【元ネタ】『竹取物語』
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】
かぐや姫
【性別】女性
【身長・体重】164cm・49kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
魅了:B
魔性の美貌により異性・同性を問わず惹きつける。
ランクBではほぼ対象の意思を無視して精神を支配する。
対魔力で抵抗可能。ただし自分の近親者には最初から無効である。
黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。
五つの難題:C
5人の貴公子の求婚を退けるために課したとされる無理難題。
かぐや姫との接触において条件を設定をすることによって、条件に合わないモノを拒絶することができる。ただし、より神秘の質の高い存在を拒絶することはできない。
月神の加護:E
日本神話の最高存在、三貴子の一柱、月読命による加護。
月と夜、穀物の神とされる月読命が、気まぐれに月というキーワードによって縁の結ばれた
かぐや姫に施したモノ。
地上を観察するための目とすることが主目的であるらしい。
【宝具】
『月よりの使者(つみびとのむかえ)』
ランク:A 種別:対罪宝具 レンジ:99 最大捕捉:2000人
かぐや姫の月への帰還の折、迎えに来た雲を車輪とした御輿。
『竹取物語』に曰く、月の住民は老いることを知らず、その心身は清く美しく、何の思いもありはしない。そのような存在にとって、地上の人間たちの有様は穢れたる罪そのもの、あるいは流刑地に相応しい地獄。天上人たる彼らとそれに属する存在は、そのような穢れを浄める光を放ち、一時的にその心を白紙化する。心を白紙化された者は、自我を封印される。
【解説】
日本最古の物語『竹取物語』の主人公
かぐや姫、あるいはそのモデルとされる人物。
『竹取物語』に曰く、さる老夫婦の元に現れた三寸ばかりの童女は、僅か三月ばかりで絶世の美女へと成長を遂げた。その噂を聞いた多くの貴公子が求婚するものの、
かぐや姫はそれを全て拒絶してみせた。やがて、噂は時の帝の耳に入り、帝もまた求婚に訪れる。
しかし、それさえも拒絶する
かぐや姫は、別れの時を密かに自覚していた。やがて、迎えの折にあって帝への淡い想いを歌とする。
サーヴァントとしての
かぐや姫は、その記憶を記録として認識している。少なくとも、月の民ではないとは本人の弁である。
実際のところ、彼女は月読命が用意した『竹取物語』の逸話を被せただけの一般人であり、似た境遇、性格はあれど、英霊となる資格は本来なら存在しない。月読命が彼女を用意した理由は定かではない。何故なら、彼女は
かぐや姫としては好条件だったが、月読命との縁にあっては相性が悪かったためである。
最終更新:2022年01月28日 00:56