エカチェリーナ二世

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】エカチェリーナ二世
【性別】女性
【身長・体重】162cm・52kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
 ライダークラスという事だけでなく、自ら勝ち取った帝権の顕れとしてのランクの高さ。

【固有スキル】
女帝のカリスマ:A
 皇后の立場から皇帝となり、大帝と呼ばれるまでになった女帝の人心を掌握する能力。
 国家運営が可能。
 農民たちへの弾圧等、当初望んだような結果は生まなかったが、支持を得る為の努力を惜しまなかった。

玉座の上の娼婦:A
 ライダーが自身の孫から評された異名。多くの愛人を作ったその在り方。
 男性に対しての魅了効果と魔力のパスを繋ぐ効果を持ち、多くの男性と関係を持つ程にライダーは強化されていく。
 …デメリット効果としてライダー自身の魅了耐性の低下が存在する。

大帝特権:B〜EX
 本来所有していないスキルを短期間獲得する事が出来る。
 効果は「皇帝特権」とほぼ同一のものであるが、自己申告によってスキル名が変化している。
 宝具『威光、凍える珀の玉座』の段階と本スキルのランクは連動しており、段階が上がればランクも上昇する。
 またEXランクの本スキルではピョートル大帝に倣って領土拡大に勤しんだ逸話により、
 他者を屈服させることで陣地や城塞宝具の所有権を自分に上書きする効果も含むようになる。

妖精契約:B++
 ロシアの大地に住む妖精ヴィイとの契約。
 本来、ロマノフ王朝と契約しているヴィイだが、ライダーの皇位簒奪に伴い、彼女とも契約している。
 文化・教育制度を整備し、農奴解放を訴えるなど、帝国の近代化に努めていたライダーだが、
 農民暴動と革命勢力を警戒したことで、改革に見切りをつけ、反動のように国内の引き締めを強化。
 その過程で国家の近代化から遡行するようにロマノフ王朝の旧き神秘、妖精ヴィイとの結びつきをより強めていった。
 現在は宝具『威光、凍える珀の玉座』の段階によって引き出せる能力の度合いも上昇していく形となっている。

【宝具】
『威光、凍える珀の玉座(アグラブリェーニエ・ヴェリーカヤ)』
ランク:B+ 種別:対軍・対帝宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 ライダー自らが指揮を執った皇位簒奪劇及び、その後の専制君主としての統治を象徴する宝具。
 真名解放後、パスを伝いライダーの元にあらん限りの魔力が集約し、場合によっては令呪含むマスター権すら永続的に奪取。
 このリソースをもってライダーはクレムリンなどの城塞・宮殿の召喚権といった帝政ロシアが誇るあらゆる権限を次々とアンロックしてゆく。
 際限なく続く権勢の拡大はロマノフ朝に伝わる契約精霊の掌握を最後に一旦の終結を迎えるが…

『我が凛冽に慄えよ天地(アリストークラタ・ニェーボ)』
ランク:B+ 種別:対民・精霊宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 『威光、凍える珀の玉座』の最終段階、妖精契約の完全化を迎えることで解放される絶対皇帝圏。
 「貴族の天国、農民の地獄」と形容されたライダーの統治を妖精ヴィイの魔眼で再現した宝具。『臨界・精霊眼球(ヴィイ・ヴィイ・ヴィイ!)』とも。
 ヴィイが持つ『因果律すらもねじ曲げて弱点を創出する』透視の魔眼を常時発動に切り替え、
 周囲の魔力を操作し、ライダーと彼女に与する者達に有利な環境を与え続ける。
 有利な環境を維持するべくねじ曲げられた因果、その帳尻を合わせるべくライダーの周囲以外の誰かに不利な環境を押し付ける。
 そして第一宝具によって開帳された建築群・軍事力と掛け合わせることで、
 ディストピアじみた暴圧の領域を半永久的に展開し続ける、まさに「この世の天国と地獄」たる光景が創造される。

【解説】
 ロシア・ロマノフ朝の女帝にして大帝と言われる女性。
 ドイツ生まれでピョートル3世の皇后だったがクーデターにより女帝となった。
 反ピョートル派の貴族と近衛部隊と結び、白馬にまたがり近衛連隊の制服に身を包み軍の先頭に立ったエカチェリーナ2世は、
 皇帝即位を宣言し、ピョートルに退位を迫ったのだ。
 そして国家財政の再建に努め、「大帝」と言われるようになった。

 彼女はロシア近代化の為、啓蒙専制君主としての改革を進めていたが、大農民反乱が勃発しその鎮圧後は反動的になり、農奴解放は遠のいた。
 社会改革を進めようとしていたが同時に専制君主を倒し共和政とするような革命を避けねばならなかった。
 そしてフランス革命勃発の知らせを聞くと上からの改革さえも放棄し、その治世は「貴族の天国、農民の地獄」と呼ばれる事すらある。

 また孫のニコライ1世には「玉座の上の娼婦」と呼ばれる程に多くの愛人を持っていた。

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最終更新:2024年04月07日 19:59