【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】ヤコブ
【性別】男性
【身長・体重】197cm・122kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A+ 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師では
セイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
ヤコブの手足:EX
セイバーが創始した古き格闘法。極まれば大天使にさえ勝利する。
伝説によれば、四大天使の一角であるウリエル(一万二千の天使を率いる『破壊の天使』とも)を撲殺している。
迷いなき剣閃にも似た速度と鋭さ、破壊力を誇る
セイバーの手刀足刀は
セイバー自身と同一視されるウリエルが有する焔の聖剣にも等しい神秘として扱われる。
このスキルの存在が刀剣類を持たない
セイバーが剣士の位階で召喚される一因を担っている。
踵を掴む者:A
セイバーが生誕した際に兄
エサウの踵を掴んで産まれた事で彼を差し置いて長子の祝福を得たという逸話の具現。
セイバーの周辺で同ランク以下の自身もしくは自軍を強化する効果が発動した際に発動者が敵味方問わずにその恩恵は優先的に
セイバーに齎される。
ただし過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術、性別や神性・魔性など肉体の性質に紐づいた恩恵などは対象外。
ジェイコブス・ラダー:A
兄から逃亡する際に夢を通して見た神からの啓示。
イスラエルの民の始祖である
セイバーはユダヤ系に由来するサーヴァントに対して有利な補正を持ち、高確率でそれらのサーヴァントの真名を看破する。
また、啓示との複合スキル。
【宝具】
『栄冠を掴む階梯(イシャラーエル)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
立ちはだかる大天使を撲殺せしめた
セイバーの振るう徒手空拳による連撃。
真名解放後、強力なアッパーカットで敵を逃げ場のない空中へと搗ち上げ、すかさず怒濤の拳撃を叩き込む。
その後、敵を地面に向けて蹴落とすと、最後は地を突き破る勢いで自らも急降下し、落下の全衝撃を対象に叩きつける。
セイバーの神気溢れる四肢より繰り出される回避不能の連続攻撃は罪人を苛む地獄の業火となって対象を爆砕する。
【解説】
旧約聖書の創世記に登場するヘブライ人の族長。古代イスラエル王の祖先とも。
ヤコブの名は「
踵を掴む者」、翻って「人を出し抜く者」という意味を持つ。
太祖アブラハムの子である父イサクとカルデア人の母リベカのもとに双子として生を享ける。
ヤコブは双子の兄
エサウを出し抜き、長子の祝福を得たため、兄から命を狙われることになり逃亡した。
その逃亡の途上、夢で神からの啓示を得、後世に『ヤコブの梯子』と伝わる天国への階段を目にする。
この啓示によってヤコブは自分の子孫が後に偉大な民族になると神に約束された。
その後は兄との和解を志し、会いにいく途中に川の辺で天使と格闘し、これに勝利したことから
神の勝者を意味する「イスラエル」の別名を与えられ、これが後のイスラエルの国名の由来となった。
それ故にヤコブはイスラエルの民……即ち、ユダヤ人全体の祖先であるともされている。
ヤコブと格闘した天使が誰だったかについては諸説あり、一万二千の天使を率いるとされる『破壊の天使』カマエルとも
焔の剣を持ってエデンの園の門を守る智天使ウリエルであるとも言われている。
特にウリエルはユダヤの伝承において天使から人間になった初めての者であり、
地上で人間達の中で暮らす際にはヤコブの名で呼ばれるため、同一視されるなど特に関わりが深い。
最終更新:2023年09月13日 20:47