【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】クー・ロイ
【性別】男性
【身長・体重】199cm・105kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力B+ 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
置換魔術:B
フラッシュ・エア。何かを何かで置き換える魔術。
神代の魔術師でもあるライダーは魂の置換による外見の偽装や霊核の隠匿、空間の繋がりを置換することによる
空間転移など大魔術相当の御業を一工程(シングルアクション)で行使可能。
ライダーは主に自身の姿を巨人のものへと偽装する、『旋廻にて征する巨城』の内部の空間を
置換することによって回転の影響を拒絶するなどの用途でこの魔術を使用する。
投擲:B++
持ち上げられる範囲の物体を弾丸として放つ能力。
またスリングによる攻撃も扱い、複数の物体を散弾として放つことも可能。
置換魔術スキルと組み合わさることで敵のあらゆる死角となる空間へと散弾を同時に送り込み、条件さえ揃えば対軍宝具級の絶技としても発揮され得る。
直感:B
戦闘時、常に自身に最適な展開を"感じ取る"能力。
視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
ライダーはこの能力を"相手が強者か否か"を即座に判断するために使用する。
【宝具】
『旋廻にて征する巨城(カティル・コン・ロイ)』
ランク:A 種別:城塞宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:1000人
呪文を唱えることによって回転するライダーの居城。
回転によって周囲を轢き潰しながら進撃する移動城塞として運用され、
この宝具の存在によって彼はライダーのクラス適性を獲得している。
城郭・城壁は回転し続けているものの、内部の空間は魔術によって回転の影響を受けない処理がなされており、
ライダーは城内に居座ったまま、回転する城塞によって戦場を蹂躙することが出来る。
また日中は城そのものが無音化・不可視となり、夜間ではライダーの妻が使役する幻想種が
城の周囲を徘徊するなど、昼夜それぞれ異なった効果により、城は堅固かつ凶悪な攻防一体の兵器と化す。
単純な質量・強度の面においても城そのものを対象に衝突させるこの宝具は脅威であり、
この宝具を食い止めるには対城級の攻撃による城の破壊かあるいは同等以上の質量攻撃によって
城自体を食い止める必要がある。
『我が命、此処に在らず(ゼア・イズ・ハートレス)』
ランク:C+ 種別:対魂宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
ライダーを無双の勇士足らしめた不死の秘術。
その実態は卓越した置換魔術によって自らの魂を別の生物の中に隠匿するというもの。
サーヴァントとしての現界に際しては霊核を摘出・置換する宝具として扱われる。
この宝具により霊核を他の生物に置換したライダーの肉体はいかなる攻撃に受けても、
霊核が体外にあるが故に致命傷を負うことがなく、あらゆる損傷が僅かな時間と魔力により回復する。
一方で霊核を置換した生物が攻撃を受けた際には、霊核を通じて本来の肉体にダメージが発生し、
その生物ごと霊核が破壊された場合、ライダーは現界維持が不可能となる致命傷を負ってしまう。
隠匿した霊核を更に別の生物へと置換する、或いは自らの元に霊核を戻すことも可能だが、
置換魔術の性質上、移動を繰り返す度に霊核が摩耗してしまう。
【Weapon】
『無銘・断頭斧』
首斬りゲームに際してライダーが用いた巨斧。
その重量は運搬には6人の農夫を必要とし、鋭利さは「髪を切る風」と喩えられた。
『無銘・大剣』
ライダーが戦場で愛用した巨大な大剣。
幼少期から愛用しており決して血に濡らさなかったことは無いという逸話を持つ。
【解説】
アルスターサイクルに登場するマンスター王。クー・ロイ・マク・ダーリー。
その名は「平野の猟犬」を意味する。
魔術を操る強力な戦士であり、カティル・コン・ロイの呪文を唱えると回転する城に住む。
また鮭の中に自身の心臓、あるいは魂を隠す事で、不死となっていた。
『ブリクリウの饗宴』ではコナルとロイガレを前に
クー・フーリンを真の勇者と讃え、納得しない二人の為に、
巨人に変身して自分と首の刎ね合いをする勇士を求めた。
クー・フーリンだけがこの試練を乗り越え、彼が一番の勇者と認められた。
『クー・ロイの最後』ではクー・ロイはクー・フーリンの手で殺されたとされる。
クー・フーリンに思いを寄せる女性ブラートナドをクー・ロイが妻にするも、
恥辱を受けたクー・フーリンはクー・ロイの不死の秘密をブラートナドから聞き出し殺す事に成功したのだ。
最終更新:2024年07月06日 14:18