【元ネタ】インド神話
【CLASS】
ランサー
【マスター】
【真名】インドラ
【性別】男性
【身長・体重】228cm・176kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力EX 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
聖仙の呪いや
ヴリトラ殺しの罪を背負うインドラは純然たる神霊としては低いランクとなっている。
【固有スキル】
雷神の神核:EX
雷霆神であることを表すスキル。神性を含む複合スキル。
雷神系の逸話を有する英霊との戦闘に極めて有利な補正を得る。
騎乗:A
騎乗の才能。幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
神話では象王アイラーヴァタや馬王ウッチャイヒシュラヴァスに騎乗しているインドラは本来ならばA+となるが、ランサーでの召喚のため低下している。
召雷:A+
空の見えるフィールドでのみ使用可能。
雷雲を起こし、雷を落とす。
ヴァジュラを帯雷させるために使用する他、直接敵の軍団を攻撃することも可能。
本来は権能だが、サーヴァントとして召喚されたことでスキルとして劣化している。
障碍を砕く者:EX
ヴリトラハン。旱魃を引き起こす巨大な蛇竜ヴリトラを滅ぼした逸話がスキルとなったもの。
木、岩、武器、乾いた物、湿った物、ヴァジュラ、昼、夜のいずれにも傷つかないとされたヴリトラを殺したことから、
特定の条件を満たさねば突破出来ない敵の防御能力を無視してダメージを与える。
【宝具】
『雷霆よ、神威を示せ(ヴァジュラ)』
ランク:A+ 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1人/220人
聖仙骨より造られた雷霆神インドラの最終兵器。
叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公ラーマがラークシャサの軍や鬼神
クンバカルナを滅ぼした矢もこれと同根であり、一軍を容易く撃滅する。
『雷霆よ、忿怒を以って神威を示せ(ヴァジュラパーニ)』
ランク:A++(条件付きでEX) 種別:対城/対国宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1000人
帯雷状態で使用可能。ヴァジュラの真の姿。
真名解放すれば空間のマナごと敵拠点を焼き尽くし、その土地の霊脈をズタズタに引き裂く。
インドラの雷とも呼ばれ、核兵器に例えられるこの宝具は強力無比であるが、
全力で解放すればヴァジュラはインドラの魔力に耐え切れず暴走し、国一つ滅ぼしかねないほどの雷が敵味方の区別無く襲いかかりヴァジュラも失われる。
【解説】
インド神話における雷霆神。蛇竜ヴリトラを倒し恵みの水を齎す英雄神でもある。
仏教では帝釈天として日本などでも信仰されているが、その一方でイランの拝火教では魔王の一人として恐れられている。
ヒンドゥー教の前身となるバラモン教の時代では最も信仰を集めた神々の王として君臨し、後に最高神の一柱となるヴィシュヌを友とした。
だが時代は下りヒンドゥー教の時代になるとブラフマー、シヴァ、そして友であったヴィシュヌの三柱に最高神の座を譲り、自身は東方の守護神へと降格。
そして女性関係の縺れで聖仙から呪いを受ける、新たに台頭してきた軍神スカンダに敗れ天界軍最高指揮官の地位を譲り渡す、
更には
羅刹王ラーヴァナの息子メーガナーダや阿修羅王マハーバリ、マヒシャースラなどヴリトラ以上の強敵達に敗れ天界を追放されるなど様々な憂き目に遭う。(後に他の神の活躍で復権)
しかし、それでも他の神に取り込まれることなく一定の信仰を集め続けるインドラは今なお重要な神と言えるだろう。
最終更新:2023年11月02日 23:17