【元ネタ】王書(シャー・ナーメ)
【CLASS】グランド
ライダー→ライダー
【マスター】
【真名】タフムーラス
【性別】男性
【身長・体重】187cm・101kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
騎乗:A++
騎乗の才能。全ての獣、乗り物を自在に操ることが可能。
『この世、全ての善と成るもの』により魔王や竜王の類いまで乗りこなせる。
【固有スキル】
対邪悪:A++
悪神さえも制したライダーの持つあらゆる悪への絶対的な優位性。
その効力は権能にさえ迫り、善なる者であっても明確な「悪」を犯せば特攻の対象となる。
降魔の叡智:A+
数多の悪魔を打倒し、使役したライダーの持つ技能の数々。
対悪性を主軸とした魔術・戦闘技能に加え、獣畜の高度な使役、下僕とした悪魔から奪った秘術などが内包される。
また、捕縛した悪性存在から搾取することで新たな技能を習得可能。
拝火の善王:A+
悪神やその軍勢にも恐れることなく、毅然と立ち向かった高潔な精神性がスキルとなったもの。
如何なる巨悪が相手だろうと決して怯まないその勇姿は味方の士気も向上させる。
しかし、ライダーの高潔さは如何なる犠牲も良しとせず、他者を守るためならば我が身を顧みない。
生前、悪神アンリ・マユに騎乗し世界を駆け巡った際にエルブルス山に隠れ住む隠者を悪神の奸計で人質に取られた時、ライダーは迷うことなくその隠者を救うため己の身を差し出した。
【宝具】
『この世、全ての善と成るもの(スプンタ・マユ)』
ランク:EX 種別:対悪宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:500人
拝火教における善の最高神の名を冠する宝具。邪悪を縛る光の鎖。
真名解放すればあらゆる悪性、魔性、獣性を拘束する無数の鎖が現れ持続ダメージを与える他、対象の霊基を一時的にライダーの騎馬とし強引に操ることも可能。
伝説では悪の最高神アンリ・マユすらも拘束、意のままに操ったとされるこの鎖は対象の邪悪さに比例して強度を増す。
『この世、全ての悪を敷くもの(タクマ・ウルパ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:500人
生前調伏した悪魔の軍勢を召喚する宝具。
『この世、全ての善と成るもの』によりライダーの下僕とされた悪の最高神アンリ・マユやその配下であるヴェンディダードの六大魔王といった神霊クラスの悪魔も使役出来るが、
より高位の悪魔ほど魔力消費、制御難度は増大していき、ほんの少しでも気を緩めれば悪魔達は即座にライダーに牙を剥くだろう。
生前、最終的にアンリ・マユに心の隙を突かれ殺されたライダーはこの宝具に自ら制限を掛けている。
【解説】
ペルシア叙事詩『王書』シャー・ナーメなどに登場するペルシア神代における三代目の王。
フーシャングの息子、ジャムシードの父であり、ペルシアを30年間統治した。
野生の動物を捕らえて訓練し、戦いに用いることを初めて行ったと言われ、ゾロアスター教最大の悪神アンリ・マユすら使役したという悪魔縛りの王として知られる。
タフムーラスの治世の時代、ペルシアは多くの悪魔や悪神によって災禍に見舞われていた。
そこで、タフムーラスはシーダースプという大臣の助言を受け、魔術によってアンリ・マユを己の乗り物として従えた。
アンリ・マユに乗って世界を一周したタフムーラスだったが、帰ってみると悪魔たちが反旗を翻していた。
天と地を覆うほどの悪魔たちの魔術と暴力に対して戦いを起こしたタフムーラスは、その三分の二を魔術で縛り、残りの三分の一を鎚矛で打ち倒した。
悪魔たちはタフムーラスの下僕となることを誓い、助命の代償として三十の言語の書き方をタフムーラスに教えたという。
最終更新:2023年11月02日 23:18