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『尊厳王』フィリップII世

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】『尊厳王』フィリップII世
【性別】男性
【身長・体重】190cm・92kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
尊厳王:A
 初代ローマ皇帝アウグストゥス(尊厳ある者)に因んだアーチャーの異名がスキルと化したもの。
 王権の体現者として振る舞い、正義は我にありと声高に叫ぶ精神・肉体の絶対性。
 正義の名のもとに味方の士気を向上させ、反対に敵軍の士気を低下させる。
 また精神干渉への耐性としても働き、アーチャーは常に冷静に計略を張り巡らす。

扇動:B+
 数多くの大衆・市民を導く言葉を身振りの習得。
 特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。
 スキル『尊厳王』との併用により、時として他国の王族すら扇動し、王位簒奪の謀反を誘発する。

不偏の精神:A
 何事にも入れ込まず一歩引いた所から周囲を観察し、柔軟に最適解を導く。
 信仰を同じくする相手でも、共に戦った戦友であっても肩入れする事無く、自陣営の利を取りに行く。
 沈着冷静スキルに近しいスキルではあるが、他者と同じ熱狂を抱けないというある種の孤独を示してもいる。

【宝具】
『巴里よ沈むことなかれ(オーサント・デ・フィリップ・オーギュスト)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:600人
 アーチャーがイギリス軍の侵入からパリを護るために建造したパリ最初の城壁。
 この城壁にはアーチャーが生前使用していたカタパルト等の兵器が融合した状態になっており、
 防壁として使用すると同時に遠距離攻撃を行う事ができる。
 なお、融合している兵器単体で呼び出す事も可能であり、そうした場合は魔力消費も極めて少ない。
 また兵器の配置、城壁の構成もある程度融通が利き、一点に集中させる形での攻撃、防御を行える。
 現実主義のアーチャーに相応しい攻防に長けた堅実を極める宝具であるが、
 それ故に獅子心王のような幻想・神秘の領域に踏み込んだ武力に対して一歩及ばぬ時もある。

【解説】
 中世フランス王国カペー王朝の国王。
 フランス王国最初の偉大な王と評価され、初代ローマ皇帝アウグストゥス(尊厳ある者)にちなんで
 尊厳王(オーギュスト)と称される。

 父王の崩御によりわずか15歳で王に即位し、程なくして摂政であった舅達を抑え、親政を開始した。
 前王時代から続くイングランドのプランタジネット家との抗争を最大の問題と捉え、
 ヘンリー2世とその息子達が不仲なことを利用する方策を取る。
 イングランドの王子ジェフリーと親しくなり、ジェフリーが馬上槍試合で死去すると、
 今度はジェフリーの兄である後の「獅子心王」リチャードと親交を結ぶ。
 リチャードに父王への謀反を起こさせ、ヘンリー2世を死に追いやることに成功する。
 しかし、跡を継いだリチャードI世もまた手強い相手であった。
 当初は友好関係を継続し、第3回十字軍にも共に参加した両王だったが、
 現実主義者であったフィリップは十字軍に情熱を持てずリチャードと互いに反目し合った。
 フィリップは病気を理由に十字軍から離脱してフランスに帰国すると、
 リチャードの弟・ジョンの王位簒奪を扇動した。
 その後、リチャードを嫌う神聖ローマ帝国のハインリヒ6世に働きかけ彼を捕らえるも、
 リチャードは莫大な身代金を支払うことで解放され、イングランドに帰国。
 戦上手なリチャードはジョンを屈服させ、フィリップ自身も度々敗北を喫した。
 しかし、リチャードが戦死するとジョンが正式に王となると再び彼を圧倒し、
 プランタジネット家の大陸領土その殆どを奪い取った。

 内政においても都市の育成やパリの整備、パリ大学の設立などにより民衆の支持を得て、
 フランス国民としての統一意識を高め、以降1世紀にわたる欧州におけるフランスの優位を確立した。
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最終更新:2026年05月16日 18:37