スシュルタ

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】スシュルタ
【性別】男性
【身長・体重】172cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
 キャスターの場合、医療行為の為の、診察室、処置室、手術室などの意味合いを持った場所であるが、
 聖人ヴィシュヴァーミトラの系譜として魔性の類を遠ざける結界の役目も果たす。

道具作成:-
 宝具『医聖なる者の腕』により、道具作成は失われている。

【固有スキル】
聖人の子:B
 諸説あるが聖人ヴィシュヴァーミトラの系譜であることを示すスキル。
 ヴィシュヴァーミトラは元クシャトリヤ(武人)のバラモン(司祭)であり、
 叙事詩『ラーマーヤナ』では大英雄ラーマに数々の武器を授けたことから同ランクの武の祝福を含む複合スキルとなっているが、
 キャスターが持ち込む数々の武器は医療器具へと形を変えており、威力を大幅に減じている。
 本人的には暴れる患者や治療を妨害する者を無力化するためのスキルであり、殺すためのスキルではないようだ。

外科手術:A
 百を超える医療器具を使用してマスター及び自己の治療が可能。
 肉体的ダメージは無論のこと、精神的ダメージまで完璧に回復させる。
 ただし死者の蘇生は出来ない。

医聖:A+
 現代にまで伝わる、外科手術の父、医聖としての存在を示すスキル。
 キャスターの場合その場にいるだけで外科手術の成功率を格段に上昇させる。

【宝具】
『医聖なる者の腕(ダンヴァンタリ・バージュー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
 キャスターが所持するあらゆる傷病を癒すための数々の医療器具と霊薬。
 それには父たるヴィシュヴァーミトラが所持していた神魔に対抗するための武器を医療器具に改造した物も含まれており、
 単純な威力自体は低下しているものの、有する神秘はかなりのもの。
 全てが使うだけで対象の病毒、呪いを消し去る効果を持つ。
 攻撃に使えば対軍規模の攻撃すら可能だが、キャスターはあくまでも基本的には「人」を治療する為の物として扱う。

【解説】
 「外科手術の父」と称されるインド古典医学の三医聖、その一人。
 生きていた年代は諸説あり、紀元前1000年から800年ごろ、紀元前6世紀ごろ、紀元後2世紀から3世紀ごろ等の説が存在する。
 インド二大古典医学書の一つ『スシュルタ・サンヒター』はスシュルタが編纂を行なったとされている。
 叙事詩『マハーバーラタ』では聖人ヴィシュヴァーミトラの息子とも伝えられる。
 また医学書ではカーシー地方の王ダンバンタリの弟子であったという話がある。

 鼻の再建手術で名を馳せ、帝王切開、白内障、整形手術、脳手術、石切り術などの難解な外科手術も手掛けていたという。
 外科手術に用いていた器具は100を超えるとも。
 また植物の根や灰などを始めとした760に及ぶ薬物や疱瘡に関する記述を著書の中に残したという。

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最終更新:2024年04月10日 05:35