【元ネタ】斑足王伝説
【CLASS】
バーサーカー
【マスター】
【真名】斑足王
【性別】男性
【身長・体重】192cm・90kg/212cm・150kg(『獅子
羅刹王』発動時)
【属性】混沌・悪(狂気からの解放時は秩序・善)
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
獣化:C
全パラメーターを1ランクアップさせる。
狂化Bランクに匹敵する強さだが、理性を奪われることはなく、冷静な思考を保ち続ける。
ただし獣としての論理を構成するが、辛うじて人との意思疎通は可能となっている。
【固有スキル】
半獣の狂王:A
バーサーカーの人肉を求める狂獣の如き在り方。
人間の魂食いによる魔力補給にボーナス値が付き、定期的に魂食いをするだけで、マスターの魔力供給を断たれても行動できる。
また魂喰いを重ねていくと
バーサーカーの精神はより荒廃した物へとなっていき、『獅子
羅刹王』の真名解放が可能となる。
ただし
バーサーカーが何者かの清浄な信仰心、誠心を認識した時このスキルと獣化スキルは失われ、
バーサーカーはCランクの
菩薩樹の悟りスキルを得る。
混血:B+
人間以外の血が混ざっている。
バーサーカーは獅子との混血とされるが、通常外見上は足の斑点以外に変わった所はない。
しかし精神面においては
バーサーカークラスでの召喚という事もあり、獣の精神性を受け継いでいる。
また羅刹に近づいた状態であればより獣の要素が引き出され、獅子の如き風貌へと変貌していく。
妖妃の甘言:C+
日本の
玉藻の前、中国の妲己と同一視されるという天竺の華陽夫人の誘惑。
バーサーカーだけに聞こえるこの甘言に応じることで「対人」ダメージ値にプラス補正をかける。
半獣の狂王スキルと合わさることで非常に効率よく魂喰い出来るが、その分
バーサーカーの精神の荒廃速度も加速していく。
【宝具】
『獅子
羅刹王(カルマーシャパーダ・ラークシャサ)』
ランク:A 種別:対人宝具(自身)/対軍宝具 レンジ:0/1~99 最大捕捉:1人/500人
バーサーカーがかつて行った善業を悪用し、羅刹へと変じた逸話が宝具となった物。
この宝具は真名解放せずとも、限定的な能力の行使が可能であり、翼の具現化、一部ステータスの強化等を行える。
そして真名を解放した時
バーサーカーの肉体は完全な羅刹の物へと転じ、各ステータスは大幅に向上する。
更にかつて従えた羅刹たちを呼び出し、使役する事が可能となる。
ただし
バーサーカーの精神が狂気から解き放たれる事があればこの宝具の真名は封印される事になる。
【解説】
インドの伝説上の王であり、母に牝獅子を持つ。
ある時彼の父であるマカダ国の王は山中に入り獅子に出会う。
王は獅子と交わり、獅子は妊娠する。
生まれた子は足に斑点があったことから斑足と名付けられ、成長し王となった。
斑足王は人肉を喰らうようになり、非道を繰り返した結果、統一していた千の小国の王たちにより追放される。
怒る斑足王は人肉を喰らい始める前の「正しく国を治め仙人を供養した善業」により翼をもつ羅刹に変化した。
そして羅刹たちは斑足王を敬い、斑足王は羅刹を使って千の小国を攻め、王たちを捕らえていった。
だが最後に捕らえた王にある者との約束を守る為の七日の猶予を与えると、その王は七日後斑足王の所に戻ってきた。
それにより斑足王は改心し、王たちを解放した。
日本においては
玉藻の前と結び付けられ、
玉藻の前の前身たる華陽夫人が斑足王の妃であり、
千人の首をはねるようにそそのかしていたという物語が出来上がった。
最終更新:2025年05月19日 16:00