フーシャング

【元ネタ】『王書』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】フーシャング
【性別】男性
【身長・体重】183cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B+
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 水の女神アナーヒターの加護により、不浄や死の概念に対して特に高い抵抗力を発揮する。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
創成の善王:A
 父の仇敵である悪魔を討伐して王位に就き、
 また治世に於いては文化技術の発展に寄与したアーチャーの持つ技能の数々。
 人間のみならず獣や妖精にも作用するカリスマや指揮能力、
 鉄器の普及や灌漑整備の功績に由来する道具作成陣地作成などが内包される。

火への讃歌:A
 アータシュ・ニヤーイシュン。
 サデの祭りの際に唱えられるアヴェスター語の文言。
 火祭の創始者たるアーチャーが詠うそれは自軍の活力と防御力を倍加させ、回復効果をもたらす強力なバフとして作用する。
 また『石は聖火を、聖火は鉄を』で発生させた炎や武具に、敵軍への特攻性能を大幅に引き上げるエンチャントが付与される。

対邪悪:A+
 悪神の子を制したアーチャーの持つあらゆる悪への絶対的な優位性。
 善なる者であっても明確な「悪」を犯せば特攻の対象となる。

【宝具】
『石は聖火を、聖火は鉄を(ジャシュネ・サデ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:500人
 アーチャーの投石がきっかけとなり、火を作る方法を発見した逸話からの宝具。
 投石を行い、その着弾地点より炎を発生させ敵対者を焼いていく。
 この炎は神気を帯びた聖火であり、魔性の存在に対しての特攻効果を持つ。
 しかしこの宝具はそれで終わりではない。
 火による鍛冶技術の発明が行われた逸話から炎より武具を出現させる。
 これらにも魔性特攻の効果が付与されており、敵陣を襲わせる、また自陣営に装備させる等の運用が可能。

【解説】
 古代イランの2代目王であり、初代王カユーマルスの孫にして、3代目王タフムーラスの父。
 フーシャングの父スィヤーマクはアンリ・マユの息子が率いる軍勢との戦いで殺され、フーシャングはカユーマルスにより育てられる。
 アヴェスターにおいてはハオシュヤンハの名で知られ、女神アナーヒターを祭ってその加護を得て王になったという。

 成長すると王の宰相を務め、戦争で父の仇を討ち、それを見届けた王が世を去った後に王位を継いだ。
 仇を討った時に率いた軍勢は人間ばかりではなく、妖精、獣も加わっていた。
 そして捕らえた悪魔の皮を剥ぎ、首を切ったという。

 その後40年間在位し、冶金術を発明して鉄の農具を作り、灌漑を整備した。
 また家畜や毛皮の利用を広めた。

 ある時大蛇が突然現れ、それを殺そうとフーシャングは石を投げた。
 蛇は逃げたが、石が岩に当たって火花が散るのを見たフーシャングは火を作る方法を発見し、
 神からの贈り物だと感謝を捧げ、家臣や動物を集めて宴会を開いた。
 これが「サデの祭り」の創始だという。

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最終更新:2024年08月08日 03:01