ペルディクス

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ペルディクス
【性別】女性
【身長・体重】162cm・46kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 発明品の開発の他、宝具(むすこ)の調整や改造などを行う“工房”の形成が可能。

道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 キャスターの場合は主にジグソーやチップソーなどといった宝具(むすこ)の追加兵装を作成する。
 また、宝具(むすこ)はキャスター以上の道具作成能力を持ち、母が作ってくれた各種兵装も活用し非常に効率的に様々な発明品を開発する。
 時間と素材さえあれば宝具級の発明品すら作成可能。

【固有スキル】
一意専心:B 
 ひとつの物事に没頭し超人的な集中力を見せる。
 キャスターの場合、設計、製造、改造、等の行動に対して発揮される。
 道具作成スキルに対するプラス補正として働く。

女神の加護:B
 女神アテナの加護を示すスキル。
 キャスターの場合、彼女の宝具(むすこ)に危機が迫った場合にアテナの助力が見込める。
 …生前兄ダイダロスに宝具(むすこ)が破壊された際、アテナは記憶データを別の機体に移植し、保存した。

ペルディクスの聖域:A
 10世紀頃の書物『スーダ辞典』によればキャスターは息子をダイダロスに殺された際に絶望し、後を追うように自殺したという。
 自身の最高傑作であり、共に過ごす内に家族としても意識するようになったキャスターと宝具(むすこ)の母子の絆。

【宝具】
『神血巡る我が愛し子(ペルディクス・タロス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 神代ギリシャの名匠ダイダロスの妹であるキャスターの息子。
 その正体は鍛冶神ヘファイストス作の青銅巨人タロスの技術を元に鋳造された、キャスターの最高傑作とも言うべき自動人形(オートマタ)。
 姿は人間とほとんど変わらないように偽装されているが、神血イーコールによる自立行動を行い、身体の赤熱化や内蔵された各種兵装による戦闘も可能。
 生前はキャスターの複製体として造られ、怪しまれないように男性体の息子とし、
 キャスターとダイダロスの持つ技術をインプットしていたが稀代の名匠ダイダロスの目は誤魔化せず破壊された。

【解説】
 ギリシャ神話に登場する名工ダイダロスの妹。
 文献によってその名はペルディクスとされることもあれば、名を挙げられない事もある。
 そして彼女には息子が存在し、その名がタロス、あるいはペルディクスだと言われる。

 アポロドーロスとシケリアのディオドロス曰く、ペルディクスの息子タロスはダイダロスの下で弟子として働いていた。
 タロスは蛇の顎の骨で細い木を挽き切るアイデアから鋸を発明した。
 鋸は役立つと評判になり、タロスは他にも轆轤など役立つ発明を行っていった。
 これをダイダロスは妬み、タロスを殺害、遺体を埋めようとする所を捕まった。

 オウィディウスやヒュギーヌスの言及ではダイダロスに殺された息子の名をペルディクスとしている。
 こちらでもダイダロスの教えを理解するだけでなく、優れた才を持ち、魚の背骨を元に鋸を発明し、またコンパスも発明した。
 嫉妬したダイダロスはアクロポリスからペルディクスを突き落とすも、女神アテナがペルディクスを受け止め、鳥のシャコもしくはヤマウズラに変えたという。
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最終更新:2023年09月13日 20:53