『ラヴィクライシス』



幻想奇跡隊ミッドヴィリーム
  〜Rabby Crisis

-START-



◆ストーリー


玉兎学園ではこの日、文化祭が行われていた。清蘭、鈴瑚、零、鈴仙の4人は催し物に大忙し。
てゐとフォンの2人は校舎内で文化祭を堪能していた。

その頃、儚月区のある地域―――
一筋の光が、轟音と共に地面に墜落した。一体何が起きたのか。突然の出来事に、周囲は驚きと動揺が広がっていた。衝突した現場には、クレーターができていた。そこの中心に、巨大な石のような物体が―――すると、一人の野次馬が動画を取ろうとスマホで隕石を映そうとした。その時、隕石から強烈な光が放たれた。

玉兎学園でも、その光が確認された。怪訝そうに外を見つめる生徒たち。
その光は瞬く間に校舎を包み込み、次の瞬間強烈な衝撃が学園を襲った。光は儚月区全域をしばらく覆った。しばらくして、光が消えた―――何がどうなっているのか。
壁に打ち付けられた清蘭たち。身体を起こすと、生徒たちの安否を確認した。何やら生徒たちの様子がおかしい。生徒たちは瞬く間にクリーチャーのような、おぞましい姿に変貌したのだ!
突然の出来事に戸惑う清蘭たち。直後に襲撃を受けた4人は、すぐに退避。清蘭、鈴瑚、鈴仙の3人はヴンダーレンジャーに、零はリムラパンに変身し、校舎の状況を確認した。
そこには、ゾンビ映画のような光景が広がっていたのだ…

なんとか襲撃を掻い潜り先へ進むと、リムハピネスとフォン・フォンの2人と鉢合わせた。やりとりを交わした後、メンバー全員は学園からの脱出を試みようとする。
轟音が聞こえた場所で何が起きたのか―――儚月区を舞台にしたサバイバルが始まる…




【プレイヤーキャラ】



◆ブルーイーグル
速射:★★★★☆
火力:★★☆☆☆
格闘:★★★☆☆
機動:★★★☆☆
武器:ワイドショット
備考:速射に優れた性能。広範囲をカバーするショットで多数の敵を撃ち込める。
反面火力が乏しいため、耐久力の高い敵が出てくると倒すのに時間がかかる場合も。
近接戦では杵による攻撃がメインで、A押し続け+レバー1回転でスイング攻撃ができるので取り囲まれた場合も安心。

◆オレンジラビット
速射:★★☆☆☆
火力:★★★★☆
格闘:★★★☆☆
機動:★★☆☆☆
武器:ダンゴボム
備考:団子型の爆弾を駆使する。レバー方向で投げる方向を、ボタンを押す長さで投げる距離を調節できる。
爆弾は爆発の範囲が広いので敵を多く巻き込めるが、空中の敵には当たらないため、空中にいる敵に対しては基本的に近接戦で闘うか、使い捨ての武器を使うしかない。

◆ウェーブバニー
速射:★★★☆☆
火力:★★★☆☆
格闘:★★★☆☆
機動:★★★☆☆
武器:スプレッドガン
備考:着弾すると多段ヒットする炸裂弾を駆使する。
耐久力の高い敵に対してはこれ1発で倒せるが、速射があまり利かない事と射程距離がやや短いため、基本的に中距離で撃ち合う事になる。
炸裂弾は敵を多く巻き込めるので、敵が多いエリアでも安心。加えて幻影を作り出す特殊技が強い。

◆リムハピネス
速射:★★★☆☆
火力:★★☆☆☆
格闘:★★★☆☆
機動:★★★★★
武器:アローショット
備考:6キャラ中機動力が最も高いキャラ。
どちらかというと弾幕による攻撃よりも格闘による攻撃を得意としており、杵を始めとする様々な武器を駆使して闘う。弾幕は速射は利くものの火力が低いのが悩みどころ。

◆リムラパン
速射:★★☆☆☆
火力:★★☆☆☆
格闘:★★★★★
機動:★★★★★
武器:バルカンショット
備考:機動力と格闘は6キャラ中トップクラス。
基本は高い機動力を活かした格闘。敵を攻撃はスライディングなどで回避し、斬撃など近接戦で敵を倒す。
中には格闘そのものが通じない敵もいて、その場合は武器であるバルカンショットで撃ち込む事になるが、性能が低いのが泣ける。

◆フォン・フォン
速射:★☆☆☆☆
火力:★★★★★
格闘:★★☆☆☆
機動:★★★☆☆
武器:アーマーピアッシング
備考:6キャラ中火力はトップクラス。
何といっても武器であるアーマーピアッシングは貫通力があり、発射方向にいる敵をまとめて倒せるのが売り。
その代わり速射能力が無いため、連続で撃ち込まなければ倒せない敵がいる場合は、弾切れによるジリ貧が起きやすい。





◆ゲーム概要
全6ステージ。儚月区全域が舞台となる。
ゲームはライフ製の全方向型アクションゲームで、クリーチャーを倒しながらステージ道中を進んでいく。途中、敵からドロップするアイテムで武器を強化して、ボスを倒そう。

敵から攻撃を受けたり、トラップに引っ掛かるとLPが減る。最終的にLPが0になるとゲームオーバー。ステージの各所にはチェックポイントが設けられており、コンテニューした場合はやられた地点のあるCPからやり直しになる。

◇アイテムについて
アイテムは以下の通り。

Pアイテム:武器が強化される。武器にはレベルが設けられており、Pアイテムを7個取るとレベルが1つ上がり、性能がアップする。
点アイテム:得点が入る。得点は50~65535点までランダム。
Bアイテム:一定時間無敵になる。
ハートアイテム:これを取るとLPが0になってもLPを半分回復して復活する。
武器アイテム:使用回数が設けられているアイテム。使い捨てで、ダメージを2回受けるか、残り弾数が0になると破棄される。




◆操作方法
※レバー方向はテンキー参照

レバー 8方向へ移動
Aボタン ショット
Bボタン 回避行動
Cボタン 特殊攻撃

近接攻撃 敵に近づいてA
スライディング レバー方向+B
緊急回避 BC同時押し(LPを少し消費する)
特殊技 特定のコマンドを入力

ブルーイーグル A押し続け+レバー1回転
オレンジラビット 41236+C
ウェーブバニー 183461+C
リムハピネス A押し続け+レバー1回転
リムラパン 47896+A
フォン・フォン 896+C





◆お助けキャラについて
このゲームでは、2人がNPCとして助太刀してくれる。
特定のポイントに進むと自動的に助太刀する。表示はされないが、お助けキャラにはLPがあり、攻撃を受けるとLPが減る。LPが0になると満身創痍となり、戦線から離脱する。
特に難しいエリアでお助けキャラが満身創痍になると厳しくなる場合がある。こちらが移動すると、お助けキャラもそれに続くのでなるべく誘導して立ち回りたいところ。

幽鬼(ゆき)
ゲームオリジナルキャラ。登場ステージはステージ4・5。
玉兎学園の生徒で、退魔師の末裔とも噂される不思議ちゃん。
退魔術により、敵クリーチャーの能力を封じ込める。殆ど動じないため、敵攻撃に晒されやすい。

リムガウス
登場ステージはステージ3・5。
忍術で敵を足止めしたり、援護攻撃したりと、プレイヤーをフォローする。
但し忍術は失敗する事があり、失敗した場合はガウスはしばらく動けないので注意。





◆ボスについて
◇冥王氷星カロン・ザ・プルートー
冥王星からやってきた彗星の化身。
幻想町儚月区のある地点に墜落。隕石の衝突と騒がれた事で癇癪を起こし、自身のミラクルパワーを放出。その結果、今
回の事件が起きた。セレネカンパニーによって確保されるも、すぐに脱出して身を隠すように儚月区に潜伏。成長の速度が異常に速く、衝突時はまだ赤ん坊ぐらいの年齢だったのが、ブルーイーグルたちとの対峙の時には小学生高学年ぐらいの背丈にまで成長している。
姿は氷の女王、といった感じだが風貌は死神のそれ。服装はいわゆるゴスロリチック。ミラクルパワーの量が段違いに多
く、人見知りが激しいため、周囲を敵と見做している。





◆ステージについて
  • STAGE-Ⅰ:玉兎学園・前編
  • STAGE-Ⅱ:玉兎学園・後編
2ステージに渡り玉兎学園の校舎内を進み、脱出を試みる。
道中は隕石から放出されたミラクルパワーの影響で、学園内ではクリーチャーと化した生徒が次々と現われ、まるでゾンビのように徘徊し襲い掛かる。また、隕石から出現したと思われるクリーチャーも混ざり、脱出を試みるブルーイーグルたちの行方を阻む。
なんとかクリーチャーの襲撃を掻い潜り、清蘭たちの教室に向かうと、最初のボスが待ち構えている。このボスを倒すと、
校庭へ続く道が開かれ、ステージ2の開始。そこでもクリーチャーが襲い掛かる。
このステージから空中を飛び回る敵が出現する。オレンジラビットでプレイしている場合、通常攻撃が空中の敵に届かないため、近接戦で闘うか、使い捨ての武器で闘う事に。校庭に入り先に進むと、突如地面が陥没し、そこの奥深くから2
面ボスが出現する。

ステージ1ボス:ヴォーパルラヴィ
いわゆる【ヴォーパルバニー】がクリーチャー化したもの。
元々は一人の生徒だったが、隕石から放出されるミラクルパ
ワーの影響でクリーチャー化。
攻撃方法は物理攻撃が殆ど。弾幕攻撃は自機狙いのみだが、発射後すぐに炸裂する。炸裂範囲は意外と広い。物理攻撃は当たると痛い。

ステージ2ボス:アリジゴックン
巨大なシンクホールから出現した巨大アリジゴク。
攻撃方法は弾幕による攻撃と、周囲を流砂にして穴へ引きずり込む攻撃の2つ。後者は弾幕を空へばら撒く。すると、着弾ポイントが出現し、そこに弾幕が降り注ぐ。これらの弾幕は当たるとダウンする。流砂の穴に落ちるとLP残量に関係
なく1ミスとなるので、ダウンしたらすぐに起き上がろう。
ある程度ダメージを与えると、今度は成虫となり空中から襲い掛かる。成虫はほぼ弾幕攻撃しかしてこないが、弾幕の軌道は色によって異なる。ランダム軌道の青色弾幕はかわしづらい。


  • STAGE-Ⅲ:隕石落下地点
玉兎学園から隕石落下地点までの道中がステージ3の舞台。
このステージは耐久力の高い敵が多く出現し、また空中からも敵が襲い掛かってくる。ステージ自体は障害物も無い平坦なステージだが、実は地上と空中の複合攻撃をかわし辛いステージでもある。
ステージをある程度進むと敵の集団に囲まれピンチに陥るが、そこに敵を蹴散らしてガウスが助太刀にやってくる。ガウ
スの忍術で敵を足止めしているうちに敵をなぎ倒そう。
隕石が墜落し出現したクレーターに差し掛かると、イベント共にステージ3のボスが出現する。

ステージ3ボス:冥王氷星カロン・ザ・プルートー
冥王星からやって来た彗星の化身。最初はロリロリしい姿で出現する。やりとりの後、戦闘が開始される。
攻撃は氷の弾幕、ビーム攻撃、ワインダー、氷の槌による攻撃など多彩。ビーム攻撃は着弾すると周囲が凍りつき、足を踏み入れると滑って制御が出来ない。そこを突かれてダメージを受ける、という事がしばしば。相手のLPを0にすると、
再びイベント。カロンは忽然と姿を消す。


  • STAGE-Ⅳ:幻想町宇宙センター
クリーチャーによって占拠された施設内を回るステージ。
このステージでは障害物が多数あり、それらを破壊しながら進まなければならない。障害物の陰に隠れて襲い掛かってくる敵がいるためである。障害物の中には物理攻撃でないと破壊できないものもある。そのような障害物にも敵が潜んでお
り、決して油断できない。
施設をある程度進むと、このストーリーの核心に迫るイベントが発生。しばらく進むと、4面ボスが自機の前に立ちはだかる。

ステージ4ボス:ディフェンダー
全ての攻撃を封じるバリアーを張って、こちらの攻撃を防ぐ。この状態で攻撃を続けると、回避不能の撃ち返し弾が飛んでくるので、バリアーを張っている間はなるべく攻撃しない方がいい。
1度でも攻撃を受けるとイベントが発生し、幽鬼が助太刀にやってくる。幽鬼がボスのバリアーを解除しているうちに攻撃を重ねよう。
ボスの攻撃は弾幕がメインだが、時折放つビームが厄介。一定間隔で繰り出してくる物理攻撃はなぎ払うように攻撃してくる。範囲が広くかわし辛いが、

┌―――――┐
|●   ●|
|     |
|●   ●|
└―――――┘

●の地点が安置なので、そこへ逃げ込もう。


  • STAGE-Ⅴ:セレネカンパニー内部
  • STAGE-Ⅵ:セレネカンパニー最上階
2ステージに渡りセレネカンパニーに進入し、屋上を目指して進む。ステージの最初にガウスが合流するところからスタ
ート。
内部はセキュリティによるトラップが設置されており、自機たちの行く手を阻む。セキュリティによるトラップは、カードを差し込む事で停止することができる。道中はそのカードを探しながら進めていく。途中にはちょっとしたミッションもあり、これらの結果如何では難易度が上下する。
内部をある程度進み、ある部屋に入ると幽鬼と再会しイベントが発生する。その後、ステージ5のボスが出現してバトル開始。
ボスを倒すと最上階への道が開かれて、いよいよ最終ステージに突入する。
最終ステージは敵が一切出てこない一本道。
屋上に辿り着くと、ステージ3に出現したカロンがスーパームーンをバックに自機たちとやりとりをする。その後カロンは大人の姿に変え、いよいよ最終決戦が始まる。

ステージ5ボス:ガード・オブ・セレネ
侵入者を排除するセキュリティロボがステージ5のボス。
自機たちを侵入者と見做して排除しようとする。このボスもステージ4のボスと同様に攻撃を遮断するバリアを展開する。
但しこちらのバリアは破壊可能。幽鬼の能力で解除するのが手っ取り早いが、再設置するスピードが速い。幽鬼の能力は詠唱に時間がかかるため、共同作業を行わないと追いつかない。そのうえ物理・弾幕ともに攻撃が激しく、当たると痛いものばかり。障害物に隠れる事で弾幕をやり過ごせるが、その障害物には強度があり、それが0になると破壊されてしまう。
NPCキャラのLPが0になる前に、総攻撃をかけてボスを倒そう。NPCキャラが満身創痍で離脱すると、張られるバリアの関係で攻撃が追いつかないためだ。2人同時プレイなら役割分担が出来て攻略は楽。

ステージ6ボス:冥王氷星カロン・ザ・プルートー
ラスボスとしてのカロンは大人の姿で登場する。
攻撃方法はほぼ弾幕オンリーになり、生成した氷の花をファンネルのように飛ばしてくる。一定の間隔でCAVEシュー2週目に登場する真ラスボスさながらの超絶な弾幕を放ってくる。間隔はあまりにも長いので、それまでにLPを2/3まで減らせばなんとかなるが、一度放たれると大ダメージは必至。どうにかスライディングなどで回避しよう。
LPを2/3まで減らすと、カロンは真の姿となって発狂する。発狂弾幕はLPが減るにつれて量が多くなり、最後には密度の濃い弾幕となる。そうなると回避はドット勝負。一定時間でハートアイテムとBアイテムを落とすので、これらを手に入れられるかどうかが鍵。それまでは発狂弾幕をスライディングや緊急回避でかわしていこう。

ラスボスを倒すとエンディング。一連の事件の真相と、その後の動向が語られスタッフロールに入る。スタッフロール終了後、日常生活に戻る自機たち。
しかし、プレイヤーキャラの様子がおかしい…衝撃的な展開の後、ENDの文字が―――



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最終更新:2024年02月22日 12:30