◆ジャムライブラリアント
モチーフ:ライブラリアン(司書)+アント(蟻)
能力:本の世界を具現化する程度の能力
→本の内容を食べて、自身の周囲にその本の内容に応じた世界を作り出すことができる。
複数の本を食べると内容は統合され、精錬されていく
解説:
frontier第7話『童歌』に登場する。
『書海都市』ブックレシュティ・ヴワル大図書館に出現したフツタチ種の綺石獣。
本体である5mほどの直立して王冠をかぶった女王アリと、直立して鉄兜をかぶる1mほどの無数の兵隊アリからなる"群体型"。
兵隊アリは本からその内容を蜜を吸うように吸い取ると、動けない女王のもとに運ぶ。
女王はその本の内容を吸収すると、その内容に応じた世界を作り出し、自身もそれに応じて姿を変えていく。
本編ではヴワル大図書館が裏返った際に出現。
最初は古今東西の様々な童話文学の世界を出現させキスメたちを翻弄。
最初のうちは物語の内容から対処法を推測し対抗できていたものの、
周囲の本の内容を吸収することで、ついに『誰も知らない領域』の物語世界が出現。
それと同時にライブラリアントの女王自身も"
裏世界の神"と呼ばれる姿へと姿を変えていき…
しかし変身が完了する直前、吸収した物語の量がキャパシティを超え崩壊。
世界の裏側に潜む"なにものか"の姿を取ることなく退場。ヴワル大図書館も表世界に戻ったのであった…。
最終更新:2022年03月18日 21:52