加藤清正

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】加藤清正
【性別】男性
【身長・体重】190cm・92kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
猛虎殺し:A+
 虎之助、肥後の虎と呼ばれることになる朝鮮出兵中の逸話がスキルと化したもの。
 『獣殺し』の亜種であり猛獣特攻を有する他、虎退治の逸話から派生した虎狼狸(コレラ)退治、更に多くの民衆からのハンセン病治癒の祈りにより、
 本来は別個のスキルである『厄除けの加護』が融合し、一種の複合スキルとなっている。

軍略:D+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 城取り、城攻めの名手として拠点の構築、防衛、攻略に熟達している。

【宝具】
『片鎌槍(かたかまやり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
 後世の伝承により片刃が欠けてしまった十文字槍。
 攻撃を受け止めた際に槍の一部を敢えて自壊させることで、飛び散った刃が相手に突き刺さりダメージを与える。
 シンプルな宝具だがその分使い勝手は良く、破損した槍は少しの魔力消費で修復可能。

『八陣勇壮熊本城(はちじんゆうそうくまもとじょう)』
ランク:A 種別:城塞宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:500人
 極めて優れた土木技術を有する築城の名手たるライダーが築き上げた城塞の再現。
 数々の戦火に耐え続けたこの城は人の手によるものならば対城宝具の一撃にすら耐え得るほどの堅固な守りを誇る。
 更に籠城した自軍全体の魔力消費を大幅に低減、物理的にも魔術的にも侵入困難な石垣結界などの効果を有する。
 ただし自然の猛威や神の手による宝具には脆く、通常の城壁よりは硬い程度の防御力しか発揮出来ない。

『牛鬼機巧・履道応乾(ぎゅうききこう・りどうおうけん)』
ランク:B+ 種別:対城宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:200人
 宇和の牛鬼の原典たる攻城兵器「亀甲車」が習合した宝具。
 龍頭の鯨に似た姿に全身が鉄に覆われ遠距離攻撃を寄せ付けない防御機構を持つ大絡繰として出現する。
 妖怪「牛鬼」の特性を受け継いだ事で水陸両用の機動性、口から猛毒を噴射する機構、視認した者に精神的重圧を掛けステータスを低下させる能力を持つ。
 また、城塞を堕とした逸話から「城塞を滅ぼす兵器」という概念を持ち障害物を悉く粉砕する。
 一方で機動力では愛馬『帝釈栗毛』に劣り、牛鬼伝説を取り込んだことで聖言を用いる魔術体系に弱いという欠点が存在する。

【Weapon】
『帝釈栗毛』
 ライダーの愛馬。
 機動性に優れているが荒々しい馬でならず者でも帝釈栗毛には喧嘩を売るなという謳い文句を持つ。

【解説】
 安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将・大名。
 刀鍛冶の息子として生まれるが父が幼いときに死去。
 母が羽柴秀吉の生母である大政所の遠縁の親戚であったことから、秀吉に小姓として仕える。
 中国経略中の秀吉が冠山城を攻めたとき、清正は城に一番乗りを果たして奮闘した事を皮切りに「賤ヶ岳の七本槍」の一人として様々な武功をたてる。
 秀吉の九州征伐後は肥後北半国を与えられ熊本城を居城とした。
 肥後における治績は良好で、田麦を特産品化し南蛮貿易の決済に当てるなど、商業政策でも優れた手腕を発揮した。
 文禄・慶長の役では、朝鮮へ出兵した。朝鮮の民衆から「鬼(幽霊)上官」と恐れられた。
 なお、朝鮮出兵中に虎退治をしたという伝承が残り、そこから虎拳という遊びの元になった。
 セロリを日本に持ち込んだとされており、セロリの異名の一つが「清正人参」である。
 秀吉が死去すると、五大老の徳川家康に接近し、家康の養女を継室として娶った。
 関ヶ原の戦いでは九州に留まり九州の西軍勢力を次々と破った。戦後の論功行賞で、小西旧領の肥後南半を与えられ52万石の大名となる。
 最期は家康と豊臣秀頼との会見を取り持つなど和解を斡旋したが、帰国途中の船内で発病し熊本で死去した、享年50。
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最終更新:2023年09月18日 17:39