UHV(超々高圧送電)

100~150万ボルトの電圧による超々高圧送電のこと。

日本の110万Vを標準電力とするUHV(超々高圧)送電技術は、国際規格として認定されている。UHV(超々高圧)送電は、従来の550kV送電線に比べて、3~4倍の電力の送電が可能で、送電ロスの低減を図ることができるため、高効率・環境配慮型の送電システムとして期待されている。

1970年代の日本の50万ボルト送電線建設も凄かったが,中国は距離と規模でこれを越える。現在中国は,新しい超高圧長距離送電線を建設中だ。それは,内モンゴルのシリンゴル盟と安徽省の准南,及び上海を結ぶ送電線である。

この中国の超高圧送電技術は,現在世界が注目しており,最近も,ウオールストリートジャーナルが取り上げ,特に中国と同じような状況にあるインドとロシアでは,討議研究が行われている。

最終更新:2010年12月21日 18:04