【元ネタ】
ギルガメッシュ叙事詩
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】シャムハト
【性別】女性
【身長・体重】169cm・54kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C++ 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
女神イシュタルの加護により、A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではルーラーに傷をつけられない。
真名看破:B+
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
隠蔽能力を持つサーヴァントに対しても、精神活動を行っている相手であれば
精神同調スキルの応用により読心を行うことで看破可能。
神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
【固有スキル】
精神同調:EX
対象の精神状態を把握し、本質を理解する技術。
あらゆる精神干渉に対して高い耐性を持ち、狂化や
精神汚染等のスキルを持つ相手とも
正常にコミュニケーションをとることが可能である。
ルーラーの場合、理性すら持ち合わせていない相手ともコミュニケーションをとることが可能である。
麗しの風貌:A-
性別をどちらかに特定し難い美しさを(姿形としてではなく)雰囲気で有しているが、
実際には女性のため女性に対して効果を発揮するスキルや宝具の対象となる。
老若男女、更には人ならざる生命にまで交渉時の判定にプラス補正が働く。
【宝具】
『七度の再誕、其は人に至ろう(エヌマ・エリシュ)』
ランク:A++ 種別:対魂宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1〜14人
己の肉体を介して大気のマナや他者の体に宿るオドといった魔力を流し込む器とし、
ふさわしい在り方へと作り替える儀式魔術。
獣性や魔性、神性を持つ者はその蛮力や権能を失う代償に理性と人間性ある賢者へと浄化され、
傷ついた魂には活力を与え治癒するなどの形で効果を発揮する。
既に対象とルーラーの体に魔力のパスが繋がっていれば、
直接的な肉体の接触を必要とせず行動を共にするだけで効果を発揮する。
【解説】
女神イシュタルに仕える神聖娼婦。
古代メソポタミアにおける神聖娼婦は現代の娼婦とは大きく異なり、
性行為は神の活力を授ける一種の儀式であったとされる。
ある時、使命を果たさないギルガメッシュを戒めるため神々によって土塊から
エルキドゥという生命が創造された。
エルキドゥの力は人智を超え、ギルガメッシュをも上回る程であったが理性も言葉も雌雄の別も無く、ただ野を駆け回るだけの獣にすぎなかったが、
聖娼シャムハトと出会ったことにより人として生まれ変わることになる。
エルキドゥは彼女と6日7晩共に過ごしながら人としての知恵と理性を学び、
その姿も彼女を模したものへと変わっていったが、その代償に本来の力と神気を失っていった。
そしてエルキドゥはギルガメッシュと対峙し、本来の力を失ってなお彼と互角の戦いを繰り広げた。
その戦いは数日間に渡り、二人の戦いを見守っていたシャムハトは「世界が七度生まれ、七度滅びたようだった」と語っている。
最終更新:2023年11月04日 07:56