カーマ

【元ネタ】インド神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】カーマ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・46kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久B+ 敏捷B 魔力A+ 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 Aランク以下の魔術を無効化する。
 現代の魔術師では、魔術で彼女に傷をつけることはできない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることができる。
 カーマの乗騎はオウムであるとされる。

単独顕現:C
 特殊スキル。単独行動のウルトラ上位版。堕落の愛はどこにでも顕れる可能性がある、のだ。
 サーヴァントとしてのカーマは基本的にやる気がないので奥底に封印されている状態であるが、『即死耐性』『精神異常耐性』などの効果はそれなりになる。

【固有スキル】
愛神の神核:B
 生まれながらに完成した愛の神であることを表すスキル。『女神の神核』の愛の神版。 精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。精神系の干渉をほとんど緩和し、肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
  ……一方で、愛の神としての『愛するという行為に必要な姿に変じることができる』という特性もこのスキルには含まれており、結局のところ『変わりたくない場合は変わらないし、変わりたい場合には変えられる』という肉体的・外見的な自由度を象徴するものでもある。
 世の女性垂涎のスキル。 ただし現状では依り代の枠を飛び越えた姿に変化させることはできないが性別くらいなら可能であるらしい。
 神性スキルを含む複合スキルでもある。
 依り代を用いた疑似サーヴァントであるためランクはBとなっている。
 この能力はマーラが釈迦を邪魔する際に自身の姿を変化させた逸話に由来していると考えられる。

女神の恩恵:B
 女神(悪)からの贈り物。
 任意の味方サーヴァントからHPを奪い取り、回復する。
 サッキュサキュ。

身体無き者:EX
 カーマの別名の一つ、『アナンガ(身体無き者)』を示すスキル。
 神話においてシヴァの第三の目に宿る『宇宙を破壊する権能』を直接に受けて灰=無=身体無き者となってしまったカーマは、逆説的に「破壊されるべき宇宙」という概念に繋がってしまった。
 これにより、カーマは『被害者』として、あらゆるものに『痛みを訴える』ものとなった。何しろ宇宙なのだ、彼女の苦悶の叫び、怒り、妬み、不満はこの世すべての物質に届いてしまう。
 この『愛と苦しみが混じった神核』が『依代の少女』の運命性と一致し、より強固な霊基を獲得する事となった

マーラ・パーピーヤス:EX
 カーマのもう一つの顔、煩悩の化身である魔王としての性質を一時的に示すスキル。

【宝具】
『愛もてかれるは恋無きなり(カーマ・サンモーハナ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~10 最大捕捉:1人
 愛の神カーマの本来の宝具。
 カーマが所有している、サンモーハナと呼ばれる花の矢。
 刺さったものに恋慕の情を呼び起こす効果があるが、トラウマがあるため、基本的に他人のためには宝具を使いたがらない。

『恋もて焦がすは愛ゆえなり(サンサーラ・カーマ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~10 最大捕捉:1人
 『身体無き者』『惑わす者』としての性質が強く表れている、第三再臨以降の状態での宝具。
 その喪われた肉体そのものが、愛の矢であると解釈される。
【解説】

【元ネタ】『徳川廻天迷宮 大奥』
【CLASS】ビーストⅢ
【マスター】
【真名】カーマ/マーラ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・46kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久EX 敏捷A 魔力EX 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
獣の権能:A
 対人類、とも呼ばれるスキル。
 『生の承認』を必要とする生命体に対して、高い抱擁力を持つ。
 知識形態が異なっている生命体には意思の疎通・意味の共有は出来ないが、そういった知性による結びつきを必要とせず、情動のみで対象を陥落する魔性の手管。
 努力を放棄させ、現状でもう『良し』と妥協させる、成長特効とも言える。

単独顕現:C
 愛に飢えた声が溢れる世界なら、これを満たすために出現する。
 もちろん、世界をどう満たすかはビーストの物差しによる。

ネガ・デザイア:A
 煩悩の化身たる獣が持つ、絶対的で究極的な溺愛のスキル。
 いかなる存在であれ、欲望を持つものは文字通りその愛の果てに堕落する。
 宇宙に存在する全ての欲望、煩悩を無限の愛を持って叶えられるのならば、それは宇宙から欲望という概念を消し去るに等しい。
 また、愛を与える存在なので『魅力』を完全に無効化する。

万欲応体:EX
 元来、カーマ/マーラはこの世に住まう数多の人間の欲(煩悩)に応えるため、姿や能力に高次の多様性を備えていた。
 そこに宇宙という無辺際の性質が加わったことにより、その多様性は具体的な形を持って昇華される事となる。
 それは宇宙に住まう一人一人の欲(煩悩)に、確実に寄り添い、甘やかし、堕落させるための権能。自在にカスタマイズ可能な「全対応型自分」が星屑の如く無数に存在するという定理。
 すなわち、獣たるカーマ/マーラは彼女という宇宙において無限に存在する。

【固有スキル】
夢幻抱擁
 『万浴応体』によって宇宙に偏在する『分身体』を召喚する。
 光の獣冠こそないものの、分身体の能力はカーマ/マーラと同格である。

パトスセプター:A
 第六天魔王波旬としての特性。光の獣冠(王笏)の力。
 ビーストⅢ/Lの状態・気分に応じて、様々な愛の光を持つ。
 『無償の愛』『無垢の愛』『無法の愛』『無傷の愛』『無尽の愛』『無窮の愛』の六つ。
 それぞれが、攻撃する度に自身のHPを回復させ、対象に様々なデバフを付属させる。 戦えば戦うほどビーストⅢ/Lは傷を癒やし、相手は弱体化されていき、かつ増えていく。数の勝負においてなら、ビーストⅢ/Lはビースト中最強と言えるだろう。

天魔の寵愛:A
 死亡後に発動する希有なスキル。
 ビーストⅢ/L、あるいは分身体を倒した者は、今までかかっていた弱体効果をすべて解除される。
 『殺されてもなお相手を愛する』ビーストⅢ/Lの特性が表れたスキル。
ビーストⅢ/Lにとってはマイナス効果だが、それもまた彼女の愉しみということ。

【宝具】
『愛の世界、燃える宇宙(サンサーラ・カーマ/マーラ・アヴァローダ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:100~99999 最大捕捉:1
 ビーストⅢ/Lの専用宝具であり、特例として二つの真名を持つ。それぞれが『同じもの』を示しているが故である。
 サンサーラはサンスクリット語で『輪廻』の意味を持ち、カーマの別名である『サンサーラグル』に由来する。アヴァローダはサンスクリット語で『障害』であり、マーラが釈迦に対し繰り出した様々な妨害、即ち堕落への誘いを示す。
 良否二つの意味での『愛』の強制耽溺……天変地異規模での魔性を、カーマとマーラ、二神の力で顕す極限堕落宝具。
 カーマの宇宙の中でこの宝具を受けた場合、それは『全方位に無差別にカーマが自分(分身)を送り込み、一方的な愛で宇宙を燃やし涸らす』という地獄────あるいは極楽のような光景を見ることになるだろう。
【解説】

【元ネタ】インド神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】カーマ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・46kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久C+ 敏捷A 魔力EX 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A

騎乗:A

復讐者:B






【固有スキル】
マカラ・フローティング:A
 夏の水遊びにうってつけのスキル。
 カーマはインド神話における海獣マカラに関連する存在だとも言われる。
 マカラは水神ヴァルナやガンジスの女神ガンガーの乗騎(ヴァーハナ)でもあり、すなわち水を操る力を持つ。
 夏の彼女が乗り回すワニやサメに似た形の謎フロートは、心地好いぷかぷかを演出すると共に、いかなる荒波も乗り越え、ときには水上バイク以上の運動性能を発揮するという。

虚ろなる魔:EX
 アヴェンジャーの霊基を得た結果、シヴァに焼かれ宇宙と繋がったカーマの在り方は、依り代の少女の持つ希有な魔術属性とさらに深く結びついてしまった。
 これにより夏の彼女は特殊な魔力操作による攻撃を行う。
 堕落の炎は決して消えないが、このスキルの影響により「あるが、ない」様相に近付いている。
 第三再臨において、彼女の身を焼く炎が「少なくなっているように見える」のはそのためである。

真夏の海のマーラ:EX
 魔王の夏の本気を示すスキル。
 マーラ・パーピーヤスの夏バージョンとも言える。
 普段のやる気のないダウナーな部分が減少し、行動が若干ながらアクティブ化。
 普段なら「面倒くさいから嫌です」とジト目で拒否されるようなことも、まあ、夏ですし?の一言でやってくれるようになる、かも。

【宝具】
『愛もていたるは恋夏なり(カーマ・ルーパーストラ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~10 最大捕捉:10人
 カーマの持つ花の矢(サンモーハナ)が夏らしく姿を変えたもの。
 美少女に最もよく似合う可愛い浮き輪。それは見る者を恋に落とす武器と言っても過言ではない。
 この宝具がヒットすると、堕落パワーが影の巨人のような姿になって溢れ出す。
 なぜそうなるのかは彼女自身にもよくわかっていない。
 ルーパーストラは「炎の武器を持つ者」というカーマの別名である。

『恋もて堕とすは愛果てなり(マーラ・シューニャター)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~10 最大捕捉:100人
 マーラの側面が表に出た状態で行われる堕落への誘い。
 愛の果てに至る暗黒の宇宙。
 それは通常時と意味的には変わらないものであるが、
 現在の霊基の特性により、より深く、より虚ろなものとして現れる。
 ここに堕ちたものが脱出することは不可能。
 その空間は炎が変じた虚ろだとも言える。
 人々を派手に焼き尽くす愛炎の代わりに、静かに音もなく焼き溶かす虚炎の闇。

【解説】

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最終更新:2022年12月22日 20:41