【元ネタ】史実
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】ヤン3世ソビェスキ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
獅子心:B
レヒアの獅子と言われたライダーを体現したスキル。
その何物も恐れぬ勇猛さがスキル化したもの。
敵には恐怖や警戒心を呼び起こさせ、味方の士気を上昇させる。
対異教(防):A
オスマン帝国の脅威からキリスト教世界を守った英雄として保有するスキル。
キリスト教以外の信仰にルーツを持つ対象に対して特殊な防御耐性を得る。
戦略:B
戦闘ではなく、戦争における作戦立案能力。
自らの対軍・対城行動および、相手の対軍・対城行動に対処する場合に有利な補正が与えられる。
その能力は彼のオスマン帝国を敗走させた。
【宝具】
『聖都守りし光芒の盾(スキュータム・ソビエスキ)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
生前に無敵を誇ったオスマン帝国を撃退した栄誉を称え、星座の一つに「ソビエスキのたて座」 と名付けられたエピソードの具現。
たて座の星々から恩恵を得る事で自軍の守備力を向上させ、与えられるダメージをカットする。
星の盾は既に夜空に構えられているが故に、驚異的な速度で宝具の発動を可能とし、
真名解放を必要とせず、敵の不意打ちや速攻にもタイムラグを限りなくゼロにする形で対応可能。
『烈風纏う鋼鉄騎兵(フサリア・ブジャ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:300人
ライダーが率いる騎兵隊がウィーンを包囲するオスマン帝国軍に対して
中央突破を敢行したというエピソードの再現。
生前に率いた有翼重装騎兵(フサリア)という騎兵隊を呼び寄せ、敵陣へと突撃を行う。
真名解放によりたて座の星々が与える守護の力を反転させ、自軍の突破力を向上させる。
この効果を発動中は『聖都守りし光芒の盾』による守護の力を使用出来ず、
一度発動させると次の夜になるまで『聖都守りし光芒の盾』は再使用不能となる。
【解説】
ポーランドの王。在位1674年-1696年。
華々しい戦歴から国王に選挙され、当時無敵を誇ったオスマン帝国を退け、
「レヒアの獅子」と呼ばれて畏れられた英雄である。
地方の名門家に生まれ、大学を卒業した後には、兄と共に見聞を広める為に西欧へ旅立ち、多様な経験を積む。
帰国した後はポーランド・リトアニア共和国の軍に所属し、目覚ましい戦功を挙げて
瞬く間に出世し、自由選挙で圧倒的勝利を収め、王位に就いた。
当時は大洪水時代と呼ばれる戦乱によって国内は荒廃しきっており、
加えて近隣諸国との政争と大国オスマンの侵攻も脅威であり、彼の治世は苦難の連続だった。
第二次ウィーン包囲では、当時無敵を誇ったオスマン帝国を軍略によって撃退し、
ヤン3世は救国の英雄に留まらず、ヨーロッパのキリスト教世界を守った英雄として大きな名声を勝ち得た。
しかし、その後は政治的敗北が続き、17世紀の覇権国だった共和国とオスマン帝国は
共倒れすることになり、晩年は心臓発作に倒れて半隠棲状態の生活を送り、
66歳の時に何度目かの発作でなくなった。
ヤン3世はポーランドの天文学者であるヘヴェリウスの消失した観測施設の再建に協力したため、
ヘヴェリウスが制定した星座の一つはヤン3世を記念して「ソビエスキのたて座」 と名付けられた。
最終更新:2024年11月02日 07:07