パリカー

【元ネタ】ペルシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】パリカー(ドゥズヤールヤー/クナンサティー/ムーシュ)
【性別】女性
【身長・体重】162cm・49kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば、発見は極めて困難。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
 パリカー式集団戦闘により複数騎での行動が可能なアサシンとは相性の良いスキルとなっている。

【固有スキル】
パリカー式集団戦闘:B
 複数騎のパリカーで行う本格的集団戦闘、その高度な技術。
 流星に騎乗して空を舞う編隊飛行が如き様式が特徴であり、
 各個体が前衛と後衛を巧みに切り替えることで敵を翻弄する。
 今回の霊基そのものは最も有名な三個体のいずれかであるが、その戦闘行動には必ず、
 更に複数騎の無名パリカーがサポート役に回ることで集団戦闘の状況を成立させる。
 この追加召喚されるパリカーたちは、常時発動型の宝具の一種という扱いらしい。

ダエーワ:B
 ゾロアスター教における悪神もしくは悪魔の総称。
 ゾロアスターの宗教改革により、インドにおける善神(ディーヴァ)が反転した存在であるとも。
 パリカーは天恵を奪う悪魔であるとされ、主にゾロアスター教において強大な魔女として描写される。
 対魔書ヴェンディダードにおいては、大英雄ガルシャースプや救世主ザラスシュトラに退治されたとも。
 相応のランクの神性と魔王の複合スキル。

ファム・ファタール(偽):A
 狙い定めたターゲットを籠絡し、悪の道に誘うことを可能とするスキル。
 英雄を惑わす手練手管の腕前を示すものであり、フェロモン、呪術、宿命の神敵などの複合スキルである。
 後に魔女や娼婦を指す言葉にもなったパリカー全員が保有する能力であり、
 特に大英雄クルサースパ(ガルシャースプ)を堕落させんとした誘惑の魔女・クナンサティーによる魅了効果は非常に強力……の筈だが、
 そのクルサースパには通じなかったのか逆に退治されてしまったという。

貪欲の鼠:A
 あらゆる物に襲い掛かり貪る狂暴な鼠を使い魔として召喚するスキル。
 鼠の魔女たるムーシュが召喚する鼠たちは非常に強力。

【宝具】
『凶年の流星雨(アパオシャ・メテオドライブ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~60 最大捕捉:300人
 慈雨の善神・ティシュトリヤと敵対した凶年の魔女・ドゥズヤールヤーをはじめとする魔女の悪行が昇華した宝具。
 アサシンに指揮された複数騎の無名パリカー達によってなされる流星群。
 急降下する流星は宙から堕ちる隕石となって、敵陣に雨の如く降り注ぐ。
 善神の敵対者として善性への特攻、慈雨を遮り凶作をもたらす者として加護や回復を阻害する効果を持つ。

【解説】
 パリカーはゾロアスター教に伝わる魔女の総称。流星に乗って地上に降りるとされる。
 その数は流れ星のように多いとされ、悪事を働く存在として恐れられた。
 代表的なパリカーには凶年を意味する名を持つ「ドゥズヤールヤー」、
 英雄クルサースパを惑わした「クナンサティー」、そして「ムーシュ」が名高い。
 元々は女悪魔として扱われたが、時代と共に魔女、呪術師、売春婦を指す言葉に変化。
 ゾロアスター教では降雨を司る善神ティシュトリヤと敵対し、雨を遮るとされる。
 パリカーは悪の象徴として様々な凶事を引き起こすと信じられていた。
 特にドゥズヤールヤーは凶作や災害を招く存在として知られ、
 クナンサティーは誘惑の力で英雄を惑わし、ムーシュもまた悪意ある行動で
 知られたパリカーの一人である。

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最終更新:2025年05月27日 18:00