【元ネタ】『ターザン・シリーズ』
【CLASS】
バーサーカー
【マスター】
【真名】ターザン
【性別】男性
【身長・体重】194cm・89kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具C+
【クラス別スキル】
狂化:E
通常時は狂化の恩恵を受けない。
その代わり、正常な思考力を保つ。
ダメージを負うごとに幸運判定を行い、失敗すると魔力と幸運を除くステータスが上昇し、暴走する。
この際、額の古傷が赤く浮かび上がる。
【固有スキル】
動物会話:A
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
動物側の頭が良くなる訳ではないが、バーサーカーの頭脳がそれを補っている。
このランクでは日常会話はおろか、集団戦闘の指揮すら可能となる。
自己暗示:A-
自身にかける暗示。精神攻撃への耐性をあげ、高ランクであれば肉体にも影響を及ぼし得る。
自身を類人猿の子であると認識していたため人間のソレを大きく上回る身体能力を獲得している。
時に野生児、時に由緒ある貴族としての自身を演出できるが、完全にどちらかに成ることは出来ない。
ラーニング:C
自らの不足を補わんとする学習意欲。
戦闘終了後、相手の持つ技術スキルを確率で会得する。
【宝具】
『覇者たる人獣(ロード・オブ・ジャングル)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:1人
野生の中で鍛え上げられたバーサーカーの肉体。
そのものが彼の「野性」を象徴しており、人類とその文明に対しての驚異として機能する。
具体的には戦闘における回避・攻撃に関する判定に大きな補正を得る。
『犀利なる遺光(エターナル・ラヴァー)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
バーサーカーが幼いころから使用していた狩猟用のナイフとロープ。
俗世から隔絶された密林の中に残され、バーサーカーに手に渡ったそれは
「人の文明」の象徴であり、野生の猛獣をはじめとした、
文明から隔絶された者に対して絶大的な威力を誇る。
【解説】
小説家E・R・バローズによるSF冒険小説「ターザン・シリーズ」の主人公。
英国の名家に生まれた「貴族の息子にして野生児」という異色の経歴を持つ。
ジャングルに適応した超人的な体力・技術と明晰な頭脳の持ち主であり、
野生動物並みの優れた五感と並外れた腕力・運動神経を有する一方で、
類人猿の言語を含めた多くの言語・方言を自在に操る知的な一面を持つ。
しかしその内面には「野性と文明社会双方への憧憬と疎外感」を常に抱えていた。
彼の両親は赴任先である英領西アフリカに向かう途中、船員の反乱に遭遇してしまう。
アフリカの西海岸に置き去りにされた二人は、その海岸に小屋を作りあげて生活。
後に彼らの間には子供が生まれたが、その子が1才になった時に母親は亡くなり、
父親も類人猿カーチャクに襲われ殺されてしまった。
残された幼い子は、偶然にも子供を亡くしたばかりの類人猿カラに拾われ、
「白い肌」を意味する「ターザン」と名付けられ彼女の子供として育っていく。
ターザンは他の類人猿に比べて成長が遅く、出来ないことも多かったが手先は器用で、
ロープを投げて動くものを捕まえるなど他の類人猿には出来ないことができた。
カラを本当の親と思っている彼自身は知らないまま、ターザンはかつて真の両親が
海岸に建てた小屋で文字を覚え、手に入れた狩猟ナイフで強大な敵と幾度も渡り合い、
そして遂に、決闘の末にボスのカーチャクを倒し類人猿の王となった。
自身を類人猿だと思っていたターザンだったが、18歳の時にその転機は訪れた。
新天地を求めてやってきた黒人部族と遭遇したことで自分が人間であることに気付き、
今度はボートでやってきた自分と同じ肌の人々がやってきたことで、さらに驚く。
なかでも美しい微笑みを浮かべた若い娘、ジェーン・ポーターに恋心を抱き、
彼女がターザンと対立する類人猿ターコズに攫われた際には彼女を救いだした。
成人後、数多の冒険を経たターザンは指紋鑑定で自分の出自を知ることとなる。
彼の父の名はグレイストーク卿ジョン・クレイトン。イギリスの貴族である。
ターザンは父の名を受け継ぎ、かつての想い人とも結ばれたのであった。
最終更新:2023年11月04日 07:59