アーティガル

【元ネタ】『妖精の女王』
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アーティガル
【性別】男性
【身長・体重】187cm・84kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
 本人に対魔力が皆無なため、セイバーのクラスにあるまじき低さを誇る。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 『妖精の女王』では女騎士ブリトマートの落馬の魔槍に敗れたが、それは即ちセイバーが卓越した騎乗能力を有することを意味する。
 ライダーのクラス適性も備えるほどランクが高い。

【固有スキル】
妖精騎士(妖精郷):B
 妖精女王グロリアーナ麾下の妖精騎士としての在り方を示すスキル(ここで言う妖精騎士は汎人類史における概念であり、異聞帯の妖精騎士とはよく似ているが非なるモノである)。
 本来は、低ランクの受肉精霊スキルの効果を有する。妖精騎士アーティガルは自然のマナを汲み上げて己が魔力へと一定量変換する。

天秤の護り:B
 神霊アストライアの権能に由来するスキル。
 アストライアの象徴たる天秤が装備に宿り、裁かれるべき対象からの絶対防御を展開するスキル。
 宝具『黄金雷剣・威光照臨』及び『鉄躯巨人・大震裁定』の耐久値にプラス補正を与える。

騎士の武略:A
 力において及ばずとも、戦いの流れを把握し、相手のミスを誘発する戦闘法。
 自己強化ではなく相手の判定ミスを誘うスキル。一瞬の勝機に賭ける冷静な観察力。
 グラントートーとの決戦では巨人の膂力で振るわれた豪雨のごとき乱撃を真っ向から凌ぎ切り、僅かな隙を見逃さず討ち果たしてみせた。

女王従僕・玩弄慨殻:C
 フォースレス・ラディガンド。
 アマゾン女王ラディガンドを打ち負かすも魅了され下僕にされた際、
 女装させられ騎士としての尊厳を砕かれた逸話に由来するスキル。
 全盛期とは程遠いが、サーヴァントとしてのセイバーは『妖精女王グロリアーナならざる者の従僕のアーティガル』であるため、
 女物の衣装を身に纏った姿で召喚される。
 騎士としての尊厳を破壊するこの姿ではセイバーのステータス・スキル・宝具ランクが実際のものより二段階低くなり、
 アイデンティティを踏み躙られた彼は性別・属性にまつわるバフ・デバフを受けることができなくなる。
 マスターを自身が仕えるに相応しい主と認めることでこのスキルは解除され、
 能力を抑えつけられた分、本来の姿に戻れば反動のように能力値が爆発的に跳ね上がる。

【宝具】
『黄金雷剣・威光照臨(クリセイオー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人
 女神アストライアによって贈られた宝具のひとつ。主神ジュピター(ゼウス)がティタノマキアで振るったとも言われる黄金の剣。
 ティタノマキアにて巨人を屠り、セイバーの手に渡った際にも巨人の暴君グラントートーの首を落とした黄金剣は
 巨人特攻の効果を宿した強力な概念武装となるに至った。
 真名開放の際には、刀身に雷霆を迸らせ黄金剣としての真の姿が顕す。
 セイバーが振るう黄金剣は「雷撃である斬撃」を放ち、大電圧を纏う斬撃はさながらプラズマカッターの如くあらゆる守りを溶断する。

『鉄躯巨人・大震裁定(サンクション・タラス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
 女神アストライアによって贈られた宝具のひとつ。青銅の巨人タロスを原型とする鉄人タラス。
 神霊アストライアの加護を宿し、セイバーが裁かれるべき対象と敵対した際に彼を補助するプログラムを有した神代の自動機械である。
 同時に裁くものとして自動的にセイバーの敵対者を制圧し続ける自動制裁機巧でもあり、セイバーの制止が無ければ際限なく彼の敵対者を屠る。
 城を揺さぶり、巨人種にすら劣らぬ怪力に加え、水陸両用の機動力を有し、青銅の巨人には及ばないものの高い能力を誇る。
 また腕部に変形機能を有し、自らの腕を連接棍棒の形態へと作り替える事で生み出す強力な打撃によって敵対者を叩きのめす。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』第五巻『アーティガルの正義の物語』の主人公、
 女神アストライアに教育を受けた当代最強と謳われた騎士。
 ある時、暴君グラントートーから王位と国を奪われた乙女アイリーナの訴えを受けた妖精の女王によって
 冒険を命じられ、アストライアから授けられた主神ジュピターの黄金剣クリセイオーと
 鉄人タラスを携えて、敵軍を打ち倒した。
 また旅の道中で運命の相手である女騎士ブリトマートと出逢い、一度はその魔槍に敗北する屈辱を受けるも
 再戦ではアーティガルが優位に立ち、彼女の兜を破って素顔を見るとたちまち恋に落ち、彼女と婚約を交わした。
 またアマゾン女王ラディガンドの美貌に一度は屈服しかけるも、ブリトマートによって救われている。
 旅の果てに、ついには暴君グラントートーを打ち倒しアイリーナへと国を返した。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年04月02日 11:04