第4世代原子炉

第4世代(Generation IV,GEN-IV)原子炉とは、米国エネルギー省(DOE)が2030年頃の実用化を目指して提唱した次世代の原子炉の一般的な概念である。第4世代原子炉は、燃料の効率的利用、核廃棄物の最小化、核拡散抵抗性の確保等エネルギー源としての持続可能性、炉心損傷頻度の飛躍的低減や敷地外の緊急時対応の必要性排除など安全性/信頼性の向上、及び他のエネルギー源とも競合できる高い経済性の3項目の目標を満足する必要がある。

2030年までの実用化を目指す概念として、
  • 超臨界圧軽水冷却炉
  • ナトリウム冷却高速炉
  • 鉛合金冷却高速炉
  • 超高温ガス炉
  • ガス冷却高速炉
  • 溶融塩炉
の6概念が選定された。

最終更新:2010年12月21日 18:11