ジャムブーレランリュード


◆ジャムブーレランリュード
モチーフ:ブレーメンの音楽隊(ロバ、犬、猫、ニワトリ)+プレリュード(前奏曲)+リュート(バイオリンの元となった弦楽器)
能力:音のイメージを具現化する程度の能力
→自身の出した音を聴いた相手が空想した自分の姿をそのまま具現化する。
概要:
frontier第17話『幻奏』に登場。
種別はツクモ。虹河市の領主プリズムリバー卿の娘の形見の名品『呪いのストラディバリウス』から出現。
夜な夜な虹河市で動物の唸り声のような、でたらめな楽器の演奏のような奇怪な音を掻き鳴らし恐怖を煽る。
キスメたち一行が到着すると、ため込んだ人々の恐怖を糧に巨大なロバ、犬、猫、ニワトリのキメラめいた怪物の姿を具現化。
激しい戦いを繰り広げる。しかし…

+ ネタバレ
この綺石獣は物理的な肉体を持たず、鳴り響く奇妙な"音の塊"そのものが本体。
具現化した姿は影のようなもので、たとえ破壊されても痛手はない

『どうしたらこいつは倒せるんだ!?』
いくら攻撃しても手応えはなく、傷付く様子もない相手に困惑する奇跡の戦士たち
その時、
『…腹が減ったぞおぉぉぉぉ』
リムリジッド・宮古芳香がブーレランリュードへと突撃、その身体に齧り付く
『…!?』トコトコ…
『芳香ちゃん?どこ行くの?』
当然ながらダメージは無い。しかし、齧り取った一部分から、リジッドにイメージが流れ込む。
"かなしまないで。わたしはここにいる"
リジッドはプリズムリバー邸の秘密の部屋へと辿り着く。そこにあったのは一挺のリュート。
『ヴィリーム・リジッド…ネクロノーツ』
額のお札を剥がし、リュートに貼り付ける。そして…

〜〜♪〜♪♪〜〜♪♪〜

虹河市の夜空に、リュートの音色が響き渡る。
それはブーレランリュードの出す不協和音に混じり、音を一つの楽曲に調和させていく

〜〜♪♪♪〜♪〜〜♪♪♪〜〜♪〜♪

不協和音がおさまったことでブーレランリュードがその姿を変えていく
一つが二つ、二つが四つ…
怪物は姿を消し、不思議な楽団がその姿を現す

〜〜〜〜♪

曲が終わり、リュートの音が止まる。
気付けば夜は明けていた
町の人々の拍手が鳴り響く中、不思議な楽団は空に溶けるように消えていった
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最終更新:2022年03月18日 22:01