クルースニク

【元ネタ】民間伝承
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】クルースニク
【性別】女性
【身長・体重】156cm・47kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B+
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 更に『白き狩人、血塗られし因果を清算せよ(スヴェート・ザシートニク)』発動中は効力が強化される。

【固有スキル】
洗礼詠唱:B++
 教会流に形式を変化させた魔術。
 霊体や吸血種に対して絶大な効果を及ぼす。
 保有する二つの宝具と連動させることによって、サーヴァントや上級死徒すらも昇華可能。

その血の運命:A+
 もはや呪いの域に近い、争いの血統。
 「吸血鬼」「悪」「魔術師」のいずれかの属性を持つ者と戦闘する際、判定に大きな有利を得る。

変化(獣身):A
 オーボロテニ。人から獣へ、獣から人へ転ずるロシア土着の獣性魔術。
 馬、豚、牛、猪などの特別な数種類の形態を持つ他、獣身と人体を折衷した獣人形態を取る事も可能。
 先天的なものでありながら、極めて高度な獣化能力を持つ。

【宝具】
『邪悪を穿つ節理の外典(バヤーリシュニク)』
ランク:C 種別:対魔宝具 レンジ:3 最大捕捉:1人
 悪しき吸血鬼クドラクを確実に絶命させる為に作成された対吸血鬼用の概念武装。
 セイヨウサンザシで出来た先端の部分が杭状の十字風の槍であり、これにより付けられた傷は吸血鬼が持つ復元呪詛などの、自然ならざる回復を無効化する。
 また刺された相手は光を寄せ付ける呪いを獲得しランサーが仕留めそこなっても対象者は光という概念から逃げられない。

『白き狩人、血塗られし因果を清算せよ(スヴェート・ザシートニク)』
ランク:A+ 種別:対悪宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 クルースニクが生まれた時に自分を包んでいた白い羊膜に由来する宝具。
 出生に関わらず、クルースニクの名を襲名した者は全員この宝具を取得する。
 液状、装備品など、効果や形状はクルースニクによって異なるが、吸血鬼に対する特効を持つことは一致している。
 ランサーの場合は白い霊薬。
 摂取することで「神敵を撃ち倒す光の使者」と称される状態に変化し、ランサーの持つ対吸血鬼、悪、魔術師能力をさらに引き上げ、ステータスを大幅に向上させるが、体力と魔力の消耗はそれに比例して上昇する

【解説】
 スロベニアやイストリア半島に住むスラブ人の間に伝わる吸血鬼ハンター。
 クルースニクは白い羊膜に包まれて生まれ、赤い羊膜に包まれて生まれてくる吸血鬼クドラクとの戦いを宿命づけられている。
 一般的には凛とした青年の姿をしており、クドラクと戦う際は互いに馬・牛・猪・豚等に変身し戦う。
 この時、クルースニクが化ける動物は白く、クドラクとは容易に見分けがつく。
 戦闘時は自分が生まれた時に自分を包んでいた白い羊膜の一片を左脇の下に付着させるか、その白い羊膜を粉末にし液体に溶かしたものをあらかじめ飲んでおかないと、クドラクには勝てないとされる。
 またクルースニクには『神の敵は真の光の使者を倒すことは出来ないため、クルーニスクは常にクドラクに勝利できる』という伝承がある。

【キーワード】
『白き狩人(クルースニク)』
 「顔のない王」と似た成り立ちを持つ、スラヴ地方に存在した、存在すると信じられてきた数多くの「魔を撃つ狩人」達が混合された結果産まれた英雄。
 その時代にいた小さな英雄が人々の願いを受け、「クルースニク」という名を襲名し活躍したもの。
 「先天的な獣化の才を持って産まれた十字の代行者」であるランサーも、数いるクルースニクのうちのひとりに過ぎない。
 「純粋な狩りの腕で吸血鬼を撃退した山育ちの狩人」「聖なる羊膜を身に纏いし戦士」「土着の神性の加護を受けた英傑」...そういった全く異なる逸話を持つクルースニクも存在する。
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最終更新:2023年11月01日 23:18