【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】ヒュラス
【性別】男性
【身長・体重】167cm・54kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:EX
世界そのものと同化。攻撃に転じる瞬間だけA+になる。
ニンフによって拐かされたアサシンは
ヘラクレスによる発見を恐れられ、
その身を木霊に変えられたという。
大英雄さえ発見することが出来なかったという脅威の隠密性を誇るが、
アサシン自身にも制御が効かないという難点を持つ。
【固有スキル】
水精の加護:A+++
アサシンを拐かしたニンフの寵愛を受けており、このランクでは加護という名の呪いである。
水上を走ることが出来る他、水中でも永遠に活動することができる。
また水を用いた攻撃への耐性としても働く。
さらに水辺や水中では各種能力が向上するが、一度水に近づいてしまうとその場から離れる事が困難となる。
男神の寵愛:B-
後に神の座に至る半神ヘラクレスからの寵愛を受けている。
魔力と幸運を除く全ステータスがランクアップする。
ただし、『気配遮断』および『水精の加護』スキル発動中はヘラクレスの寵愛を受けられなくなる。
紅顔の美少年:A
人だけでなく人外をも惹き付ける美少年としての性質。
男女を問わず強力な魅了の魔術的効果として働くが、
対魔力や対精神干渉系スキルで回避可能。
ただし、現在は『気配遮断』によって能力を発揮できない。
弓人の血脈:B
ギリシャ一の狩人である『
三星の弓人』
オリオンを先祖に持つアサシンの血統を示すスキル。
また大英雄ヘラクレスの従者として弓矢持ちを務めたとされる。
【宝具】
『託・射殺す百頭(ナインライブス・オルコス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:100頭
大英雄ヘラクレスが所有する中で、彼が最も信頼した宝具。不死身の九頭蛇・ヒュドラを滅ぼした弓矢。
ヘラクレスの弓持ちを務めたアサシンも一時的にこの弓を預かっていたため、宝具として保有している。
弓から発せられる攻撃が重なるほどの神速で行われる九連射。
アサシンは本来の担い手ではないが、ヘラクレスの従者として幾度となくその真髄を目にした経験と、
ギリシャ一の狩人の血統からこの弓を扱うことを可能としている。
また、弓矢そのものが有するヒュドラ退治の逸話と
狩人の血統を励起させたアサシン自身で合わせて二重の幻想種特攻を有する。
【解説】
ギリシャ神話に登場する英雄。アルゴノーツの一員であり、ヘラクレスの従者を務めていた。
ドリュオプス人の王・テイオダマスと狩人オリオンの娘にしてニンフであるメノディケーの子として生まれる。
ヘラクレスがドリュオプス人たちが非道であったため、その王であるテイオダマスを殺した際に
テイオダマスの館からまだ幼かったヒュラスを攫い、従者として育てた。
ヒュラスは優れた従者に成長し、ヘラクレスの弓矢持ちも務めたという。
ヘラクレスがアルゴー号に乗船した際に、ヒュラスもそれに従い、アルゴノーツに参加した。
しかし、アルゴー号がキアノスという地に停泊した際に悲劇が起きる。
ヘラクレスが森に木を伐りに行く間に、ヒュラスは近くの泉に水を汲みに行った。
折り悪く、そのタイミングはニンフたちが歌舞団を作ってアルテミスを祭るときであり、
ヒュラスが向かった泉はニンフが水底から水面に上がって来るところだった。
そして、ヒュラスの姿を見たニンフたちは彼の美しさに魅了され、水を汲もうとしたヒュラスを水底に引き込んでしまった。
ヒュラスは驚いて仲間達に助けを求めたが、駆けつけた仲間もヒュラスを発見できず、
ヘラクレスにそのことを伝えると、彼もまた仲間と共にヒュラスを探すが、ついぞ見つかることはなかった。
その頃、アルゴー号は待っていた風が吹いたため、ヘラクレスの不在に気づかず出港してしまった。
ヒュラスは水底でニンフたちの夫となったが、それを知らないヘラクレスは土地の人々を脅して
彼を探し続けるように約束させ、徒歩でコルキスに向かい、アルゴノーツと合流しようとしたという。
一説にはヒュラスはヘラクレスに発見されることを恐れたニンフ達によってその身を木霊に変えられたとされる。
最終更新:2025年06月26日 03:06