平教経

【元ネタ】史実、『平家物語』
【クラス】ライダー
【マスター】
【真名】平教経
【性別】男性
【身長・体重】193cm・83kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
死途の供:A
 その威風堂々とした佇まいは強者を引き寄せ、逆に弱者を遠ざける。
 防御力が向上し、武勇のある敵サーヴァントにターゲットとして認識され攻撃集中状態になるスキル。

乱戦の心得:A
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
 平家随一の猛将であるライダーだが、多対多、一対多の戦いにも精通している。

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『平家蟹・鬼面亡者(へいけがに・きめんもうじゃ)』
ランク:B 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
 合戦に敗れた平家の兵が水底を彷徨い歩く怪異となった、とされる化け蟹の大群。
 生態樹に位置する幻想種ではなく、人々の想念と兵士の無念、そしてライダークラスの属性によって生み出された合成獣。
 水辺より召喚される一万のそれは集団となって行軍し、対象の身動きを封じる枷となる。
 また、複数の個体が集まることで人間大となり、更に集まることで化け蟹へと変化する。
 兵士が如き数百の蟹の群れは大隊として機能し、数十もの巨大な蟹の防壁はBランク相当の対軍宝具をも封じる。

『壇ノ浦・海山入水(だんのうら・かいざんじゅすい)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0~6 最大捕捉:1艘
 ライダーの最期である、壇ノ浦で安芸兄弟を道連れにした入水の再現。
 真名解放と共に足元から船首が芹上がり、続いて船体より堰を切らした様に激しい潮騒が一面に広がる。
 ライダーは任意の対象をその剛力で拘束または叩き落とすことで対象と共に戦場の潮流へと潜水する。
 海中は虚数領域に近しい閉じた次元構造をしており浮上する以外、如何なる手段でも脱出は難しい。
 またこの空間は壇ノ浦の地縛霊を呼び寄せ、敵味方問わず水圧で拘束、次なる犠牲者を同胞として向かい入れる。
 解放されるにはライダーへのSTR抵抗判定に勝利し、且つ水圧による霊子崩壊に耐えて抜け出さなければならない。

【Weapon】
『蟹甲具足』
 複数の『平家蟹』が集まった人間大の蟹を甲冑として利用したもの。
 その護りはCランク相当の対人宝具を防ぐほど。

『無銘・弓』
 ライダーは「王城一の強弓精兵」と言われるほどの弓の名手であり、これで数多くの敵を射殺した。

『桜丸』
 古備前友成作の豪刀。
 壇ノ浦の戦いでは矢が尽きれば刀を両手に持ち多くの敵を薙ぎ払った。

【解説】
 平安時代末期の平家一門の武将であり平教盛の次男。平清盛の甥でもある。
 『平家物語』においては数々の合戦において武勲を上げ、「王城一の強弓精兵」
 と言われる平家随一の猛将にして源義経の好敵手的存在として描かれた。

 都落ち後、退勢にある平家の中で水島の戦い、六ヶ度合戦、屋島の戦いで奮戦して源氏を苦しめた。
 壇ノ浦の戦いにおいても奮戦したが、義経の水手・梶取を射る奇策と
 阿波水軍の裏切り等の要因により、平家の敗北は決定的になった。
 覚悟を決めた一門の者たちや二位尼と安徳天皇が次々と入水する中、教経はなおもひとり戦い続けた。
 源氏方の坂東武者を次々と葬っていき、平知盛に「よき敵でもあるまいに、罪作りなことをなさるものではない」と咎められた後は、
 「ならば敵の大将とまみえん」と義経を探しはじめ、義経を見つけるとその舟へと移っていった。
 しかし義経に飛びかかろうとすると、義経は鎧を着たまま飛び上がり、舟から舟へ八艘彼方へ飛び去ってしまった。
 義経のあまりの身軽さに叶わぬと思った教経は、覚悟を決めてその場で仁王立ちし、
 「我と思わんものは、この教経を生け捕りにして鎌倉へ連れてゆけ。頼朝に物申さん」
 と大音声を挙げたが、兵たちは恐れて誰も組みかかろうとはしなかった。
 やがて強力で知られた土佐の安芸太郎と次郎の兄弟がかかってくると、
 「貴様ら吾の死出の共をせよ」といって兄弟を両脇に抱えたまま海に飛込んだ。
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最終更新:2023年11月03日 23:05