フェルディア

【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】フェルディア
【性別】男性
【身長・体重】190cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
ルーン:B
 師スカサハから与えられた北欧の魔術刻印ルーンの所持。
 ルーンを使い分けることにより、強力かつ多様な効果を使いこなす。
 攻撃以外で主に使用するのは対魔力や四枝の浅瀬スキルのブースト効果、即死耐性の効果、パラメータを上昇させる効果、等。
 これらはすべて一時的なものであり、同時複数の使用はできない。

影郷の武練:A
 影の国の女主人スカサハによってもたらされた修練の日々は、ランサーの精神と肉体を鍛え上げ、かの光の御子に匹敵する英傑として完成させるに至った。

戦闘続行:A→四枝の浅瀬:A
 アトゴウラ。かつて弟弟子だった大英雄クー・フーリンとの決闘の逸話が昇華されたスキル。
 戦闘続行の効果に加え、HPが消耗すればするほど戦闘力が増大していく。
 その性質上、短期戦ではなく長期戦で真価を発揮するスキル。

【宝具】
『不穿の城塞(アート・イル・ディア)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 戦時に際して硬化する皮膚とも重装の戦士とも伝えられるランサーの防御能力。
 その正体は纏った武具との合一を可能とする異能であり、フィル・ドーナンの末裔であるランサーの先祖返りによって覚醒した。
 宝具に迫る武装の数々を取り込んだ事に加え、各種ルーンによる強化も合わさり神代の城塞に比する堅牢さを獲得。
 さらに投矢、投槍、石礫等の投擲兵装を榴弾さながらに身体から放出する、或いはスカサハ直伝の投擲法により対象を狙撃するなど中・遠距離戦闘にも対応する。
 ──かの魔槍ゲイ・ボルクの対人刺突、対軍投擲の双方を耐え得ると目されたが、光の御子の怪物性を見誤った事が死に繋がった。

『刳り甦す死廻の槍(ゲイ・ボルク・リインカーネーション)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:100人
 ランサーを死に至らしめた魔槍ゲイ・ボルクの限定再現。
 想起のルーンを無数に肉体へ刻印し、かつて肉体を穿った魔槍と「融合した」と『不穿の城塞』に誤謬を起こさせ、精製する。
 無論、如何に高度なルーンを修めたランサーであっても死因となった魔槍をこのような裏技めいた方法で担い手とする事には絶大な代償が伴い、心臓部への不可逆の致傷及び、全身の細胞を引き裂く死棘に侵される。
 されど消滅と引き換えに擲たれる魔槍は、自らの牙城を突き崩したクー・フーリンの渾身に匹敵する。

【解説】
 影の国にて共に修行を行ったクー・フーリンの無二の親友であり、コノートの戦士。
 フェルディアはクーリーの牛争いにおいてコノートの戦士としてアルスターと戦わなくてはならなかった。
 アルスター王国の男は女神マハの呪いによって無力化されており、例外的に呪いのかかっていないクー・フーリンが一人で奮戦していた。
 フェルディアは弟のようなクー・フーリンと戦うことを拒んだが、女王メイヴの懐柔・恫喝によって彼と戦わざるを得ない状況に追い込まれ、
 同じ師の下で学んだ二人は戦場にて敵として向かい合うこととなる。
 二人はそれを悲しんだが、戦士として向き合った以上は戦わなくてはならず、二人は何日にも及ぶ壮絶な戦いを繰り広げる。
 二人の実力はクー・フーリンのみが持つ魔槍ゲイ・ボルクとフェルディアの角の皮膚(胼胝)を除けば全く互角で、
 周囲の川が干上がる程の激戦は四日間に渡り、その結末は、ゲイ・ボルクによってフェルディアが貫かれることで幕を閉じた。
 クー・フーリンは親友の遺体を自分の陣地まで運び、丁重に葬ったという。
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最終更新:2023年10月31日 21:24