立てる。


クインビー「……痛ぅ!」

京太郎「……」


 あれは生身が変形している。おそらくはそうだ。
 グリードが相手であるなら、コアメダルを掴みだせばいいが……相手が人間だと、そうもいかない。
 すみませんと、心の中で謝罪する。口に出す暇などない。

 止められる――この力があるなら、それは可能だ。

 しかしはたして、倒してしまう事は――可能なのか?
 そうなった場合、彼女の命はどうなるのだろうか。



+ 戦闘判定
532 1 ◆rQuK41WXh24K[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 20:25:40.64 ID:mc2ti8O2o [2/3]
【オーズ ガタトラバ】  須賀京太郎           【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:20                            技能:37(25)
HP:45/45                          HP:25/42
スタミナ:38/43                VS     スタミナ:39/42
気力:49/64                         気力:40/40
ATK:40                            ATK:40
DEF:40                            DEF:35



現在【中距離】です
戦闘方針は【通常方針】です

↓3、須賀京太郎のコンマ&行動をお書きください


     20 + コンマ +10 -5  VS  37 + GMコンマ


533 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 20:27:28.76 ID:zJsVcSB9o [4/6]
加速下

534 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 20:29:33.63 ID:ljeYVIrIO [12/14]
通常
王を統べる→クワガタ、カマキリ、チーター

535 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 20:36:55.96 ID:yiCtp5sfo [8/11]
方針は全て上と同じ

536 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 20:43:04.08 ID:mc2ti8O2o [3/3]


#やっぱり通常方針のみ
小走やえ、通常方針

オーズ:20+96+10-5=121
クインビー:37+64=101
ダメージ:(5+5)+20/5+40-35=19

クインビー・ドーパントに19のダメージ!

オーズはスタミナを9消費!
クインビー・ドーパントはスタミナを6消費!




【オーズ ガタキリーター】  須賀京太郎        【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:20                            技能:37(25)
HP:45/45                          HP:6/42
スタミナ:29/43                VS     スタミナ:33/42
気力:49/64                         気力:40/40
ATK:40                            ATK:40
DEF:40                            DEF:35



現在【近距離】です
戦闘方針は【通常方針】です


京太郎「うおおおおおおおおォォォォォ――――!」


 クワガタの力で更なる電撃を。
 麻痺し出したクインビー・ドーパントが、ふらついたその瞬間。


京太郎「カザリ!」

カザリ「ああ、分かったよ」


 カザリが何かを察して、こちらへとメダルを放る。
 交換を終えると、カザリへとトラメダルを返却。

 ――クワガタ! ――カマキリ! ――チーター!


 もう一度電撃を。
 そして、体勢を崩したクインビー・ドーパント目掛けて――チーターの俊足で、跳ぶ。

 そのまま、空中で。
 一撃/二撃/三撃――蹴り/切り/蹴る。

 クインビー・ドーパントの体を、無理やり地面へと。
 蹴りの反動で、こちらは地上へと着地する。


クインビー「うぅ……ぁぁ……」

クインビー「痛い……痛い……」

クインビー「どうして、私が……なんで……」


 体中から煙を上げて、立ち上がるクインビー・ドーパント。
 呻きをあげる、クインビー・ドーパント=小走やえ。

 切りつけた感覚も、蹴りつけた感触も。
 そこにメダルが散らないというものが入るだけで、まるで生身のそれを相手にしているようだ。

 そして呻きを上げる彼女。
 分かっていても、気分はよくない。

 ひょっとしたらこのまま、殺してしまうのではないか。
 そう思えて、ならない。なにしろ、ドーパントについての知識がまるでない。
 それが人の変わったものであると。人を襲う怪物でしかないと。
 それぐらいしか、知り得ないのだ。


カザリ「オーズ、何やってるのさ!」

カザリ「来るよ! 本気の攻撃だ!」


 立ち上がったクインビードーパントが。
 その翅をはばたかせて、毒針をこちらにめがけて突進してくる――――。


+ 戦闘判定
539 1 ◆l/kmNVlDvYb2[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 20:59:48.04 ID:Yu6RLG+mo [2/5]

【オーズ ガタキリーター】  須賀京太郎        【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:20                            技能:37(25)
HP:45/45                          HP:6/42
スタミナ:29/43                VS     スタミナ:33/42
気力:49/64                         気力:40/40
ATK:40                            ATK:40
DEF:40                            DEF:35



現在【近距離】です
戦闘方針は【通常方針】です

↓3、須賀京太郎のコンマ&行動をお書きください


     20 + コンマ +10 -5  VS  37 + GMコンマ +39

540 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:03:24.29 ID:VWdBHLcAO [16/22]
集中48

541 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:03:26.40 ID:ljeYVIrIO [14/14]
あ、ファンブルしてる
温存
距離をとる
爆発

542 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:04:35.98 ID:zJsVcSB9o [5/6]
安価は上

545 1 ◆l/kmNVlDvYb2[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 21:07:12.13 ID:Yu6RLG+mo [3/5]
クリティカル VS ファンブル とか……


距離はどこまで取ります?
高速だから、自由自在ですよ
この場合、遠距離と超遠距離は戦闘からの撤退にあたりますけど……

546 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:08:14.80 ID:VWdBHLcAO [17/22]
中距離でー

547 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:08:34.20 ID:t/xFXpK3o [21/31]
中距離

548 1 ◆l/kmNVlDvYb2[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 21:09:28.91 ID:Yu6RLG+mo [4/5]
了解、中距離やね

549 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 21:13:15.76 ID:Yu6RLG+mo [5/5]
#攻撃方針集中39やえ
攻撃方針、集中39

小走やえのファンブル!
須賀京太郎のクリティカル!

クインビー:37+39+0=76 ただしファンブルにより強制敗北
須賀京太郎:20+100+10-5=125
ダメージ:距離を取る為、なし

須賀京太郎はスタミナを9消費! 気力を20回復!
小走やえはスタミナを0消費! 気力を39消費!



【オーズ ガタキリーター】  須賀京太郎        【クインビー・ドーパント】 小走やえ
技能:20                            技能:37(25)
HP:45/45                          HP:6/42
スタミナ:20/43                VS     スタミナ:33/42
気力:64/64                         気力:1/40
ATK:40                            ATK:40
DEF:40                            DEF:35



現在【中距離】です
戦闘方針は【温存方針】です


京太郎「……ッ!」


 咄嗟。
 チーターレッグの俊足で、クインビー・ドーパントから距離を取る。
 いくら飛行できると言っても、音速で地を駆けるチーターの速度には及ばない。
 それに……


京太郎(俺が躱すよりも先に、止まった……?)


 クインビー・ドーパントは。
 針が飛び出したその腕を、自らの右腕で押さえつけていた。
 そのまま、隙だらけの棒立ち。

 ひょっとしたら――と思った。
 このままならば、説得が通じるのではないだろうか。
 彼女の意識は覚醒に向かっていて。
 それ故に、京太郎への刃を緩めたのだと。


やえ「……い、……て」


 だけども――そんな希望なんてのは。
 ただの儚い、願望でしかなかった。


やえ「お願い……私を……止めて……」

やえ「お願いだから……殺して……」


 カタカタと、彼女の腕が声を上げる。
 それは押さえられない殺意の声と、自分を制しようとする理性の声。

 その狭間で。引きあった綱の上で。
 小走やえは、言葉を紡いでいた。

 これ以上はもたないから。
 だから止めてほしいと。
 何かをやる前に自分を殺してほしいと。

 須賀京太郎に、そう魂願していた。
 それは、魂の慟哭だった。血と命を伴った、願いであった。 


 ここで――彼女を止めなければ。
 理性の歯止めが利かなくなった彼女は人を襲うだろう。
 誰も止めるものがいなければきっと、大きな被害が出る。
 その中には――死者も生まれるはずだ。あの未確認のときのように。

 そしてそれを行ってしまった彼女の心は。
 確実に破壊されるだろう。己を攻めきってか、それともあのメモリに浸食されてかは知らないが。
 どちらにしても、小走やえの心は死ぬ。


 だが、ここで彼女を止めると言うのは。
 痛みを感じている彼女に止めを刺すという事に他ならない。
 つまりは、小走やえの命を奪うのだ。大勢の人間を助けるために。須賀京太郎の命を長らえさせるために。

 はたして――どちらを選ぶべきなのだろうか。

 彼女の言葉に従い、須賀京太郎の殺意を以って、彼女を止めるのか。
 それとも、彼女の言葉に従わず、須賀京太郎の願望を以って、彼女を止めないのか。

 須賀京太郎は、どちらを選ぶべきなのだろうか。


カザリ「ああ言ってるけど、どうするの?」

カザリ「……君ができないって言うなら、僕がやるけど」


 と、カザリはグリード体へと姿を変え、その爪を光に翳した。
 鈍く光るそれが、今まさに命を奪わんとしている、そんな場である事を否応なく認識させる。

 はたして――。


やえ「ごめん、なさい……!」

やえ「おねがい……ころして……」

カザリ「どうするのさ、オーズ」


 須賀京太郎は――。


+ 選択
1:「……分かった」
2:「俺には……できない」
3:「…………」


↓3

561 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:02:45.59 ID:t/xFXpK3o [25/31]
1

562 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:03:08.37 ID:IU5d87WTo [3/4]
3

563 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:03:36.60 ID:SZC/ts69o [20/27]
3


京太郎「…………」


 最早、殺すしかないのか。
 この手で、命を奪う。自分が彼女の異変に、もっと早い段階で気付いておけなかった為に。
 それが故に、小走やえの命を奪う事となる。

 いくら謝っても足りないだろう。
 もっと京太郎が気を付けていれば。気付いてさえいられれば。気を払っていたなら。
 小走やえはこうして苦しむ事も。
 また、その命を散らす事もなかったはずだ。


 ――俺が……。

 ――俺のせいで……。

 ――俺がもう一歩踏み込めていたなら……もっとちゃんと考えられていたのなら……。

 ――そうすれば……。

 ――あの時みたいに、人を殺す事なんてなくて済んだのに……。

 ――また俺は、人を殺してしまった。

 ――俺のせいで、人が……死ぬんだ……。



カザリ「やるんなら、ドライバーをもう一度スキャンするといいよ」

カザリ「コアメダルの力を、更に開放できるからね」


 カザリの言う事は、実に端的だった。
 オーズの全力で、クインビー・ドーパント=小走やえを殺害しろ。
 それだけの事だ。

 それは果たして、慈悲なのだろうか。
 これ以上苦しみがないように、確実に葬れと言う。

 震える手を、オースキャナーに伸ばす。
 そして――


+ 判定
直後判定
1~50:隙をついて飛び去るクイーンビー・ドーパント
59~99:イベント発生

ただしゾロ目にて、マスカレイド・ドーパント群襲来

566 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:18:21.89 ID:t/xFXpK3o [26/31]
ほい


569 1 ◆B6xkwd67zxGJ[saga] 投稿日:2013/02/05(火) 22:22:21.08 ID:OQQufweho [5/17]
566の判定:89

よって、仮面ライダー襲来

1:緑と黒、半分ずつ二色のライダーが現れた
2:赤いフルフェイスメット、青い単眼のライダーが現れた
3:黒子というか忍者の如き金色のお面の怪人を連れた、マントを纏ったライダーが現れた
4:電王に似ている、大剣を担いだライダーが現れた
5:銀と緑を基調とした、ロボット的なライダーが現れた

↓3

570 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:22:40.24 ID:uODUoNW10 [18/18]
やっぱり他のライダー達と早々に接触するべきやね

571 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:23:47.52 ID:IU5d87WTo [4/4]
あわあわ3

572 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:23:48.39 ID:VWdBHLcAO [19/22]
2



「……ん、なんや? ドーパントが三体おるやん」

 唐突に、そんな声が場の空気に割り行った。
 視線を向けたその先に居たのは――赤いフルフェイスメット、青い単眼のライダー。

 あれは、カザリから聞いた情報にもあった――


京太郎「仮面、ライダー……?」

セーラ「ん?」

セーラ「ああ……まあ、そら俺も有名人やからしょうがないか」


 そう呟いて、片手剣を構える仮面ライダー。
 会話はこれで終わりとでも言いたげだ。


 ……いや、待て。

 もし、あの言葉が本当なら……。
 こいつ、まさか……。


セーラ「それじゃあ、っと」


 ――《ENGINE》!

 ――《MAXIMUM DRIVE》!


 灰色のメモリを叩くと、その剣を中折れさせて、挿入した。
 何が何だか良くわからないが。
 おそらくこれは、何か危険な技である――その筈だ。
 エンジンと叫んだあのメモリと、剣の周囲に堆積するエネルギー。


カザリ「……これ、拙いんじゃないの?」


+ 判定
直後、コンマ判定

1~30:咄嗟に全員の盾になる
31~60:咄嗟にスキャニングチャージを発動させる
61~99:クイーンビー・ドーパントが……

ゾロ目:意外! それは電王!

585 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:45:03.05 ID:t/xFXpK3o [28/31]
向こうから仕掛けてきたんだ・・・もうコンボ使うしかないじゃない!
経験値にしてやる!

+ 反応
586 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:45:31.15 ID:QzfaUNFuo [5/8]
全裸になって生体コネクタがないと証明するしかない(錯乱)

587 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:45:56.26 ID:OrEQHiO8o
このスレでは登場しないことが最良の幸福のようだな
ライダー確定の人以外は死ぬのはええ、ライダー設定されててもルート次第で違うかもしれないからなお悲しみ背負ってる

588 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:46:12.55 ID:VWdBHLcAO [20/22]
これは爆発して次週に続く展開

589 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:47:13.42 ID:t/xFXpK3o [29/31]
588
後藤さんェ・・・
これメダル飛ばされてグリードにもってかれたらセーラ殺されるな、カザリに

590 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:48:08.08 ID:QzfaUNFuo [6/8]
後藤バズーカを思い出すなあ…


京太郎「――――ッ!」

京太郎「危ない!」


 思った時には、体が動いていた。
 そうとしか、言いようがない。

 説得をする暇――なし。
 二人を抱えて逃げる余裕――なし。
 スキャニングチャージをする時間――なし。

 ならば――もう。
 この体を盾にするほか、ないじゃないか。


 チーターの速度を生かして。
 そのまま、放たれる剣戟の前に立ちふさがる。
 攻撃は3発。


 1発目――両腕が軋んだ。カマキリソードに罅が入る。

 2発目――腕が弾けた。胸部が軋んだ。カマキリソードが零れ始める。

 3発目――身体が焼ける音を聞いた。感覚が失われる。カマキリソードが消えた。


 どうやら最後の最期で、変身が解除されたらしい。
 意識が失われていく。
 カザリが吼えるのを聞いた。仮面ライダーは叫んでいた。

 そして――小走先輩は、泣いていた。


 手を伸ばそうとする。
 だけど宙に浮いた彼女は、そのまま遠ざかって行った――。







        「生徒と欲望とドーパント」


                              B-Part 終了


←To be continued...
最終更新:2014年03月08日 19:24