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*&aname(tani)分類単位 昆虫は様々な種に分けられますが、そのいくつかの種をまとめてひとつのまとまりにすることがあります。 そのまとまりには細かく分けたものや大きく分けたものがあります。 細かいものでは「属」、大まかに見ると「門」や「鋼」、最後は「界」にまとまります。 その「界」や「属」などを分類単位と呼びます。 基本的には、 &html(<b> 界(かい)Kingdom<br>  門(もん)Phylum/Division<font size="1">(※1)</font><br>   鋼(こう)Class<br>    目(もく)Order<br>     科(か)Family<br>      属(ぞく)Genus<br>       節(せつ)Section<br>        種(しゅ)Species</b>) を使用しますが、これをさらに細分化して利用することもあります。 これは接続詞を使うもので、基準より上の階級の場合は、 大~(Megn-)>上~(super-)を、下には、亜~(sub-)>下~(infra-)>小~(Parv-)の接続詞を使用すると、さらに細かくできる。 &html(<font size="1">※1,門のPhylum/Divisionは、動物界はPhylum、植物界、菌界はDivisionと使い分ける。</font>) // // **&aname(kai)界についてのいくつかの説 // 界は、生物を分類する中で一番上の段階です。 // 昔は動物界と植物界の2界で分けられるものが多かったのです// が、 // 最近では5界説や、8界説なども登場してきています。 // // -2界説 // 動物界(動いて餌をとる生物)、植物界(動物以外)の2界。 // // -3界説 // 動物とも植物ともとれる特徴をもつ原始的な生物を「原生動物界」にわけ、 // 動物界、植物界、原生動物界の3界。 // // -5界説 // 現在の主流で、植物界のうちのカビ、キノコなどを「菌界」にわ// け、 // 細胞核をもたない原核生物を「モネラ界」にわけて、 // 動物界、植物界、原生動物界、菌界、モネラ界の5界。 // // -6界説 // モネラ界をさらに細菌界、古細菌界の二つに分ける説。 // 動物界、植物界、原生動物界、菌界、細菌界、古細菌界の6界。 // // -8界説 // 動物界、植物界、原生動物界、菌界、真正細菌界、 // 古細菌界、クロミスタ界、アーケゾア界の8界。 // // -3つのドメイン // 近年、微生物についての研究により、界よりさらに上のドメイン // (超界)を設定する仮説が立てられている。 // 細胞の仕組みにより、真核生物、細菌、古細菌の3つのドメインに// 分けられる。 **&aname(shu)種の定義 分類の上で基本の単位となるのが種であるが、種の定義は -一定の形態的特徴をもって、他の種とは明白な区別点があること。 -個体変異、環境変異はあるものの、種としての形質は一定したもので、それは遺伝で子孫に受け継がれること。 -生態学的、生理学的にも特性をもっていること。 である。 **&aname(ashu)亜種について 亜種は、種を地理的変異などでさらに細分化するものです。 体色が違ったりするのですが、体のつくりは同じ。 亜種以下の単位には「型」があるが、これは季節による季節型、 雌雄の差による特定の型などがある。 **&aname(rei)実例 実際に複数の昆虫を例にとって分類の説明してみようと思います。 &html(<table border="3"><tr><th>分類単位</th><th>ナミアゲハ</th><th>カブトムシ</th><th>オオスズメバチ</th><th>アブラゼミ</th><th>オニヤンマ</th></tr><tr><th>界</th><td>動物界</td><td>動物界</td><td>動物界</td><td>動物界</td><td>動物界</td></tr><tr><th>門</th><td>節足動物門</td><td>節足動物門</td><td>節足動物門</td><td>節足動物門</td><td>節足動物門</td></tr><tr><th>鋼</th><td>鋼</td><td>昆虫鋼</td><td>昆虫鋼</td><td>昆虫鋼</td><td>昆虫鋼</td></tr><tr><th>目</th><td>鱗翅目</td><td>甲虫目</td><td>膜翅目</td><td>半翅目</td><td>トンボ目</td></tr><tr><th>科</th><td>アゲハチョウ科</td><td>コガネムシ科</td><td>スズメバチ科</td><td>セミ科</td><td>オニヤンマ科</td></tr><tr><th>属</th><td>アゲハチョウ属</td><td>カブトムシ属</td><td>スズメバチ属</td><td>アブラゼミ属</td><td>オニヤンマ属</td></tr><tr><th>種</th><td>ナミアゲハ</td><td>カブトムシ</td><td>オオスズメバチ</td><td>アブラゼミ</td><td>オニヤンマ</td></tr></table>)
*分類単位 昆虫は様々な種に分けられますが、そのいくつかの種をまとめてひとつのまとまりにすることがあります。 そのまとまりには細かく分けたものや大きく分けたものがあります。 細かいものでは「属」、大まかに見ると「門」や「鋼」、最後は「界」にまとまります。 その「界」や「属」などを分類単位と呼びます。 基本的には、  ''界(かい)Kingdom''    ''門(もん)Phylum/Division'' &font(80%){(※1)}     ''鋼(こう)Class''      ''目(もく)Order''       ''科(か)Family''        ''属(ぞく)Genus''         ''節(せつ)Section''          ''種(しゅ)Species'' を使用しますが、これをさらに細分化して利用することもあります。 これは接続詞を使うもので、基準より上の階級の場合は、 大~(Megn-)>上~(super-)を、下には、亜~(sub-)>下~(infra-)>小~(Parv-)の接続詞を使用すると、さらに細かくできるが、使用する単位は限られる。 この中で特に 門、綱、目、科、属、種 はどの生物においても 非常に重要な分類単位なので ''義務分類単位'' と呼んでいる。 どの生物でも、義務分類単位は設定しなければならない。 &font(80%){※1,門のPhylum/Divisionは、動物界はPhylum、植物界、菌界はDivisionと使い分ける。</font>} // // **界についてのいくつかの説 // // 界は、生物を分類する中で一番上の段階です。 // 昔は動物界と植物界の2界で分けられるものが多かったのです// が、 // 最近では5界説や、8界説なども登場してきています。 // // -2界説 // 動物界(動いて餌をとる生物)、植物界(動物以外)の2界。 // // -3界説 // 動物とも植物ともとれる特徴をもつ原始的な生物を「原生動物界」にわけ、 // 動物界、植物界、原生動物界の3界。 // // -5界説 // 現在の主流で、植物界のうちのカビ、キノコなどを「菌界」にわ// け、 // 細胞核をもたない原核生物を「モネラ界」にわけて、 // 動物界、植物界、原生動物界、菌界、モネラ界の5界。 // // -6界説 // モネラ界をさらに細菌界、古細菌界の二つに分ける説。 // 動物界、植物界、原生動物界、菌界、細菌界、古細菌界の6界。 // // -8界説 // 動物界、植物界、原生動物界、菌界、真正細菌界、 // 古細菌界、クロミスタ界、アーケゾア界の8界。 // // -3つのドメイン // 近年、微生物についての研究により、界よりさらに上のドメイン // (超界)を設定する仮説が立てられている。 // 細胞の仕組みにより、真核生物、細菌、古細菌の3つのドメインに// 分けられる。 **種の定義 分類の上で基本の単位となるのが種であるが、種の定義は -一定の形態的特徴をもって、他の種とは明白な区別点があること。 -個体変異、環境変異はあるものの、種としての形質は一定したもので、それは遺伝で子孫に受け継がれること。 -生態学的、生理学的にも特性をもっていること。 である。 **亜種について 亜種は、種を地理的変異などでさらに細分化するものです。 体色が違ったりするのですが、体のつくりは同じ。 亜種以下の単位には「型」があるが、これは季節による季節型、 雌雄の差による特定の型などがある。 **実例 実際に複数の昆虫を例にとって分類の説明してみようと思います。 | ''分類単位'' | ''ナミアゲハ'' | ''カブトムシ'' | ''オオスズメバチ'' | ''アブラゼミ'' | ''オニヤンマ'' | | ''界'' |動物界|動物界|動物界|動物界|動物界| | ''門'' |節足動物門|節足動物門|節足動物門|節足動物門|節足動物門| | ''鋼'' |昆虫鋼|昆虫鋼|昆虫鋼|昆虫鋼|昆虫鋼| | ''目'' |鱗翅目|甲虫目|膜翅目|半翅目|トンボ目| | ''科'' |アゲハチョウ科|コガネムシ科|スズメバチ科|セミ科|オニヤンマ科| | ''属'' |アゲハチョウ属|カブトムシ属|スズメバチ属|アブラゼミ属|オニヤンマ属| | ''種'' |ナミアゲハ|カブトムシ|オオスズメバチ|アブラゼミ|オニヤンマ|

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