イビルジョー

肉質(カッコ内は怒り時)

部位 切断
60(45) 10(15) 10(15) 15(20) 5(10) 15(20)
25(20) 5(10) 5(10) 20(25) 5(10) 20(25)
35(75) 15(20) 15(20) 20(25) 10(15) 20(25)
30(25) 5(10) 5(10) 20(25) 5(10) 20(25)
前脚 30(25) 10(15) 10(15) 15(20) 5(10) 15(20)
後脚 45(25) 5(10) 5(10) 10(15) 5(10) 10(15)
40(25) 5(10) 5(10) 20(25) 5(10) 20(25)

攻略

2018年3月の、MHW初の大型アップデートにて実装されたモンスター。彼自体は「モンスターハンター3」から皆勤賞である。
探索にて痕跡を見つけ拠点で報告、を繰り返すと、特別任務として彼のクエストが受注できるようになる。

体は深い緑色をしており、アンジャナフ等と同じ骨格を持つ獣竜種だが、尻尾は胴体と一体化しているくらい極太。体毛などもなく、見かけには「ゴーヤ」とも言われるぶっとい体型である。

別名「恐暴竜」と名に付くように、性格は極めて好戦的。他のモンスターの狩猟時にも、積極的に乱入してくる。
といっても彼の場合戦う相手を求めているというより、「食料」を求めているのであって、小型モンスターからドスジャグラスなどの中型モンスター、我々ハンター、ついには同族に至るまで、彼にとっては等しく「タンパク質」でしかない。ついた渾名も「健啖の悪魔」。
実力も折り紙付きで、リオレウス・ディアブロス・レイギエナなどのそれぞれの地方の主のポジションの敵には縄張り争いで圧勝。彼と唯一同格に縄張り争いを繰り広げるのはバゼルギウスのみである。
ドスジャグラス・オドガロン・ドドガマルなどに至っては、彼に為す術なく咥えられ、あろうことか咥えたまま彼らの胴体をハンマーのようにしてぶんまわしたり、投げ飛ばしたりしてこちらを攻撃してくる。オドガロンは一応瘴気の谷の主なのだが、そんな彼がイビルジョーに咥えられ、投げ飛ばされているのは哀愁を誘う。

代謝が非常に早いという設定を持ち、常に食料を求めてフィールド全域をうろうろしている。そのせいか長時間交戦していると、食べられないことにより如実に疲れが出て、攻撃スピードが遅くなる。ただこの時彼の口からダラダラと流れ出る涎には防御デバフ効果があり、ただでさえ痛い彼の攻撃が致命傷となりうる。

また怒ると、深い緑色だった肉体を赤く膨張させ、肉質が胸以外全般的に硬化する。怒り時には龍属性のブレスを吐くようになり危険度が増すが、怒り時に一定ダメージを与えると仰け反りながらこちらにカウンター攻撃を仕掛けてくる。
そのカウンター攻撃中に一定ダメージを与えると、もんどりうって倒れ長いダウン時間が取れる他、怒り状態も解除されるため攻めやすくなる。非怒り状態でもこのカウンターは仕掛けてくるが、やはり同様に反撃すると倒れこそしないが長い隙をさらす。
ガンランスはカウンターの動作が見えたら、砲撃を「置いておく」ように発射すれば簡単にダウンをとることができるため、相性がいい。

また、今作から落とし穴に嵌めても前方に反撃してくるという初見殺し仕様が追加。怒り時に嵌めるとブレスも吐いてくるため、胸が狙いやすくなったとばかりに前方に回ると容赦なく薙ぎ払われる。

彼の実装から間もなく、クエスト「脈打て、本能」にて、歴戦個体のイビルジョーが実装。新モーションこそないが、防御力をマシマシにして挑んでも尻尾回転で体力を半分持っていかれ、モンスターぶんまわしや叩きつけなどは問答無用で即死する。受注条件も「HR50以上」と歴戦古龍と同様であり、下手な古龍よりよっぽど強い。

ガンランスは上述したカウンターが非常にとりやすいことや、震動をガードできることなどから相性は良い方といえる。ただし拘束攻撃はガード強化がないとガードできないため注意。
肉質がコロコロ変わるため、突きより砲撃依存で戦っていくことになる。ガンランスなら怒り時に硬化した足でも構わず突き砲撃し、ダウンをとりやすい。溜め砲撃でも悪くないが、ソロだと苛烈な攻撃の前に溜めている余裕などないため、突き砲撃するのが良いか。

なおイビルジョーと対峙するときは、必ず閃光弾をセットしておくこと。モンスター咥えの解除、倒れこんだ際の叩きつけキャンセルなど、使う場面が多い。ただ歴戦個体の場合、閃光は5回までしか効かないため注意。

彼の素材から作れる武器は、どの武器種においても「超高攻撃力、超低会心率、匠で伸びる白ゲージ」という特徴を持つ。ガンランスでは暴銃槍グラグリードがそれにあたり、生産武器中一番の殴り性能を持つ。
クセの強い性能だが、会心率のケアをきちんと出来れば爆発的な火力を誇り、鑑定武器にも負けない性能を発揮できるだろう。


攻撃パターンと対処法

噛みつき

体をうねらせながらこちらに噛みついてくる。三回行うパターンと五回行うパターンがあり、噛みつきながら結構な距離を進むため、マルチだと巻き込まれやすい。
疲労時に一回だけするパターンもある。

タックル

反動をつけながら、半身を使って思い切りタックルしてくる。攻撃判定がかなり分かりやすいので、回避性能無しでも前ステをタイミング良く踏めばフレーム回避可能。

四股踏み

彼の代名詞とも言える攻撃。勢いをつけ、片足を思い切り地面に叩きつけ踏み鳴らす。この時に震動【大】が発生するため、食らうと大抵ろくでもないことになる。なお四股踏みの足自体にも吹っ飛び【特大】判定があり、こちらも当たると大抵下記の叩きつけで追撃され、高確率でキャンプ送りになる。
使用頻度は高いが、絶対に食らってはいけない攻撃。大人しくガードするか、回避するなら震動分距離をとろう。

尻尾回転

少し腰を落としてぐるりと半周回転しながら尻尾を振り回す。かなり出が早い上に、歴戦個体だとそこそこ痛いダメージをもらう。二回連続で出してくることも多い。
かなり大型の個体だと、尻尾が頭の上を通過して当たらないこともある。

叩きつけ

こちらがダウンしたときや動けないときに行ってくることが多い。大きく口を開けながら体を反らせ、頭ごと叩きつけてくる。見た目に違わぬ高威力で、前の攻撃を貰って動けない状態なら、大体これでキャンプ送りである。
モーションは幸い分かりやすいため、こちらが動ける状態ならガードを固めるか全力で逃げること。閃光弾があれば、使ってやれば怯む。

飛び掛かり

距離が離れていると行う。見た目では想像もつかないような長距離を一気にジャンプしてくるため、恐怖以外の何者でもない。この技の存在により、距離を離したから安全という訳でもないことには留意すること。

怒り咆哮

体を真っ赤に膨張させながら咆哮する。ダメージがあるわけではないが、攻撃パターンが追加され、肉質が大幅に変化する。狙いやすい足が弱点ではなくなることが大きい。

ブレス

体を引き、奇妙な高い声をあげた後、左から右に薙ぎ払うようにガス状のブレスを吐く。他のモンスターのブレスと異なりガス状であるため、判定があると思ったらない、ないと思ったらあるということが起こりうるため、回避の際には注意すること。
通常ガードしてしまえば安全。

カウンター

一定ダメージを与えると突然体を仰け反らせ、体をうねらせながらこちらに噛みつきカウンターを行う。この動作中に一定ダメージを与えると、非怒り状態なら長い隙をさらし、怒り状態ならもんどりうって倒れ、長いダウンを取れる他怒り状態が解除される。
イビルジョー戦では、どれだけこのカウンターを取れるかがタイムに大きく影響する。ガンランスでは上述したように、カウンター予備動作が見えたら砲撃を置くようにすれば勝手に引っ掛かってくれる。
なお、カウンター受け付け時間は、噛みつき動作が終わっても少し猶予がある。マルチ時などで少し距離があり、砲撃を直接当てられなかったとしても、次の動作に移る前に攻撃できればカウンター成功となる場合があるため諦めないこと。

よだれ

疲労時、口から垂れる涎を浴びると防御力が低下する。疲労時は肉質の柔らかい頭が下がるためつい頭に攻撃したくなるが、その際はこの防御デバフを覚悟すること。「忍耐の種」などの防御力アップアイテムがあれば、デバフを相殺できる。
頭の真下にいなければ食らわないため、位置取りにさえ気を付ければ問題ない。なお涎自体にはダメージはない。

拘束攻撃

少し鳴いたあと、その場で高くジャンプする。そのジャンプした足に引っ掛かると、ばくばく食べられて地面にぺっと吐き捨てられる。食らったあとは吹っ飛び【特大】を食らったとき同様に長い隙を晒してしまう。
この攻撃自体には大したダメージはないが、食べられる都合上涎を体に浴びるからか、防御力が必ず低下する。そしてこの攻撃のあとは高確率で倒れているハンターに叩きつけを行うため、防御デバフと相まって高い確率で乙ることになる。
閃光弾をセットしていれば、倒れこんだ時に閃光を撃って、怯んでいるときに脱出できる。忘れずにつけておこう。

モンスターぶんまわし

口にモンスターを咥えているときに行う。モンスターをハンマーのように振り回し、ハンターのみならず咥えたモンスターにもダメージを与える。
歴戦イビルジョーと戦う際には、フィールドにドドガマルがいるため、まず間違いなく彼は咥えられる運命にある。ろくなことがないため、すぐに閃光を撃って離してやり、続けざまにこやし弾を撃ってフィールドから引き剥がそう。
最終更新:2019年07月18日 09:53