Summary. YouTubeに動画を投稿する際には、事前に推奨フォーマットを使ってエンコードしておいたほうがきれいになります。今回は ffdshow + VirtualDub でエンコードする方法を説明します。
※現在では
夏蓮根など別のソフトを使うほうが簡単です。
※Windows7ではffdshowを使うためにもう一手間必要になります。
始めに
細かい設定抜きで自動でエンコードしてくれるソフト・・・なども探せばどこかに1つくらいありそうなものですが、あいにく自分はそれらに遭遇したことがありません。そのため、面倒ですが自前でエンコードを行っています。何かの参考になるかもしれないですので、その方法を書いておきます。
ffdshow
雑に言うと、 ffdshow は様々な動画形式のエンコーダ&デコーダを束にしたものです。これ自体かなり大きなプロジェクトなのでここでは深入りしません。ffdshow をインストールすると最初のうちはあちこちで「ffdshowに仕事をさせますか?」みたいなことを訊かれますが、「うざい!」って答えておけば引っ込みます(ぉ
[2]
VirtualDubでエンコード
VirtualDub自体については
こちら をどうぞ。
まず、VirtualDubのメニューで[映像]>[圧縮]を開きます。
ここで ffdshow Video Codec を選択します。そうしたら、今度は「設定」のボタンを押します。
設定画面はかなりごちゃごちゃしてますが、「エンコーダを H.264 にする」という点だけ押さえれば十分です。あとはお好きなようにどうぞ。
以上で設定は完了です。OKを選んでメニューを閉じます。この後はエンコードしたい動画を普通に読み込んで、普通に「名前をつけて保存」で出力すればエンコードが開始されます。
WMVファイルを読み込む方法
VirtualDubは本来AVIファイルの加工を専門とするソフトです。そのため、WMV形式のファイルを読み込むためにはプラグインが必要になります。ぶっちゃけた話、ムービーメーカーでもAVIファイルとして動画を出力することはできるんですが、一応読み込み方法を書いておきます。
まず、
fccHandler's stuff
さんからWMV用のプラグインをダウンロードして、32bit版 or 64bit版のどちらかをVirtualdubの plugins フォルダに置きます(この辺はOSによる。試してみてエラーが出なかったほうが正解)。
次に、ffdshowの設定をします。理屈はよくわからないんですが、このプラグインを使う場合、ffdshowのデコード設定にてWMV関係のものを有効にしておかないといけないらしいです。
↑こんなふうになっていればOKです。
これでWMVファイルを読み込めるようになります。うまくいかなかったら、事前にWMVファイルをAVIファイルに変換してしまうのがいいと思います。たぶん、方法は掃いて捨てるほどあるでしょうから。
[1]
普段はNiVEを使ってるけど。基本は同じなのでどちらでも簡単なほうで。
[2]
ffdshowが必要なソフト(今回だとVirtualDub)に対しては仕事させてあげてくださいw
最終更新:2015年01月02日 03:50