ジャムキハダマグナム&メバチマグナム

モチーフ:キハダマグロ&メバチマグロ+マグナム(強装弾)
能力:スシアンルーレットに持ち込む程度の能力(メバチ)&スシアンルーレットに強い程度の能力(キハダ)
(特殊なロシアンルーレット、スシアンルーレットでの勝負を挑み、挑まれた相手はなぜか"受けなければならない"と思わされてしまう)

+ スシアンルーレットとは?
1.弾の代わりに鉄火巻きを発射するリボルバーを用いる。

2.六発中五発は通常の鉄火巻きだが、一発はワサビとシャリの割合が逆になっている。兄弟はこの一発のことを"緑の悪魔"と呼んでいる

3.順番に引き金を引き、完食出来なかった側の負けとなる。

4.敗者は勝者の命令を一つ聞かなければならない。

説明
→二人揃って寿司綺石獣四人衆の一人の、兄弟綺石獣。キハダが兄でメバチが弟。
表の顔は映塚区にある鉄火巻き専門寿司バー『Magurovania.(マグロバニア)』の店主たち。
種族はフツタチ。本来の姿はマグロの頭部を持つ大柄な魚人。人間の姿に化けることもでき、その時はカウボーイ姿の陽気なスキンヘッドの黒人男性の姿を取る。
シナリオ『オスシガンナーズ・鉄火の咆哮』に登場。

「ヘイ、抜きな!どっちが上手かスシバトルと行こうぜ!」
「自慢じゃないが、俺たち兄弟はこの勝負で負けたことが無えんだぜ!」

+ ストーリー概要
シナリオ【オスシガンナーズ・鉄火の咆哮】

ここは映塚区にある料亭『地蔵』
普段は静かなこの店から、今日は何やら騒がしい声が…


『のれんを賭けてスシアンルーレットで勝負しろ!』
「な、何なんですかあんたたちは…!?」
店に押し入って来たのはマグロの頭部を持つカウボーイ姿の兄弟であった
『なんでもこの店では最近、【助六】をはじめたそうだな』
『その行為、俺たち"邪道寿司チェーン"への挑戦と受け取った!』
「じゃ、邪道寿司…!?まさか、あの…」
『知っているのか店主』

邪道寿司。
近年、急速に幻想町周辺の一帯で勢力を伸ばして来ている、闇の寿司職人の集団である。

『知っているなら話は早い。我等とのれんを賭けて勝負しろ』
『イカサマ無しの白無垢鉄火、このスシアンルーレットでな!』
「スシアンルーレット…!?まさか、あの…」
『知っているのか店主』

スシアンルーレット。
鉄火巻きが発射されるリボルバーを用いて行うロシアンルーレット。
六発中五発は通常の鉄火巻きだが、一発はワサビとシャリが逆に巻かれた"緑の悪魔"…
互いに引き金を引き合い、完食出来なかった方が負けとなる地獄のギャンブルである

「う、ううう…」
『どうした店主、やるのか、やらないのか?』
『やらないってんならこの店ののれんは頂いていくぜ!』
「…待ちなさい。その勝負、私がやるわ」

二階から降りてきたのは、黒リリー=リムモルテ。
かくして、綺石獣兄弟とモルテのスシアンルーレットが始まったのであった…


『(カチッ…mgmg)』

「次はそっちの番よ」
『(…カチッ、mgmg)』

勝負を始めて、数刻。
すぐに兄弟は違和感を覚えることとなった
(…おかしい。すでにリボルバーは三周かそこら回っている…)
(俺たちが引いていない以上、"緑の悪魔"は奴に回っているはずだ)

『(mgmg)…そっちの番よ』
(この女、どういう味覚をしている!?)


「決着が付かないわね…趣向を変えましょうか」
『…ほう、何だ』
「今から私が握った巻き寿司を食べ合う。ハンデとして、食べるのはこっちが先攻でいいわ」
『いいだろう』『兄者!?』

「(mgmg)はい、どうぞ」
『(mg!?)…!?……!!?』
その巻き寿司を一口食べた瞬間、鈍器で後頭部を殴られるような衝撃が兄弟を襲った
(何だこれは!?どうすれば、酢飯と海苔とマグロとワサビだけでここまで破壊的な味が…!?)
(い、いかん…意識が……)

『おいあんたらしっかりしろ!救急車!救急車呼んでくれ!』
兄弟は立ったままの姿勢で気絶。なお、巻き寿司はモルテが美味しくいただきました
(続く…)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月18日 21:07