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~夢へと逃げる=生きてもいないし死んでもいない~

夢へと逃げてしまった私は
 生きることができなくなってしまった
けれど、死ぬこともできなかった・・・

夢から覚めるまで
 生きることも死ぬこともできなくなってしまったんだ・・・・・

1.夢へと逃げた者.....

ここは夢の中。
私の夢であり、みんなの夢である。

けど この夢はちょっと(かなり?)かわっていて
 ある特定の人しか入ることができないんだ。

現実の世界が嫌になって、夢へと逃げた人だけが入れる夢.....
そこがここ。

私も夢へと逃げた中の1人。
と、いっても近頃 夢へと逃げてくる人がいなくて
私はここで独りぼっちだ。
けど、現実の世界に戻るなんて死んでも嫌。(ここでは死ねないんだけどw)

あぁ。自己紹介がまだったね。

私は赤松ユリ。(偽名だけど)
ピチピチ(?)の15歳だよ♪

なんで夢へ逃げたかというと..........
 と、説明しようとしたときだった。

「おい。」
と、私の後から声をかけられ説明は
その声によって中断されたのだった。

私と同じ孤独な目.....

まるで
まるで鏡を見ているかのように

私とあいつは似ていた・・・

2.孤独

「おい。」
そう、声をかけられ私は反射的(?)に後を振り向いていた。

そこには私と同じぐらいの歳の男の子が1人いた。
みた瞬間 金髪の天使がいるのかと思うぐらい綺麗な男の子だった。

私は少しの間その男の子にみとれていた。

「ここって夢の中...なのか...?」
そう聞かれて私は我にかえり返事をする。

「う、うん。ここは夢の中だよ。」
そうして、私はその男の子が質問してくることに答えていった。
(質問・答えは省略)

「ふーん......」
男の子は質問を終えてそう呟くようにそういっただけだった。

なんだか、この男の子 私と同じ目をしてる・・・。
本当の孤独を知っている目。
孤独がどんなものより怖いことを知っている目.....

生きたくないけど死ねない.....
 だって死ぬのが怖いから・・・・・

だから 私達は夢へと逃げるしかなかった

今はもう生きてもいないし死んでもいない
(でも、これでよかったのかな・・・?)

3.私が夢へと逃げた理由

男の子がこの夢へときて何日かたった。
(夢の中なので正確な時間はわからない)

そうそう、私が夢へと逃げた理由をまだいってなかったよね。
私が夢へと逃げた理由....

それは 1年ほど前のことだった。
私が中2になったころだ。
 私はクラスに馴染めなくて中1のころからいつも1人だった。
べつにそんなことはどうでもよかったんだ。

イジメが始まるまでは一人なんて寂しいとも思わなかったんだから・・・。

夢へと逃げた理由の大半はイジメのせいなんだと思う。
それと..... 一人が寂しくなったんだと思う・・・・・。

夢なら.....
夢なら自分の思い通りになるから・・・・・。
夢の中なら一人じゃないから・・・・・。

まぁ、そんなことはおいといて
 あの男の子はというと,,,,,

   寝ていた。


夢の中なのに・・・。
夢の中なのに寝るってどういうことよ・・・。

みんな みんな大嫌いだ
(本当は誰も嫌いになれない私)

どうして人は傷つけあうんだよ・・・

4.天使の寝顔?

天使のように眠る男の子。
私はその男の子に近づいていって隣にすわる。
間近でみると金髪が光に反射してとても綺麗だった。

私は好奇心にかられ髪をなでていた。
そして、男の子を起こしてしまったようだ。

「・・・・・・・おはよう。」

「ぇ、ぁ、おはよぅ・・・?」
なんだか男の子は寝ぼけているようだ。

そして男の子は起き上がりどこかへ歩いていってしまった。
(私はなんだか混乱していてそれどころではなかった)

何故か私はそのときどきどきしていたようだ・・・?

そうして私が落ち着くころには男の子は帰ってきていた。
(どこにいっていたのかはおいといてw)

私はかえってきた男の子にこう聞いていた。

「ど、どうして夢へと逃げてきたの・・・??」
と・・・・・。

私は誰かにきいてほしかったんだ。
私は誰かにこの苦しみを知ってほしかったんだ。

 たったそれだけのことだったのに・・・・・

5.突然の質問

「ど、どうして夢へと逃げてきたの・・・??」
と、私は突然質問していたのだった。

「・・・・・・・・・。」
男の子は黙りこんでいる・・・。
私がなにを質問しても答えてくれなかったんだから
あたりまえだ・・・。
(けど、なんか悲しい・・・)

「・・・じゃあ、お前はなんで夢へと逃げてきたんだ??」
ぇ、そうくるとは思わなかった・・・。
べつに隠してるわけじゃないのでいじめられていたこと
一人で寂しかったことなどを話していく。

話しているうちになんだか悲しくなって泣いてしまっていた。
嫌なことを人に話すのってすごく悲しかったんだ・・・・・。
(いじめられてたことなどは誰にも話したことがなかったから)

でも、男の子は何も言わず最期まで聞いてくれていた。

聞いてくれるだけで私の心はすごく楽になった。
まるで....
まるで心の中にあった鉛がなくなったかのように・・・・・。
男の子が私の中にあった鉛を取り除いてくれたように・・・・・。

そして、私は・・・・・。

初めて生きたいと思わせてくれたあなた
 聞いてくれるだけでよかったんだ

  それだけで私はかわれたから

 ありがとう

6.生きたいという気持ち

そして私は生きたいと思ったんだ。
 この夢からでてちゃんと生きたいって・・・・・。

私が生きたいって思ったとたんに
 私の体が光りだした。
(夢から出られる合図?)

後を振り向くと男の子はいなくなっていた。
そして上から

「もう、夢へなんて逃げるなよ!」
って、笑顔で男の子が言ってくれたんだ。
背中には真っ白い綺麗な羽がはえていた。
本当に天使だったみたいだ。

私は男の子にむかってこう叫んでいた。

「ありがとう!」
って、誰にも見せたことのない満面の笑顔で・・・・・。


目が覚めたら病院で寝ていた私。
(ずっと寝ていたので点滴で栄養を体におくりこんでいたようだ)
男の子おかげで目を覚ますことができたようだ。

金髪の天使は私を助けるために
あそこにきたんだと思う

あの男の子は私の幸運の天使だったんだ

7.また会えるよね?

あの男の子のおかげでめざめることができた私。
本当にありがとう。

現実の世界は夢とはちがって
苦労すること悲しいことが沢山あるけど
そんなことに負けない私になる。

あの男の子がどこに行ったのかはわからないけど
いつか会えると思うんだ。

会える日までに
辛いことに負けない私になってるから。

何年かかるかもわからない。
けど、何故だかわからないけど
なれる気がするんだ。

私は大丈夫だよ。

ありがとう
そして、また会える日まで・・・・・。
最終更新:2008年07月14日 17:27