【元ネタ】日本伝承
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】大口真神
【性別】雄
【身長・体重】167cm・???kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
騎乗:EX
あらゆる乗騎を乗りこなす…というよりもライダー自身が乗騎である。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性の有無。
元々は御山に棲む一匹の獣に過ぎなかったが、神としての名を与えられ、人々に畏怖と共に信仰された。
現代で日本狼は絶滅してしまったが、今なおその信仰は途絶えていない。
獣神のカリスマ:A
神として崇められた獣が有するカリスマ。
動物会話を含む複合スキルであり、自分より格下の生物に対する統率力が向上する。
元々群れを率いる狼であるライダーとは相性の良いスキル。
守護の獣:A
善人を守護するライダー自体を指す。
善性の存在を守護する際、己の能力を上げる。
野獣の論理:A
獣が故の戦闘思考。
搦め手は使えないが、迅速に相手を殺害するための思考速度が高速化する。
また人間の善性悪性を本能的に見抜き、悪を屠る。
【宝具】
『大口真神(おおぐちまかみ)』
ランク:A 種別:対魔宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:1000人
ライダーの魔物除け、火難除け信仰の神としての性質を表す宝具。
伝承によればかつて
日本武尊が大鹿の姿で顕現した邪神を倒した際、邪神の呪いによって山火事に襲われ、
そこにライダーが現れ日本武尊を助け、『大口真神』と名付けられたという。
その遠吠えは魔を祓う効果を持ち、近距離であれば局地的な山火事をも鎮める物理的な衝撃波(ソニックブーム)となって魔性や魔術を薙ぎ払い、
遠距離であってもその声を聞いた魔性は本能的な畏怖を覚える。
【解説】
現在は絶滅してしまった日本狼が神格化したもの。別名・真神。
大口は大きな口をしているという意味で、真神にかかる枕詞。大口真神は古来より聖獣として崇拝された。
大和国にある飛鳥の真神原の老狼は、大勢の人間を食べてきた。
その獰猛さから神格化され、猪や鹿から作物を守護するものとされた。
人語を理解し、人間の性質を見分ける力を有し、善人を守護し、悪人を罰するものと信仰された。
また東征のとき、山火事に襲われた日本武尊が何処からともなく現われた巨犬に助けられたことから、火難除けの守護神ともされている。
盗難や火難から守る力が強いとされ絵馬などにも描かれてきた。
しかし時代が流れ、同じ狼犬神信仰の系統である犬神憑きとの同一視や、人間が山地まで生活圏を広げると、狼は人と家畜を襲うものだという認識が広まった。
そして狼の数が減っていくにしたがって、真神の神聖さは地に落ちていったという。
最終更新:2025年01月10日 23:26