【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】エサウ
【性別】男性
【身長・体重】197cm・128kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷B+ 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
エサウの手足:EX
アーチャーが編み出した古き格闘法。獣や人の殺傷に対して適性を示す。
毒蛇の如き変幻自在の軌道と間合い、殺傷力を誇る
アーチャーの徒手空拳には
アーチャーの守護天使たるサマエルの瘴気が宿っている。
千里眼(狩猟):B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
獲物の心理状態を把握する超感覚とそれによる行動の先読みをも可能とする。
頑健:A+
耐久のパラメータをランクアップさせる他、対毒の効果も含まれる複合スキル。
野人と称されるその肉体は生まれついての頑健さを有する。
主前の狩猟者:D
ニムロドより奪った多色の装飾衣。不義の衣。
神が楽園を追われた人祖アダムの為に拵えたこの皮衣を纏っている間、地上の創造物に対して支配権を獲得する。
具体的には「人」「地」のカテゴリに位置するサーヴァントに対するクリティカル率を高める。
【宝具】
『
踵を掴む者(
ヤコブ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:1人
兄である
アーチャーを差し置いて双子の弟
ヤコブに長子の祝福が授けられた逸話を攻撃的に解釈した宝具。
アーチャーの弓矢に触れた者は自他を問わず、同ランク以下の加護や強化状態が解除されてしまう。
ただし過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術、性別や神性・魔性など肉体の性質に紐づいた恩恵などは対象外。
『栄冠を砕く堕天(エドム・サマエル)』
ランク:A+ 種別:対人/対軍宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:1人/400人
双子の弟
ヤコブと格闘したとされる一万二千の天使を率いる『破壊の天使』と同一視される
アーチャーの守護天使。
アーチャーの肉体に守護天使を降霊することで、各種ステータスを向上させることが出来る。
加えて、『破壊の天使』が率いた軍勢を
アーチャーが
ヤコブとの再会に連れ立った400人の供というカタチで召喚する。
人間という器に収まっている他、規模も三十分の一まで縮小されているものの、
アーチャーの気迫も相俟った天使の軍勢は相対する存在に対して精神的な圧迫感を与える。
【解説】
旧約聖書に登場する
ヤコブの双子の兄。
産まれた時、色が赤くて全身が毛皮(セアル)の衣のようであったため、エサウと名づけられた。
狩人となったエサウに父イサクは寵愛を向けるも、母リベカは
ヤコブを愛した。
空腹時に
ヤコブの作った煮物を望み、軽い気持ちで自身の長子権を譲る口約束をしてしまい、
またイサクの祝福をエサウのふりをした
ヤコブに奪われる事になる。
エサウは
ヤコブを殺そうとし、
ヤコブは逃走する事になる。
その後エドムの野で暮らしていたが、
ヤコブから再会を求める使者が訪れる。
エサウは四百人の供をつれてこれを迎え、
ヤコブは恐れひたすら低姿勢でエサウの元に向かう。
ヤコブの恐れは杞憂におわり、エサウは
ヤコブとの再会を喜び、二人は共に泣いた。
やがてイサクがなくなるとエサウと
ヤコブの二人で葬った。
なお話によってはエサウには、かの王
ニムロドを殺害したという逸話が存在する。
最終更新:2024年01月09日 14:04