【元ネタ】史実
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】ガウタミープトラ・シャータカルニ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・78kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
刹帝利殺:B
「クシャトリヤの驕傲を粉砕する」と讃えられた
アーチャーの存在そのもの。
騎士・王族など戦士階級に該当する相手に対して、強い威圧感を与える。
またそれらの敵に対し、
アーチャーの与えるダメージにボーナスが加算される。
千里眼(射手):C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
弓を射る際に極度に集中することによって、時間感覚操作を行う。
アーチャーは慌てることなく、ゆっくりと狙いを定めて射つことができる。
武の祝福:B
弓術のみならず武芸全てに秀でていることを示すスキル。
これにより
アーチャーでありながら武装として剣、槍等を持ち込むことが出来る。
諸王の王:B
異国から迫りくる軍隊を抑え、更に彼等の支配する地域を征服し広大な支配圏を獲得した
アーチャーの王権。
その身から溢れる王の中の王としての威光は敵軍の全ステータスを低下させ、
低下させた能力値分、自軍の全ステータスを向上させる。
【宝具】
『刹利を穿つ絶顛(ブラフマーストラ・エカブラマナ)』
ランク:B+ 種別:絶技宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:300人
武を以って敵対者を滅ぼし、支配によって王朝の最盛期を築いた
アーチャーが担う戦闘技法。
「
ラーマや
アルジュナといった神話の英雄に匹敵する王」と称えられた武勇が現界に際して昇華されたもの。
「唯一の弓手」とも謳われる
アーチャーが放つ弓の一射は、その破壊力から本来は対人技であるはずが
範囲効果まで付帯しており、神授の飛び道具・ブラフマーストラの如き様相を呈する。
また、
アーチャーが編み出した武技である故に担い手の性質が色濃く反映され、
騎士・王族など戦士階級に該当する相手に対して絶大な威力を誇る。
そして本来のブラフマーストラが無形の飛び道具であるように、
アーチャーのそれも空を覆う雨矢、バンカーバスターめいた貫通破壊、衝撃波の広域拡散など、
状況によって都度最適な形態で射ち分けることを純然たる技量によって可能としている。
【Weapon】
『無銘・武器群』
スキル"
武の祝福"によって持ち込んだ数々の武器。
アーチャーは主に弓を使うが剣、槍、メイス、チャクラムなど多岐に渡る武器を自在に取り扱うことが出来る。
これによって遠距離、近距離など様々な状況での戦闘が可能である。
【解説】
古代インド、サータヴァーハナ朝の王。
武勇の王であり
ラーマ、
クリシュナ、
アルジュナ、
ビーマ、ナフシャ、ジャナメージャヤなど神話の英雄に匹敵する王と称えられた。
また頌徳文においては「サータヴァーハナ家の名声を回復した人」、「クシャトリヤの自負と高慢とを粉砕せし人」、
「唯一の弓手、唯一の英雄、唯一のバラモン」などと評された。
サータヴァーハナ王家は出自がバラモンであることを誇り、またナーガ族とも血縁を持っていたとも言われる。
ただしガウタミープトラの母バラシュリーは仏教徒であり、バラモン教と仏教は共存していた。
ガウタミープトラの王位継承時にはサータヴァーハナ朝は弱体化していたと言われるが、
彼はクシャハラータ朝の王ナハパーナによって奪われていた中央インドの領域を全て奪回しクシャハラータ朝を滅ぼした。
更に西北インド方面に力を持つサカ人、ギリシア人、パルティア人に対抗し、デカン高原のほとんど全域を支配下に置く。
より多くの地域を征服したとも謳われるが、誇張が入っていると考えられている。
しかしサータヴァーハナ朝は一つの最盛期を迎え、彼は大王(マハーラージャ)、
諸王の王(ラージャラージャ)などの称号を名乗った。
最終更新:2024年04月24日 03:42