肉質
部位 |
切断 |
火 |
水 |
雷 |
氷 |
龍 |
怯み値 |
頭(白棘) |
45(75) |
5 |
10 |
15 |
15 |
5 |
190 |
角 |
20 |
5 |
15 |
20 |
0 |
10 |
130 |
腹 |
35 |
0 |
0 |
10 |
5 |
5 |
450 |
背中 |
30 |
0 |
0 |
10 |
5 |
15 |
|
前脚(白棘) |
50(70) |
5 |
5 |
15 |
0 |
5 |
280 |
後脚 |
35 |
0 |
0 |
10 |
5 |
5 |
350 |
翼(白棘) |
40(55) |
10 |
5 |
10 |
5 |
10(15) |
180 |
尾 |
60 |
10 |
5 |
10 |
5 |
5 |
220 |
尾先(白棘) |
45(65) |
15 |
5 |
15 |
5 |
10 |
|
攻略
「古龍を食らう古龍」というコンセプトの、本作の看板モンスターである古龍。ストーリー上では、キーモンスターであるゾラ・マグダラオスのエネルギーを察知し現れたり、各地で別の古龍の活動が活発になるとその活動を察知し登場したりと、美味しいところで現れストーリーを盛り上げてくれる。
性格は非常に好戦的で、ハンターを視界に入れると咆哮の後、すぐに交戦状態に突入する。他の古龍とまみえた際にも必ず縄張り争いを起こし、古龍同士の圧巻の勝負を繰り広げる。
別名は「滅尽龍(めつじんりゅう)」。自らに生えたトゲを自らの攻撃で破壊しながら、こちらに全力で攻めこんでくる姿はまさに「尽(ことごと)」くを「滅」する龍の名にふさわしい。
他の古龍と異なりギミックを使用せず、小細工なしの肉弾戦を正面から挑んでくるイケメン。
ハンターの攻撃や、自分自身の攻撃で傷ついた表皮に刺を生やし、攻撃力を上げてくるのだが、その棘が凄くやわらかい上に破壊すると大ダウンするため攻めこまれると弱い。
トゲ破壊→ダウン→起き上がり→トゲ破壊→ダウン……と延々ループ出来てしまうため、TA勢の格好の的となっている。物理偏重の環境も相まってTAは軒並み1分台という現実が哀愁を誘うモンスターでもある。
ストーリークリア後なら装衣やスキルが強力なためソロでもハメ殺せるようになるが、ストーリー攻略中であれば紛れもない強敵。特に破棘滅尽旋・天は対策必須。
また古龍の中で唯一、こちらが何らかの攻撃を食らって倒れこむと高確率で滅尽掌などの強力な技で起き上がりに追い討ちををかけてくる、格闘ゲームで言うところの「起き攻め」を行うAIを持つ。馬鹿正直に最短で起き上がるとまず追い討ちをもらって乙るため、ネルギガンテ戦では吹っ飛ばされても少し倒れていたほうがいい。
強力な盾を持っているガンランスは比較的安全なので攻撃に一つ一つ対処するように動こう。
ある程度ダメージを与えると、長い咆哮と共に翼が常に軽く開いた状態に形態移行する。
引っ張りに引っ張って満を持して2019年五月上旬、歴戦王個体が実装。新BGM、強力な新モーション、縄張り争いの追加、そして勝利したときの専用ファンファーレなど滅茶苦茶優遇されての実装となった。
攻撃力は大方の予想通り高くなっていて、新モーションの凶悪さも相まってかなりの強敵だが、きっちりガード・回避すれば対処できるし、耐久値こそ高いもののトゲ破壊によるダウン仕様もそのままである。
モーションを見極めて対処し、的確に攻撃すれば必ず勝てるようになっている、無印MHWのフィナーレを飾るにふさわしい良モンスとなった。
ガンランスで挑む場合には、ガード性能をLv5まで積んでいてもゴリゴリ削られるため、
ベヒーモスと同様回避型で挑んだ方が結果的には安全。攻撃判定も短いため、慣れればほぼ被弾せずに狩ることもできる。
攻撃の威力も高くテンポも早いため、ついつい生存方面にスキルをガン振りしたくなるが、刺を破壊し続けられればほとんど攻撃させずに倒すことができるため、敢えて火力に振った方がむしろ安全に討伐できる。
火力に振らないと、次々に生えてくる刺を処理できず、あちこちが硬くなり、攻撃も強化され、必殺技も放ってくる……とじり貧の展開になりがち。マルチではなかなか刺を計画的に破壊するのは難しいが、ソロで苦戦するようであれば思いきって弱点特効などを積んでみよう。意外に楽に突破できるかもしれない。
彼の素材からは、「渾身」「攻撃」「スタミナ急速回復」など、如何にもパワー系なスキルが積まれたオーグ防具が作成可能。一周年記念のアステラ祭である感謝の宴で「フルドレス」防具が実装されるまでは、頭をオーグβにしてスキル「渾身」をつけ、胴から足をドラケンで固めるという、防具の頭文字を取った「オドドドド」ビルドが一種のテンプレとなっていた。
γ防具の中では、とりわけ胴と足がスロット数、スキルの面で優秀。特に胴はガンランスでも十分採用できるため、火力の底上げに使いたいところ。
シリーズスキルは、破壊しても次々生えてくるネルギガンテの刺をイメージしたような「加速再生」。5発攻撃を連続で当てると体力が少量回復するようになり、回復カスタムをサポートするような存在となれる。
ただ、「連続で当てる」という点に微妙な範囲があるのか、ガンランスの「突き→砲撃」を最速で二ループ半しても、「突き→砲撃」が一攻撃と見なされるのか、加速再生は発動しない。少しディレイをかければ発動するが、この加速再生のためにわざわざ手数を落とすか、と言われるとそこは微妙なところ。
オーグ防具を三部位装備してわざわざ発動させにいく、というより、ナナ武器のネルギガンテ派生に付与されている同スキルでおまけ的にその恩恵を味わう、というのが現実的か。いずれにせよガンランスの運用においては少し使いづらいスキルである。
余談だが、大技の名前が「滅尽掌」「破棘滅尽旋・天」と、中二病心をくすぐるネーミング。いいぞもっとやれ。
攻撃パターンと対処法
棘の生える部位を使った攻撃は棘が生えている場合攻撃後に生えた棘を飛ばしてくる。判定・ヒット数が増えるためガードするならガード性能がほしい。回避するなら余裕をもって回避するように。
ジャブ
片手でちょこっと小突く。
片手だけで済むときもあれば、左手の後に右手と、ワンツーのように出してくるときもある。
尻餅判定なので、砲撃を合わせれば怯むことなくダメージを与えられるが、もちろんダメージは食らうためHP管理に注意。
ストレート
左手で勢いよくパンチする。
上述したワンツーから派生で行ってくることが多く、こちらはしっかり吹っ飛ばされる。
これを食らって倒れると、高確率で滅尽掌で追い討ちをかけてくるので注意。
またこの技から飛び上がり叩きつけに派生することが多々ある。
カウンターパンチ
ジャブに対し攻撃を加えると行ってくることが多い。大きくのけぞり体を起こしたあと、こちらに倒れ込むようにして左手でカウンターパンチしてくる。動作は見切りやすく後隙もあるため、ガード・回避した後攻めを継続しよう。
飛び掛かり
離れていると使ってくる。これを繰り出してくる距離にいるのなら見てからガードや回避が間に合うはず。
尻尾叩きつけ
尻尾を下にペシッと叩きつける。
あまり威力はないが、割としっかり誘導しながら叩きつけるため突進をガードした後などに立て直そうとすると食らったりする。
尻尾薙ぎ払い
尻尾を叩きつけた後半回転程振り回す。
攻撃範囲がかなり広い上に下半身付近まで判定がある。
体力が減ってくると一回転させてくるようになり、インファイトをしていると鬼のような判定も相まって訳が分からんままめくられやすい。
また歴戦王個体では、やたらダメージが高く設定されている。尻尾を回す速度は
ベヒーモスと比較してゆっくりなので、ダメージもそうでもないかと思っているとめちゃくちゃダメージを食らうので注意。
頭突き
頭を地面に叩きつける。
見た目よりも全方向に一回り判定が広いと思って良い。
頭にトゲが生えている時には、頭突きの後頭を起こす際に前にトゲを飛ばしてくる。避けたと思って安心しないように。
翼振り上げ
翼を地面につけ力をためた後、大きく振り上げる。
これ自体は大した威力ではないが、風圧【大】がついているため煽られると追撃が待っている。
翼の内側に潜り込めば風圧を食らわないので予備動作が見えたら潜り込むか離れるか判断しよう。
手薙ぎ払い(かちあげ)
ハンターから見て右手か左手を振り上げ、地面に叩きつけ薙ぎ払う。こちらから見て右手の場合は、叩きつけたあと高速で手を降り、当たったハンターを高くかちあげる。かなり早く手を振るため、地面に手が着いた直後に回避しよう。
一方左手の場合は、叩きつけたあとゆっくり地面を薙ぎ払う。こちらは当たると吹っ飛ばされるだけだが、右手の場合と違いかなりゆっくりなため、タイミングを図りづらい上不動を着てると複数ヒットで沈められたりする。
こちらは馬鹿正直に回避しようとするより、バクステで範囲外に逃げてしまった方が良いだろう。
手を振り上げるモーションは右手と左手で変わらないが、その後の行動は手によって完全に決まる。覚えよう。
タックル(小)
頭を少し振ったあと、一歩踏み込んで頭から突進する。
尻餅判定なので、ジャブと同様砲撃を使えば怯まず攻撃できる。
バクステで安定して避けられるため、避けて攻撃を継続しよう。
タックル(大)
翼をたたみ、身を引いた後大きく肩から突っ込んでくる。
頭の方は判定が薄いためそちらに逃げよう。
回り込み
視界から消えるようにこちらの背後に素早く回り込む。回り込むときの体にも微弱なダメージと尻餅判定があるため、地味に厄介なモーション。
歴戦王個体では、この動作の後に後述する飛び上がり叩きつけを行う可能性が高い。背後に回られた後高速で奇襲されるため非常に食らいやすく、細心の注意を払うこと。
形態移行咆哮
一定ダメージを与えると行う。
カメラが少し引きになり、翼を羽ばたかせたあと、ひときわ長い咆哮を行う。この翼が動く際に、前方を含むかなり広い範囲に風圧(大)が発生し、それに捕まるとその後の咆哮(大)も食らう。
この動作自体にダメージは発生しないものの、この動作以後常に翼が軽く開いた状態になり、攻撃が苛烈になる。歴戦王個体であれば、下記の「飛び上がり叩きつけ」を行う頻度が上昇する。
風圧・咆哮を回避してしまえば非常に長いチャンスタイムを得られる。ただ上述したように風圧の範囲はかなり広いため、慣れないうちは風圧はガードしてしまったほうが安全だろう。ガード性能を積んでいなくても、ノックバックなくガードできる。
飛び上がり叩きつけ
歴戦王で加わった新モーション。形態移行後に使用する頻度が飛躍的に上がる。
突然飛び上がり、飛び上がった時点で狙いをつけたハンターに向け、えぐりこむように腕を叩きつける。
とにかくモーションの出が非常に早く、ホーミング性能も高いため、歴戦王個体と戦う際にはこのモーションへの対策が必須。
ワンツーの後、ストレートの後、回り込みの後、こちらに背中を向けている時などに高確率で撃ってくるため、歴戦王戦では常に油断ならない。連続で行うこともある。
マルチでも、他の人にターゲットが向いていると思って安心して回復薬を飲んでいるときに急襲されることがある。
幸い攻撃判定の持続時間は短いため、見えてさえいれば回避性能でもって回避可能。不安ならガードを多めに。
この技を多く使用するエリア1後半以降は、安易なクイックリロードはこの技で狩られると思っていた方がいい。突きを多めにし、リロードは大きな技の後に行おう。
滅尽掌
公式名。上体を大きく起こし力をためた後数歩歩きながら腕がめり込む勢いで叩きつける。
威力が相当に高く、加えて被弾するとしばらく身動きが取れなくなるので被弾したくない。
この攻撃の脅威な点は、右腕に刺が付いている際は刺が飛び散る分ヒット数が上がること。腕を叩きつけた時、腕をめり込ませた時、腕を引き抜く時の三ヒットとなり、どれも相当に威力が高い。
ガード性能がついていない場合全弾ガードしてしまうと場合によっては1/3ほど体力を持って行かれる。加えてスタミナ消費も尋常ではなく、少しでも減っていれば多段ヒットのどこかでスタミナが尽きガードが解けて直撃という悲惨な事故が起こりうる。
後述する技もそうだが、攻撃に対して横方向にガードすると一回目のヒットによるノックバックで攻撃範囲から逃れられるため覚えておきたい。
また回避する際にも、腕を避けたと思って安心すると刺を食らったりする。回避はしっかりヒット数分行おう。
滞空滅尽掌
公式名。上記の滅尽掌を空中から繰り出す。
ダイブする所にも攻撃判定があるためヒット数がさらに増えている。
さらにこちらの技は地上滅尽掌と異なり、ダイブした際に頭までめり込むため、手を引き抜く時頭の刺も飛んでくる。「手に刺が生えてないから安心!」と思うと頭の刺で射抜かれる。
破棘滅尽旋・天
公式名。読みは「はきょくめつじんせん・てん」。
全身の棘がすべて硬化すると放ってくる。
上体を起こして咆哮を行った直後、空中に飛び立って勢いをつけ、旋回しながらあたりに棘をまき散らしつつ突っ込むという最大技。
とにかく高威力というのが特徴かつ注意すべき点。最初に咆哮を行うため非常に食らいやすいというのもこの攻撃の危険性に拍車をかけている。
また攻撃判定も異常で、滞空していようが下まで攻撃判定が及ぶ。その判定の広さは2G時代を髣髴とさせるほど。また突っ込んでくる本体の他、本体が通過したあと巻き上がるトゲにも判定がある。
真正面からガードしても体力をごっそり持って行かれるためガードを前提に考えるべきではない。どうしてもガードすることになるなら上記の通り横向きにガードして少しでもヒット数を減らそう。
回避性能を積んでいれば回避可能だが、後ろへの回避は論外、横への回避も刺の判定に巻き込まれる危険性があるため、ネギに突っ込むように真正面に前ステップを踏むのが実は一番の正解。
ただガード・回避共に非常にリスキーであることには変わりがない。一番安定するのは緊急回避。少し早めにダイブして、ネギが起き上がる時に自分も起き上がるように出来れば最速で攻撃を開始できる。
最初の咆哮は実は咆哮【小】のため、低レベルで良いので耳栓をつけておくと格段に避けやすくなる。どうしても食らうなら発動させよう。
最終更新:2019年08月23日 14:17