【元ネタ】史実など
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】フランチェスコ・バラッカ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・76kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
騎乗:B+
乗り物を乗りこなす能力。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗りこなすことが出来る。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
【固有スキル】
紋章の馬:EX
ライダーがイタリア空軍のエースパイロットの仲間入りを果たした結果、
その証として「跳ね馬」の紋章が彼の機体に描かれるようになったと言われている。
それは自動車メーカーのエンブレムなどにも転じ、結果として最も多くの人間に
認知される馬の意匠の一つとなっている。
その知名度、認知度に基づく存在強度。
軍馬や馬車を駆る時代を終えて尚、兵器や移動・運送手段、或いは財産の象徴として、
形を変えて人類文明と密接に関わるのが馬というものだ。
戦闘機動(航空):A
騎乗状態での戦闘に習熟している。
騎乗状態、特に戦闘機での攻撃判定及びダメージにプラスボーナス。
騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットが存在する。
魔力放出(跳躍):B
宝具『跳躍せよ、駿馬の紋』によって付与されたスキル。
魔力によるジェット噴射は、肉体ではなくライダーが駆る騎乗物の制御に用いられる。
魔力を放出することで爆発的に機動性を上昇させ、総合的な攻撃力を底上げする。
撃墜王:C
数多く敵機を撃墜し、戦果と共に名を挙げたエースパイロットの証明。
空中戦闘時の判定にランクに応じたボーナスを獲得し、撃破数に応じてステータスが上昇する。
イタリア人の撃墜数では第一位の記録を持ちながらも、彼は騎士道精神を重んじる空の騎士であった。
【宝具】
『跳躍せよ、駿馬の紋(カヴァリーノ・ランパンテ)』
ランク:C+ 種別:対人~対軍宝具 レンジ:3~80 最大捕捉:300人
英霊となったライダーの騎乗物であり、騎馬から戦闘機へ戦いの場を移した彼の生前、
及び愛機に刻んだ跳ね馬の紋章が後世にて、自動車メーカーのエンブレムに用いられた事績に由来する宝具。
通常時は強壮な馬の姿を取っているが、ライダーの意思一つで彼が生前に操縦した
ニューポールやスパッドといった複葉戦闘機や、跳ね馬の紋章を冠せられた様々な自動車へと変化。
形状に応じた攻撃で敵陣へと攻め込む。
【解説】
第一次世界大戦におけるイタリア空軍のエース・パイロット。
イタリア人貴族エンリコ・バラッカ伯爵の子息として生まれ、陸軍士官学校を卒業したバラッカは
初めは騎兵将校を務めたが、後に航空機に興味を抱いた事から隣国フランスへ渡り、
飛行機乗りになるための訓練を受け、フランスから帰国した後に航空隊に転籍した。
帰国と同年には伊土戦争(イタリア=トルコ戦争)にて初陣を飾った。
第一次世界大戦が勃発すると、バラッカは赴任先のパリで母国イタリアが連合国側として
参戦したとの報を聞かされ、直ちに先任将校として前線に派遣された。
偵察部隊に配属されたバラッカは初戦果として敵偵察機を不時着させ、
更に4機を新たに撃墜したバラッカはエース・パイロットの仲間入りを果たした。
その後もバラッカは撃墜を重ね、第一次世界大戦におけるイタリア軍パイロットでは
トップの戦績を残し、「撃墜王」と称された。
バラッカの最期は機銃掃射による対地攻撃を行っていた際にオーストリア陸軍の対空砲火を浴び、
致命的な損害を受けたバラッカの機体は山付近に墜落・炎上した。
数日後、バラッカの遺体が炎上する機体と共に発見され、公式にその戦死が発表された。
バラッカはエースパイロットとして「跳ね馬(カヴァリーノ・ランパンテ)」のマークを機体に描いた。
バラッカの撃墜数が増える度に著名となっていったこのエンブレムはバラッカ亡き後、
彼の母親によりアルファロメオのドライバーとして初優勝したエンツォ・フェラーリに授けられた。
これが後の自動車メーカー「フェラーリ」のエンブレムとされたという。
最終更新:2025年01月20日 18:00