デルピュネー

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】デルピュネー
【性別】女性
【身長・体重】160cm(全長240cm)・??kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 神託を受ける為の「聖域」、或いは物品の隠し場所ともなる「洞窟」「暗がり」のような特殊な陣地を形成することが可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 魔力隠蔽用のアイテムなどを作成する。

【固有スキル】
竜種:B+
 最強の幻想種たる竜種である事の証。
 キャスターは西洋における竜種のさらに源である太祖竜テュフォンと怪物の母であるエキドナの娘である。
 加えて蛇竜ピュートーンと同一視されることから半人半竜の女怪としてこのスキルを有する。

高速神言:B
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。

竜の息吹:C(A)
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
 キャスターのブレスは催眠ガスに属し、破壊力は無い代わりに強力な精神干渉を行う。
 敵であれば睡眠や混乱といった状態異常を与え、味方であればトランス状態によって集中力を向上させる等、用途は多岐に渡る。
 キャスターと同一視される蛇竜ピュートーンに由来するスキルだが、
 半人半竜の霊基のため、対人規模にまで出力が低下している。

【宝具】
『雷霆捕らえし魔境の洞(コリュキオン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:500人
 神話において太祖竜テュフォンに敗北し、雷霆と手足の腱を奪われた主神ゼウスを幽閉したという洞窟を再現する結界。
 結界内に侵入した相手の手足を任意で霊体化させ、行動を阻害した上で捕縛する。
 マスターのような第三者の介入によって手足の霊体化から脱することは容易だが、
 霊体化させる対象に限度はなく、極めて強い強制力を持つ。
 また、結界そのものが対象の回復を遅延させる効果を持つ。

『神言魔術式・窟の雷霆(コリュキオン・ケラウノス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:500人
 太祖竜テュフォンがゼウスの設計図をハックし、作り上げた破壊機構たる『汝、宙を裂く雷霆(ネガ・ケラウノス)』。
 それをゼウスから奪った腱を媒介としてキャスターでも扱える魔術に落とし込んだもの。
 ゼウスの制限がかけられた雷霆を模倣したテュフォンのそれよりも更に破壊力は低下しながら、尚も宝具として扱われる神域の大魔術。
 術式に落とし込んだが故に制御難易度、燃費の点では本来の雷霆よりも安定した運用ができるようになっている。

【解説】
 ギリシャ神話に登場する上半身が人、下半身が蛇もしくは竜の姿をした女怪。
 怪物エキドナと太祖竜テュフォンの間に生まれた子供とされ、テュフォンがゼウスに勝利した際に、
 ゼウスの手足の腱を奪い、コリュキオンと呼ばれる洞窟に隠した。
 この洞窟の番人をしていたのがデルピュネーだとされる。
 しかし、ヘルメスとパーンに騙されて、ゼウスの腱を奪われ、結果テュフォンは回復したゼウスと再戦し敗北した。
 一説にはデルピュネーはデルポイの語源とされ、神託所では大地母神をデルピュネーと呼んで崇めていた、
 ピュートーンの前に神託所の番人をしていた、巫女の一人であり、アポロンが神託所を手中に置くため
 デルピュネーを殺害したといった多くの説が語られるなど、デルポイの神託所との関わりが深い。

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最終更新:2025年01月03日 15:39