リャナンシー

【元ネタ】アイルランド伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】リャナンシー
【性別】女性
【身長・体重】165cm・24kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:-
 スキル「恋に恋してさめざめと涙」を得た代償に、狂化スキルは失われている。

恋に恋してさめざめと涙:A
 狂化の亜種スキル。
 見知らぬ誰かに対して恋に落ちやすく、振られやすい。
 しかし拒まれたとしても振り向いてもらえるまで奴隷のように従順に奉仕する。
 他者誘惑系のスキルや宝具への弱体化と引き換えに、様々な恩恵を獲得する。

【固有スキル】
芸術審美:A
 創作の霊感(インスピレーション)を授ける妖精として保持する、芸術への深い執着と造詣。
 芸能面の逸話を持つ宝具を目にした場合、超高確率で真名を看破する。
 特に詩や音楽に関連する宝具とは極めて相性がいい。

求愛のご奉仕:A
 家事・労働全般を行うスキル。
 なんでもこなすが、手段や価値基準は妖精仕様。
 従順に応じることで関心を得、晴れて恋人として結ばれる
 ───と、本人は信じているとか。

妖精眼:E
 ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。
 スキル「恋に恋してさめざめと涙」もあり恋愛脳となっているため、「眼前の者が好意を向けてきているか」程度しか分からない。

妖精杯:A
 マン島における伝承でフィッチャーという一族に与えられた水晶杯。
 幸運値を上昇させ、持ち主に繁栄を持たらす。
 小規模な願望機とも言える。
 バーサーカーから別の者に譲渡する事も可能。

【宝具】
『愛告の絃操(ラブシックネス・ラナンシー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:10人
 詩人や音楽家、芸術家に愛を求め、見返りとして詩歌や絵画などの才能を授ける芸術の精(ミューズ)としての宝具。
 爪弾けば音楽を奏でる弦となり、束ねあげれば詩や物語を記す筆となる多機能妖糸。
 創造の霊感(インスピレーション)を授ける妖精として、バーサーカーも芸術面に多彩な才能を持ち、
 妖精の糸を用いてそれらの技巧を発揮する。
 更にきめ細かい妖糸を人間の体内へと潜り込ませることで、
 他者をマリオネットのように遠隔操作することも可能。
 妖糸を送り込まれた人間はバーサーカーに操作されることで彼女の芸術的才能をその身で体現できるが、
 妖精の技能を人間の身で行使するため、肉体に多大な負荷が生じ、命を縮めることとなる。

【解説】
 アイルランドに伝わる美しい女性の姿をした妖精。名前は「妖精の恋人」という意味。
 この妖精は人間から見える事はなく、彼女が愛を向ける相手だけがその美しい姿を見ることができる。
 相手が愛を受け入れなければ奴隷のように奉仕し、愛を求める。

 リャナンシーの特徴は愛を受け入れた相手に詩や歌声の才能、インスピレーションを与えるという事。
 そしてその代償として精気、あるいは血を吸い取っていく事である。

 古代アイルランドの多くの詩人、芸術家が短命に終わったのはリャナンシーがひらめきの代償として精気を吸っていったからだと言われる。

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最終更新:2024年09月06日 04:48